アルザス・リヨン旅行1日目(9/20) その1

今回も毎度おなじみのトルコ航空利用だったので、帰宅後シャワーを浴びて最後の荷造りを済ませ、出発。去年の旅行でコーティングのゴムが取れたスーツケースの車輪は、修理に出すと結構なお値段がしそうだったので、このページを参考に自分で修理したのですが、快調に転がってくれて安心しました。今年もまずなんばまで出て、そこから関空トク割 ラピートきっぷで関空へと向かいます。どうせ早く行っても時間をもてあますと思い、去年より1本遅い20:30発のラピートに乗り、関空には21:09着。予想通り保安検査場や税関はがらがらだったので、おそらく史上最速の約20分で搭乗ゲートに到着できました。


↑関空北ウイングに駐機中の、これから乗り込むトルコ航空の機体。

その後すぐ搭乗が始まり、21:50には機内の自席へ。定刻は22:30でしたが15分早発になっていたので、ほどなく機体が動き出しました。私の周りには日本人団体ツアー客が座っていたので、ツアーコンダクターの人が時々説明にきたりしてにぎやかです。風向きの関係か、機体は一度空港の南端まで向かい、北向きにテイクオフ。
今回はウェルカムドリンクはなく、おなじみの一口菓子(ロクムという名前だそうで、ゆべしに似た感じ)が配られたあと、すぐに一回目の機内食が出てきました。去年より30分近く早く出てきてくれたのは本当にありがたい。


↑1回目の機内食。今回メインディッシュは魚かベジタリアンメニューしかなかったので、鱈のグリルを選びました。もちろんワインは白にしましたが、これはトルコ産のワインっぽかったです。

鱈はすごく薄味だったので、塩こしょうを足して食べましたが、やはりあっさりした味でした。ワインは辛口で、料理に良く合う感じ。そして食後に紅茶をもらい、消灯を待ちきれずに耳栓とアイマスクを装備して就寝体勢に。気付いたらカップは回収され、ペットボトルのミネラルウォーターが配られていました。しかし今回はなかなか寝付けず、結局2時半を過ぎてようやく就寝。

到着1時間半前ぐらいに、2回目の機内食が出てきました。


↑2回目の機内食はほうれん草のオムレツとチーズトースト。メニューには書いてなかったのですが、大好きなサワーチェリージュースもちゃんとありました。

食後にはホットコーヒーをもらい、定刻より約30分ほど早い5時ちょっと過ぎにイスタンブール・アタテュルク国際空港に到着。でも駐機場に着いたときには5時半近くになっていたので、1時間近く早く到着した去年と比べると、だいぶゆっくりとした到着でした。しかし早く着きすぎても結局乗り継ぎ便を待つ時間が長くなるだけなので、これで良いのです。今回も沖止めなのでバスでターミナルビルへと移動しないといけないのですが、最初来たバスに乗客が乗り切れなかったので、次のバスを待つ間機体を撮影することに。


↑沖止めされている機体。関空からの到着便はいつも沖止めなのでしょうか。

バスに乗り、途中整備場の前を通ってターミナルビルへ。乗り継ぎゲートにはすでに長蛇の列が出来ていて、しばらく待たされます。これまでは大丈夫だったのに、なぜか今年は靴がセキュリティーチェックに引っかかり、靴だけX線検査機にかけられ裸足で金属探知機を通りました。乗り継ぎ便は8:20発だったので、それまでKindleで本を読んだり、売店を冷やかしたりして過ごします。いつも大体機体後方に座席を取るのですが、今回は前方に取ってみたところ、エコノミー席の最前列でした。おかげでボーディングブリッジが外されるところが見えたりして、とてもおもしろかったです。

結局定刻より20分ほど遅れて出発。前方の席だったので、エンジン音が結構うるさかったです。しばらくすると機内食が出てきました。


↑乗り継ぎ便の機内食。スクランブルエッグとチーズトースト、チキンソーセージと焼きトマトというオーソドックスな朝食でした。レモネードが飲みたかったのですが有料?っぽかったので再びサワーチェリージュースを飲みます。

途中、去年立ち寄ったザルツブルクの上空を通ったので、見覚えのある街並みがちらっと見えました。結局定刻より10分弱遅れて、10時半頃にドイツ・シュトゥットガルトに到着。ここもまた沖止めで、バスで移動することに。


↑シュトゥットガルト空港に沖止め中の機体。

ターミナルビルに入るとすぐに入国審査があり、ドイツらしく滞在目的と日数、行き先などをいろいろ聞かれます。その後バゲージピックアップに向かいましたが、なかなか自分のスーツケースが出てこないのでちょっとやきもきしてしまいました。幸いスーツケースはその後ちゃんと出てきたので、荷物を詰め替えたりして空港の外へ。ここからSバーンで一旦シュトゥットガルト中央駅に向かうつもりだったのですが、駅がどこにあるのかわからなくて一瞬戸惑ってしまいます。結局駅は地下にあることがわかったので、エスカレーターを下りて停車中の列車に乗り込みました。すでに切符は日本で購入済なので、あとは発車を待つだけです。
列車はしばらく郊外を走り、30分ほどでシュトゥットガルト中央駅に到着。ここもまた地下ホームになっていました。


↑Sバーンの車内と外観。液晶案内盤も付いて真新しい車両でした。割と長編成でしたが、私の乗った区間は乗客もまばらだったので、ここから先の区間では増えるのでしょうか。


↑シュトゥットガルト中央駅の構内。重厚ですが外光が差し込んで明るい雰囲気。


↑外観。おや、あの右上にあるモニュメントは・・・?


↑そう、駅舎上部で誇らしげに回っているのは、まぎれもなくメルセデス・ベンツのマークです。ここシュトゥットガルトはダイムラー社の本社があることから、付けられたようですね。


↑このように遠目で見てもよく目立ちます。

乗り換え列車までまだ時間があるので、せっかくだしビールぐらい飲んでいこうと思ったのですが、駅の近くでは良い店がなかったので、街の中心部まで歩くことに。宮殿広場近くにお店を見つけたので、そこで飲んでいくことにします。


↑宮殿広場に建つケーニヒス・バウという商業施設。とても立派な外観です。


↑Carls Brauhausというお店で、Sanwaldという醸造所のヴァイツェンを注文。時間があんまりないので先にお会計を済ませて飲みましたが、やはり本場のヴァイツェンはうまい!2.9ユーロでした。

列車の発車時刻が近づいていたので、中央駅へと戻ります。地上ホームはどうやら改装中のようで、至る所で工事をしていました。


↑このようにホームには仮設感が漂っていました。


↑これから乗るTGV9574 パリ行きの案内盤と車両。客車は8両編成と短いですが、全車2階建て車両です。

私の座席は一番前の車両の2階席でした。天井が低くてスーツケースが荷棚に乗らないので、デッキにある荷物置き場に置いて念のため鍵をかけておくことに。12:55発予定でしたが、2分ほど遅れて列車は出発します。また座席は進行方向と逆向きで、途中で気持ち悪くなってきてしまいました。発車後すぐに車内検札がやってきて、私の前に座っていた男性はずいぶんともめていましたが、私はあっさりと終了。13:30にカールスルーエに到着し、乗客がたくさん乗ってきます。そして国境を越え、定刻の14:11にストラスブールに到着。この列車はこのあとパリまでノンストップのようですが、私はここで下車します。


↑ストラスブール駅のホーム。歴史を感じるアーチ状の駅です。


↑しかし一歩ホームの外に出るとその印象は一変します。駅舎を覆うようにアーチ状の透明な構造物が作られており、近未来感ありあり。

ストラスブールは国境の街ということもあるのか、駅構内には軍人っぽい人たちが銃を持って歩いていたりして、ちょっとびっくり。駅ではまず観光案内所に行ってストラスブール・パスという、博物館等が割引になるパスを買おうと思ったのですが、買いに行くとまずフランス語と英語、どちらで説明するか聞かれたので、迷わず英語を選択。するとどうやらこの週末はユネスコのなにかイベントの関係で博物館は元々フリーパスになってるので、買うのはやめた方がいいとのことでした。それなら買う必要はなさそうだったので、お礼を言って観光案内所を後にし、まずは今日泊まるホテルへと向かうことにします。


↑外から見るとかっこよすぎて、もはや駅には見えません。


↑駅前の風景。天気が心配だったのですが幸い晴れてくれたので、このとおり素敵な景色を楽しめました。

ホテルはトラムの電停近くだったのですが、大した距離でもなかったので軌道敷沿いに歩いて行くことにします。ホテルはすぐに見つかりましたが、とても賑やかな広場に面していたので、夜うるさくて寝られなかったらどうしようとちょっと不安になりました。


↑ホテルの面するクレベール広場。多くの人で賑わっていました。

フロントは感じの良いおばあさんでしたが、少し英語は苦手な様子。それでも問題なくチェックインを済ませ、ドアを手で開ける式のエレベータに乗って最上階へ。天井裏のような感じでトイレは梁がむきだしになっていましたが、最近改装されたようでこぎれいな部屋でした。

このあとストラスブール観光へと出かけるのですが、それはまた次回。

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