2013年6月29日

    PLANEX MZK-1200DHPをアクセスポイントモードで使用する

    PLANEXから今月発売開始になったばかりの802.11ac対応無線LANルータ MZK-1200DHPですが、他社の11ac対応製品が軒並み1万円以上する中、866Mbpsまでの対応ながら実売6000円前後というコスパの良さで、好調な滑り出しのようです。我が家もこれまで無線LAN環境が11aまでしか対応していなかったため、11ac対応のスマホを購入したことをきっかけに買い換えを検討していたのですが、値段につられて導入してみることにしました。

    素人志向と銘打って、簡単設定を売りにしている当製品ですが、我が家はNTTのフレッツ光プレミアムを使用しており、CTU装置にルータ機能が内蔵されているため、ルータモードではなく、アクセスポイントモードに設定しなければなりません。製品自体に切替スイッチの類はついていないため、まずは設定画面に入る必要があります。

    設定画面に入るには、まずPCと当製品のLANポートをLANケーブルで直接接続し、ブラウザから「192.168.111.1」に入ります。
    ユーザー名:admin、パスワード:passwordでログインすると設定画面があらわれますので、右上の「ステータス詳細」から「詳細設定モード」へ。
    まず、動作モード設定で動作モードを「AP」にして適用。
    再起動の後、TCP/IP設定-LANで、DHCPを「client」にしておきます。
    (2013.7.14追記)ファームウェアv1.19で、APモードだとDHCPを設定できなくなっているようです。
    無線LAN-セキュリティのプレシェアードキーも、必要に応じて変更。

    設定の後、LANケーブル等をLANポートにつなぎ(WANポートは使わない)、準備は完了です。これ以降設定画面に入るには、CTUのDHCPサーバが当製品に払い出したIPアドレスにアクセスする必要があります。

    というわけで、アクセスポイントモードとして使うには、少々設定が煩雑かもしれません。設定してしまえばあとは非常に快適なので、今後の改善に期待です。