アルザス・リヨン旅行7日目(9/26) その2

昼食を取った後、歩いてベルクール広場を経由し新市街へと向かうことにします。


↑ベルクール広場の北側から。


↑旧市街の東側、ローヌ川沿いに建つリヨン市立病院。現在は病院としての機能は他に移っているようです。


↑ローヌ川を渡ると新市街に入ります。

新市街に入り、リヨン・パールデュー駅方面に歩いていきます。このあたりはイスラム系の人が多く、お店もそういう人向けのものがちらほらありました。あとオーダーメードの服屋も結構目立ちました。
しばらく歩いてようやくパールデュー駅前に到着したので、駅前の大きなショッピングモールに入ります。


↑パールデュー駅近くは高層ビルが立ち並んでいました。このあたりは行政機関の建物が多いようです。

ショッピングモールはカルフールが核テナントとなっていてかなり広く、フードコートも充実していました。売り場をいろいろと冷やかしてみたのですが、文房具売り場ではフリクションボールが大々的に売られていて、ほんとに大ヒット商品になっているんだなあと実感。ただ日本で買うよりは高かったので、お土産にはRHODIAのメモ帳を買いました。
その後お酒売り場も見て回りましたが、日本のビールはアサヒもキリンもそろっていますし、日本酒もアメリカ産、梅酒もイタリア産なんてものがあったりして、とても面白かったです。ほかにもアジアの食事に合うという触れ込みの白ワインもありました。

ショッピングモールを出た後は、夕食を食べる予定のレストランの下見に行くことに。


↑パールデュー駅ができる前、その北側にかつて存在したブロットー(Brotteaux)駅。その駅舎が現在でも残されています。


↑今夜立ち寄る予定のレストラン「l’Est」も、そんな旧駅舎を利用した建物にありました。

まだ予約の時間はだいぶ先だったので、一旦ホテルに戻ることに。ホテル最寄りにも市場っぽい建物があることに気づきましたが、ここはどうやら営業していないようです。ホテルのフロントで鍵を受け取ると、翌日チェックアウトの予定だったのですが、先に会計するように言われたので、カードで支払いを済ませて部屋へ。まだ頭痛が収まらなかったので、少し休んでから再び夕食を食べに出発します。

さっきと同じようにバスで行こうとしたのですが、運悪くバスが出たところだったので、地下鉄に乗っていくことに。地下鉄B線もA線と同じく、ゴムタイヤを履いた3両編成でした。お店に入り予約している旨を伝えたのですが、店内は19時なのにまだがらがらで、キッチンを取り囲むカウンター席に通されたのですが、しばらくぼっちの状態が続きました。ここはあのポール・ボキューズがプロデュースするセカンドラインのレストランで、リヨン市内にそれぞれ方角を店名にした4店があります。ここl’Estは「東」という意味で、その名のとおりフランス料理に東洋料理のエッセンスを加えた料理が特徴になっているようです。
とりあえず前菜、日替わりのメイン、デザートがセットになった26.6ユーロの定食を頼み、ワインを飲みながら到着を待ちます。


↑マコン・ヴィラージュの白を飲みながらカウンター内のキッチンを眺めながら料理を待ちます。注文が通るたびにOui!とスタッフ全員が答えているのが、すごくかっこいい!


↑前菜のTarte Savoyarde au Beaufort。サヴォワ地方ボーフォールチーズのタルト、でしょうか。素直においしい味。


↑Suprême de Pintade Rôti, Nouilles Chinoise aux légumes。ホロホロ鳥のロースト、中華風麺と野菜添え(だと思います)。中華風ってなんだろうと思ってたら、まさかの焼きそば登場でびっくりしました。味は悪くはなかったですが、日本の地鶏のほうがおいしいかな。赤ワインはコート・デュ・ローヌのクローズ・エルミタージュのものです。


↑古い駅舎をレストランにしているというコンセプトのため、店内の天井を一定時間おきに鉄道模型が走っていきます。これが見たいのもあってここを選んだのですが、なかなか面白かったです。鉄道に関する記述もあちこちにあり、日本の新幹線のことも書いてありました。


↑まだワインが残っていたので、デザートはチーズにしました。これは昨日も食べたサン・マルセランですね。

このころになるとお客さんが増えてきて、店内があわただしくなってきました。ちょうど目の前にデザート担当のシェフが二人いたので、そのやりとりを眺めているのがとても面白かったです。しかしオーダーを受けたワッフルがなかなか出せずに保温器に入れていたり、私が頼んだカフェ・ノワゼットも冷め倒した状態で出てきたり、サービス的には正直微妙でした。お会計も頼んでいるのに全然やって来ず、まあいいかと思いながらのんびり待つことに。結局30分ほど待ってようやくマネージャーっぽい女性がお会計を持ってきました。やはりここでも私がシェフなのか聞かれ、最初は中国語であいさつされたので、日本人だというと「こんにちは」と片言のあいさつをしてくれました。40.5ユーロのお会計を済ませ、店を出るころには店内は大盛況でした。ちょっと店内が回ってないような気はしなくもなかったですが・・・。


↑ブロットー駅旧駅舎は、夜にはライトアップされて綺麗でした。

帰りも地下鉄で帰ろうとしたのですが、ちょっと待たないといけないようだったので、C3系統のバス乗り場に行ってみると、うまいことバスが来てくれたので、すぐに帰ることができました。ホテルに戻り、フロントマンに今日のレストランも予約してくれたお礼を言おうと思ったのですが、違う人に代わっていたのでお礼を言いそびれてしまいました。

いよいよ明日が旅行最終日で、いろいろとお土産を買いに行くのですが、それはまた次回。

アルザス・リヨン旅行7日目(9/26) その1

7時に目覚ましをセットしていたのですが頭が痛くて起きられず、薬を飲んでもう少し横になります。でもあんまり良くならないので朝食を食べてごろごろしていたら、ホテルを出る頃には10時前になっていました。しんどいのでブレス鶏で有名なブール・カン・ブレスに行く予定は取りやめて、今日も市内を観光することに。


↑ホテルを出てすぐ近くにかかる歩行者専用橋。渡った先にサン・ポール教会があります。


↑サン・ポール教会のすぐ横にあるフランス国鉄のサン・ポール駅。


↑ホームに停車するTER。ここは近郊ローカル線のみの発着となっていて、本数が少ないのでホームは閑散としていました。それにしても、ローカル線の割に止まっている車両が真新しいものばかりですごい。

サン・ポール駅前からトロリーバスに乗り、昨日も前を通りかかったリヨン中央市場へ。ここは食材のお店以外にビストロやレストランも充実していて、地元の人より観光客向けなのかなという雰囲気でした。


↑リヨン中央市場内の様子。鶏肉などは日本と違って一羽丸ごと尾頭付き(?)で売られていて、初めて見るとギョッとします。

市場を出て再びトロリーバスに乗り、サン・ポール駅前まで戻って旧市街をうろうろすることに。


↑リヨンのトロリーバスC3系統。連接タイプの大きな車体が特徴です。


↑フルヴィエールの丘に続く急な階段。


↑リヨンにはトラブールと呼ばれる、このような路地と路地をつなぐ建物内の通路が、かつてはいたるところにありました。これはリヨン名産の絹織物を雨に濡れずに運ぶために使われていたそうです。


↑サン・ジャン大司教教会の大司教がかつて住んでいた宮殿。現在は図書館になっているようです。


↑サン・ジャン大司教教会からさらに南にある、サン・ジョルジュ教会。残念ながら中には入れませんでした。

そして再び北に戻り、昨日乗らなかった別の系統のケーブルカーに乗って、サン・ジュストへ。


↑ケーブルカーのサン・ジュスト駅。こちらは特に観光名所もないため、地元の人しか利用していない雰囲気でした。

実際私もここに来て何もするあてがなかったので、とりあえず昨日も行った大聖堂まで歩いてみることに。このあたりは旧市街の喧噪が嘘のように、高級住宅地が広がっていました。ケーブルカーで結構上ってきてるはずなのに、さらに坂を上ってようやく大聖堂に到着。


↑大聖堂の側面から一枚。

せっかくまたここまできたので、昨日は立ち寄らなかったクリプト(地下聖堂)に行ってみることに。クリプトというと暗くて狭いイメージがあるのですが、ここはとても広くて、これだけで普通の教会ぐらいの規模はあるのではないか、と思いました。


↑規模もさることながら、普通は石がむき出しのイメージが強いクリプトなのに、これほどの装飾がほどこされていることに圧倒されました。

そろそろお昼だったので、ケーブルカーに乗って麓に下り、地下鉄に乗り継いでベルクール広場近くのLa Mère Jeanというお店へ。しかし満席で断られてしまい、仕方なくリヨン旧市街に戻り、Les Lyonnaisというお店に入りました。ここもいわゆるブションで、料理は期待できそうです。とりあえず定食を注文し、ビールを飲みながら待ちます。


↑前菜は生ハムの乗ったチーズトーストとサラダ。ビールはストラスブールでも飲んだクローネンブルグ1664でした。サラダにかかっていた唐辛子マヨネーズっぽいドレッシングが良く合います。


↑メインは白ソーセージのロースト。付け合わせはジャガイモと、ニンジンをすり下ろしたっぽい何かです。おいしかったですが、ジャガイモ2個は多くて全部は食べきれませんでした。

定食とビールで16.6ユーロと、まあまあリーズナブルなお値段でした。
この後も引き続き市内観光をしますが、それはまた次回。

アルザス・リヨン旅行6日目(9/25) その2

ケーブルカーを降りて、フルヴィエールのノートルダム大聖堂へ。あたりは観光客で一杯でした。


↑大聖堂は一部工事中でした。

この時、リヨンシティカードで普段は行けない大聖堂の屋上に行けるガイドツアーに参加できたことを思い出し、案内に従って大聖堂脇の塔の下に進むと、ちょうどこれからガイドツアーが始まるところだったので、大聖堂内部を見るのは後回しにしてこちらに参加することに。ガイドはフランス語のみだけどいいかと聞かれましたが、上からの景色が見たいだけなので問題ありません。ですがスタート地点での説明が思ったより長く、全く内容のわからない話を30分近く聞かされたので、さすがに早く先に進ませてくれーと思いました。


↑塔のらせん階段。まさに造形美。

らせん階段を上り、やっと大聖堂の屋上に出られる!と思いきや、まだ建物の中でした。ですが大聖堂をものすごく高いテラスから見下ろすことができて、これはこれでおもしろかったです。


↑かなり高いところまで上ってきました。ステンドグラスが美しい。


↑ステンドグラス上部を拡大したところ。Mはおそらく聖母マリアのMだと思います。


↑天井の装飾もとてもきらびやかで目を引きます。

テラスからさらに上にのぼると、建物の中に屋根がある不思議な空間に出ます。どうやら古い教会を覆うように新しい大聖堂が作られているようですね。ここでの解説も長くてしびれを切らしそうになっていたのですが、ガイドツアーが始まって1時間、やっと解説が終わって屋上に出られました。


↑待ちに待った屋上!思ったより通路が狭くて、これはガイドツアーでないと来られないのも納得です。


↑大聖堂から時を告げる鐘。ちょうど鳴り出すタイミングに遭遇したのですが、至近距離で聞くとめちゃくちゃうるさいです。


↑塔の上にそびえている金色の像は、聖母マリア像です。


↑大聖堂の東側。すぐ下に見えているのが先ほど立ち寄ったサン・ジャン大司教教会。その右上あたりに見える広場がベルクール広場です。


↑天気も良くて、リヨンの街が一望できました。3枚目、遠くの方に見える高い建物のあるあたりがリヨン・パールデュー駅です。


↑この構図が個人的お気に入り。


↑ベルクール広場を拡大したところ。こうしてみてもでかいなーと感じます。

思っていた以上に時間を取られてしまいましたが、大聖堂屋上からの眺めは想像以上のものでした。時間に余裕があればぜひ上ってみられることをおすすめします。やっと解放されて塔を下り、今度は下から大聖堂内部を眺めてみることに。


↑下から見上げるとさらにその規模に圧倒されそうになります。まさにリヨンの象徴ですね。

大聖堂を出て、再びケーブルカーに乗ってフルヴィエールの丘を下り、遊覧船乗り場へ。まだツアー開始まで時間があるので、しばらく船着場付近で行き交う船を眺めます。


↑ほんとに良い天気で、いつまでもここでぼーっとしていたくなります。


↑ツアー開始時刻の数分前にやっと遊覧船がやってきました。思ってたよりは小さい。

到着した遊覧船からはたくさんの観光客が降りてきましたが、これからツアーに参加する人はそれほど多くありませんでした。せっかくなので2階のオープン席の前方に座り、出発を待ちます。すぐ近くには日本人の親子連れもいて、時折日本語が聞こえてきました。

船が動き出すと風が強くて結構寒い!日が陰るとさらに寒くなってきて、上着を持ってくればよかったと後悔しながら、それでも階下に降りる気にはなれず、ずっと写真を撮っていました。


↑遊覧船は船着場を出ると大きく蛇行しながら北上します。中心部を離れるにつれ、架かる橋の数が減っていき、郊外の風景になってきました。

ツアーなのでフランス語と英語でのガイドがあり、それを聞きながら1時間の船旅を楽しみます。遊覧船はソーヌ川に浮かぶバルブ島という中州で折り返し、帰路につきました。


↑バルブ島には中世っぽい建物や吊り橋があって、気になりました。


↑帰路につくと、遠くに大聖堂が見えてきました。


↑ガイドの内容がよくわからなかったのですが、崖の下のくぼみに誰かの像が置かれているようです。


↑ツアーもそろそろ終盤。だいぶ日も傾いてきました。

きっかり1時間で船着場に戻ってきたので、まずは暖を取るべくホテルに帰還。少し休憩してから夕食を食べに出かけます。その前にフロントでまた翌日のレストランの予約をお願いすることに。連日で申し訳ないと思いながらも快く引き受けてくれて助かりました。ホテルを出てトロリーバスに乗り、中央市場前で下車。


↑リヨン中央市場には、リヨンが生んだ偉大なシェフ、ポール・ボキューズの名が冠されています。

今夜はCazenoveというレストランを予約していたのですが、ここはミシュラン一つ星のピエール・オルシがプロデュースするセカンドラインのお店で、そのピエール・オルシのすぐ隣にお店はありました。まだ予約した時間まで少しあったので、店の外から様子を眺めてみたのですが、セカンドラインとはいえ思ったより高級感が漂っていて、入るのに少し腰が引けてしまいそうになります。


↑Cazenoveと、すぐ隣にあるPierre Orsi。立派なスーツやドレスを着た人たちがお店に入っていくのをまぶしく眺めていました。

そろそろ予約した時間になったので、意を決して中に。赤を基調とした落ち着いた雰囲気で、こちらも高級感がただよっていてとても気軽に写真を撮れる雰囲気ではありませんでしたが、料理の写真だけはがんばって撮ることにしました。

まずはアペリティフにキールを頼み、一緒に出てきたサラミをつまみながらメニューを吟味します。といってもほぼ選択の余地はなく、35ユーロのセットを注文することにしました。あとワインは魚料理に合うか不安になりながらも、コート・デュ・ローヌのジゴンダスをハーフで頼むことに。


↑まずはスープから。これだけでも手の込んだ感じが伝わってきます。


↑アントレはオマール海老のラビオリ。一瞬カレーを思わせる香辛料の香りがするのですが、どういう味付けなんでしょう。これはとにかくうまかった。

ちょうどアントレが出てきたときに、なんとピエール・オルシ氏が登場し、いきなり背後から声をかけられたので、めちゃくちゃびっくり!がっちりと握手を交わし、そのアントレはおいしいよ、と言って次のテーブルへと向かわれました。セカンドラインなのにオーナーシェフ自らあいさつに回るとは、ほんとに驚きました。

ワインだけでは酔ってしまうので炭酸入りの水も頼んでいたのですが、これすら自分で注ごうとすると注ぎにきてくれるなど、まさに至れり尽くせりのサービスです。ワインに至ってはそもそもボトルがテーブルになく、グラスが空きそうになると都度注ぎにきてくれました。


↑メインディッシュはレマン湖の白身魚のソテー。ソースはレモン風味でしたが、素材の味を生かす感じで薄めの味付けでした。しかし皮目が若干焦げていたりして、魚料理に関しては日本の方が充実してるんじゃないかと感じたのも事実です。

この頃になるとお客さんも増えてきましたが、たまの贅沢で着飾った夫婦やハイソなビジネスマンが多い印象です。でもジーパンでやってくる人もいたので、そこまで緊張することもなかったのかもしれません。

食事が終わるとデザートの注文を聞きにきました。それからチーズが出てきます。


↑何のチーズが店員さんに確認してもさっぱりわからなかったのですが、帰国後確認するとこれはサン・マルセランというチーズでした。リヨン近郊が産地らしく、リヨンの他のお店でもよく見かけました。

サン・マルセランは比較的フレッシュとはいえ、多少のクセはあるので赤ワインよりも白ワインの方が合うような気がしました。付け合わせのバジルの載ったガーリックトーストもうまい。

そしてデザートの前にアヴァンデセールとでも言うのでしょうか、軽いお菓子とぶどうが出され、それからデザートがやってきました。


↑デザートはスペシャリテだという、チョコレートムースとバニラアイス。チョコでお皿に描かれた模様一つとっても手が込んでいます。

最後にエスプレッソを頂いてお会計。この頃にはシェフの奥様らしき方も各テーブルを回っていて、私の所に来るとあなたはシェフなの?と聞かれました。いえいえ、ただのグルメです的なことを返したのですが、まあこれぐらいの年齢の男が一人で来ると、そう見えるのも無理はないのかもしれません。さすがにお会計は68ユーロと良いお値段でしたが、もてなしのすごさは存分に味わえました。本音を言えば肉料理にしとけば良かったとは思いましたが。

お店に入ったのは8時でしたが、お店を出る頃には10時半になっていました。少々酔っていたので、ドアを開ける方向を間違えてしまい、少々恥ずかしい思いをしながら退店。もう遅かったので地下鉄の本数少ないことを覚悟していたのですが、幸いホームに降りるとすぐにやってきてくれました。Hôtel de Ville駅でバスに乗り継いだときもすぐに来てくれたので、すんなりホテルに帰還。予約を取ってくれたフロントの人においしかったけど緊張したと伝え、自室に戻りました。

明日も一日リヨンを散策し、お土産を買ったりするのですが、それはまた次回。

アルザス・リヨン旅行6日目(9/25) その1

朝起きて洗濯したりシャワー浴びたりしているうちに、時刻は9時を回っていました。出発する前にまずは朝食を取るためロビーへと向かいます。


↑朝食はいわゆるコンチネンタルスタイルというもので、あまり種類はありませんでしたが、パンだけでお腹いっぱいになりました。

ホテルを出て、まずは昨日も立ち寄ったベルクール広場へ歩いていくことに。コルマールと違ってリヨン中心部の道路は直線状なので、わかりやすくて助かります。広場に到着後、南東にある観光案内所でリヨンシティカードを購入。これはリヨンの美術館や博物館、遊覧船のチケットと市内交通の一日乗車券が付いているお得なカードです。私は1日用を購入しましたが、2日用や3日用もあり、そちらの方が少し割安になっています。しかしこのカードを買うとき、アンケートでも取っているのか、住んでる国やメールアドレスなんかも聞かれて、ちょっとびっくりしました。
ついでに昨日ずいぶん探し回った、一日乗車券を券売機以外で買えるところがないかも聞いてみたのですが、なんと券売機ではクレジットカードが使えるとのこと。観光案内所内にある券売機で試してみたところ、ちゃんと買うことができました。券売機には専用のカードっぽい絵しか描かれておらず、VISAとかのマークがなかったので使えないものとばかり思っていたのに・・・。

リヨンシティカードをゲットしたので、まずは広場近くにある織物博物館へ。リヨンは絹織物で有名だったこともあり、そういう展示があるのかと思ったら、入ってすぐの展示室は服飾系の学生が展示を行っており、さまざまな衣装が並んでいました。


↑展示されていた衣装。トランプのマークがデザインされた、ゴシック風の服でした。しかしこれ以外の服はデザインが現代的すぎてよくわからなかったです。


↑2階に上がると本来の展示品が並んでいました。昔のドレスは素敵ですね。他に日本の服も展示されていました。

それから隣にある装飾博物館へ。こちらはさまざまな宝飾品や調度品が展示されており、あまり目を引く物はありませんでしたが、たくさんある時計のゼンマイがちゃんと巻かれて稼働しているのがすごいなと思いました。

博物館を出たあとは近くのAmpère – Victor Hugo駅に行き、2駅先のCordeliers駅に向かいます。


↑地下鉄のホーム。割と明るくて清潔な印象でした。


↑地下鉄A線の車両。ゴムタイヤを履いているのが特徴的です。

駅を降りて、今度は印刷博物館へ。活版印刷の仕組みがよくわかる、興味深い展示内容でした。字体にも時代と共に変遷があっておもしろいですね。

その後、ソーヌ川を渡り旧市街へと向かいます。


↑橋から北側を眺めたところ。昨日乗った地下鉄C線がすごい勾配だったことはすでに書きましたが、かなり丘の上まで建物が建ち並んでいるのがよくわかります。


↑反対側。右上に広がるフルヴィエールの丘の上に大聖堂が見えています。


↑その大聖堂、フルヴィエールのノートルダム大聖堂です。このあと向かうことにします。


↑晴れてきたので、川を渡る風が気持ちいい。



↑旧市街の街並み。

橋を渡り、ガダニュ博物館へ。ここはリヨン歴史博物館と世界のマリオネット博物館に分かれており、後者には有名なギニョール(操り人形)の展示がありました。ここでは大阪の文楽に関するビデオ上映もされていたのが印象深かったです。


↑旧市街のビストロ。ここにもブション・リヨネの文字が見えます。

続いて、ミニチュアと映画美術博物館へ。リヨンは映画を発明したリュミエール兄弟が住んでいた街として有名で、他にもリュミエール博物館があったりしますが、ここは映画といってもハリウッド映画の小道具などの展示が中心でした。


↑「パフューム ある人殺しの物語」のセットが再現されていました(といっても映画を見たことはないのですが)。


↑「ラストサムライ」の刀。刀身がばっさり切断されているのが切ない。


↑この博物館には刺激が強いため一部子どもお断りのエリアがあったのですが、そこにあったエイリアン。確かに間近で見るとトラウマものです。


↑あんまり普段映画は見ないのですが、これは知ってる!グレムリンですね。



↑これはミニチュアセットです。写真で撮ると全然すごさが伝わらないですが、実物は高させいぜい10数cmほどしかありません。その精巧さには驚かされます。

博物館を出て、目の前のサン・ジャン通りを南下すると、サン・ジャン大司教教会の前に出ました。せっかくなので立ち寄っていくことにします。



↑バラ窓がとても素敵です。


↑教会前のサン・ジャン広場は、たくさんの人で賑わっていました。

博物館巡りも一段落したので、そろそろフルヴィエールの丘に上ることに。といっても歩いて上るわけではなく、ケーブルカーがあるのでそれに乗っていくことにします。


↑サン・ジャン大司教教会のすぐ近くにあるVieux Lyon駅からは、二方向にケーブルカーの路線が伸びています。こちらはSaint Just駅行き。


↑そしてこちらがフルヴィエールの丘行きです。ケーブルカーといっても地下鉄と同じ市内交通と位置付けられていて、切符等も共通。


↑ケーブルカーは発車後、すぐにトンネルに入ってしまいます。終点までずっと地表に出ないままでした。

このあとは大聖堂のガイドツアーや遊覧船を楽しみ、夜は有名なレストランで食事するのですが、それはまた次回。

docomoからMVNOに乗り換えた話

スマホの実質0円販売が廃止に向かう中、私も自分のスマホの使い方と今のdocomoの料金プランが合ってないのではないかとずっと考えていました。私のスマホの使い方は
・通話はめったにしない
・パケットは3GB/月程度
・動画等を外出先で見ることはないので、速度はそれほど重視せず
といった感じなのですが、今まではタイプXi にねん+パケ・ホーダイ ライト(3GB/月まで)というプランで月6,600円ぐらいかかっていました。しかしこのプランはすでに新規契約ができなくなっており、次に機種変したときには使いもしない通話プランがついて月1,500円ほど高くなってしまうか、2GB/月で我慢するしか選択肢がありません。これではあまりにもばからしいのでその代わりになるものとして候補にあがったのがMVNO(仮想移動体通信事業者)です。同じドコモの回線を使いつつ、通信料金をかなり減らせそうなことはわかっていたのですが、今まではサポートの不安やいろいろな不確定要素があり、様子見を続けていました。しかし徐々に普及が進むにつれてそういった問題点も解消しつつあり、そろそろ乗り換えても良いのかなと思いつつも、まだ2年縛りがあと1年ちょっと残っていたので、そこまでは今のままでいくかと一旦は考えました。

しかしこれまで使ってきたGALAXY S4が低輝度時に画面がちらつくようになり、我慢できないほどではないものの、このまま使い続けるのに少し不安を感じるようになります。普通に機種変してしまうと、また月々サポートという2年縛りに引きずられてしまうので、次にスマホを買うときは別の所から買おうと考えて、候補をNexus 5Xに絞りました。そしてこの2月末のタイミングですこし値段が下がったところを見計らい、eXpansysという個人輸入会社から44,000円ほどで購入。個人輸入なのでこれと別に関税が1,900円かかりましたが、その代わりUSB Type-Cケーブルと液晶保護ガラスがセットで付いてきました。しかし買ってから気付いたのですが、海外版の製品になるので充電器の電源プラグが海外仕様になっており、変換プラグもセットで付けてくれてはいるものの、ちょっと不格好な感じになります。

スマホ購入と平行して、ケースをAmazonで調達。それに加えて、MVNO事業者をどこにしようか悩んだのですが、評判が良さそうなmineo(マイネオ)にすることにしました。mineoは関西ではおなじみのケイ・オプティコムがやっていて、安心感があります。そして普通新たな通信事業者と契約すると初期費用として3,240円かかるのですが、Amazonで972円で売られているエントリーパッケージを買うことで、この初期費用が不要になるため、あわせて購入しておきました。

こうして役者もそろったところで、まずはMy docomoでMNP予約番号を取得(取得前にだいぶ引き留められますが無視)。そしてこれを使ってmineoのサイトで申し込みを済ませます。このときにエントリーパッケージに記載されているエントリーコードを入力することで、初期費用が0円になりました。この申し込みを2/22夜にやろうと思ったのですが、運悪くメンテ時間にかち合ってしまったので、翌2/23の朝に申し込みを済ませます。その2日後の2/25に申し込み完了のメールが届き、2/27にSIMカードが送られてきました。しかしちょうど旅行中で受け取れなかったので2/29の夜に受け取り、開通作業をしようとすると、19時以降の受付は翌日午前の開通になるとのこと。1時間で開通すると思っていたのでこれは想定外でしたが、仕方なくその日はスマホの電源を落としたままで過ごすことにしました。

そして翌3/1、お昼になっても来るはずの回線切替受付メールが届かないので不安になりつつ、mineoのマイページに行くと切り替え処理は完了しているようだったので電源を入れてテストすると、無事に開通していました。その後APNの設定を済ませてネットもつながるようになり、LINEの移行も済ませてほぼ使える状態に。通信速度も特に不満を感じないレベルで、問題なく使えています。これで月々の通信料金は1,700円少々と、これまでと比べて5,000円近く安くできる計算になるので、2年縛りの違約金も数ヶ月で元が取れそうですね。

ちなみに通話を良くされる方だと、通話無料プランがないため、私のケースのようには安くならないと思いますのでご注意ください。

アルザス・リヨン旅行5日目(9/24) その2

リヨンに到着するちょっと前から空模様が怪しくなってきていたのですが、列車を降りるともうすでに雨が降り出していました。


↑リヨンにはリヨン・ペラーシュ駅とリヨン・パールデュー駅という2つの大きなターミナルがあり、このリヨン・パールデュー駅は中心部から東に外れたところにあります。

ここから今日泊まるホテルまではバスに乗らないといけなかったので、まずは路線図をもらうため市内交通の案内所に向かうことに。すると長蛇の列が出来ていて、なんでこんなに並んでるんだ・・・と思いながら仕方なく列に並びます。ようやく入口まで進んだところで係の人に用件を聞かれ、バスの路線図が欲しいと言うと、ポケットから出して渡してくれました。なんだ、それだったらわざわざ並ばなくても良かったんじゃないかー!と思いましたが、お礼を言って案内所を後にします。それから一日乗車券を買おうと思い、駅を出てすぐの所にあるトラム乗り場にある自動券売機に行ったのですが、そこでは紙幣が使えません。なので駅の売店で買おうとすると、券売機で買ってくれと言われてしまい、仕方なく券売機に戻り硬貨で買うことにします。チップとかのために硬貨は出来るだけ温存しておきたかったのですが、仕方ありません。

そんなこんなでずいぶん時間をロスしてしまいましたが、気持ちを切り替えてホテルに向かうことに。バス停は少し離れたところにあるのですが、スーツケースを引きながら傘はさしづらいので、ずぶ濡れになりながらバス停へ。ここもトロリーバスが運行しているようで、すぐに来てくれて助かったのですが、満員の乗客の中スーツケース抱えて乗るのはかなりしんどかったです。私が乗ったバスはサン・ポール駅行きだったのですが、その一つ前のLa Feuillée停留所でバスを降り、数分歩いたところに今日泊まるホテルがありました。フロントに向かい、チェックインしたいと告げると、名前を言う前にすでに把握されていてちょっとびっくりしましたが、今日泊まる東洋人が私だけなのかもしれません。チェックインを済まし、Wi-Fiの接続方法を確認して部屋に向かいますが、廊下がまるで迷路のように入り組んだ構造でした。部屋に入り荷物を整理するも、外は雨が降り続いていてなかなか外出する気になれません。それでもじっとしてるわけにいかないので、意を決して部屋を後にします。

外出する前にフロントで、明日夜行こうと思っていたレストランの予約をお願いすることに。フロントの人はロマンスグレーの渋いおじさまだったのですが、レストランに電話をかけてくれて、予約が取れるとウインクとサムズアップをしてくれました。旅行前から行ってみたかったレストランだったので、これは明日が楽しみです。

小雨が降り続く中、まずはリヨンの街を歩いてみることに。リヨンの中心部はソーヌ川とローヌ川、二つの川が南北に流れているのですが、その川と川に挟まれているのが新市街で、その中央にはベルクール広場という大きな広場があります。雨のぱらつく中、ホテルから広場に向かってぶらぶら歩いてリヨンの街並みを眺めつつ、ガイドブックに載っているレストランをチェックすることに。途中刃物を扱うお店では、ドイツ・ゾーリンゲンの刃物メーカーとして有名なツヴィリングが日本の関で作っている「雅」というシリーズの包丁もあったりして、こちらでも愛用してる人がいるんだなあと実感しました。そして到着したベルクール広場はとにかく広くて、休日にはいろいろなイベントが行われているようですが、今日は雨でゆっくり見るものもなかったので、広場から階段を降りて地下鉄A線に乗り、2駅先のHôtel de Ville駅へ。ここで地下鉄C線に乗り換えることにします。

リヨンの地下鉄C線は、地下鉄のくせにラック式という変態的(笑)な鉄道で、発車早々に座席からずり落ちそうになるほどの勾配を上っていきます。ですが決して観光路線というわけではなく、ちょうど夕方だったので通勤客らしい人がたくさん乗っていました。乗客の大半は2駅目のCroix-Rousse駅で降りていき、そこから2駅先がもう終点です。


↑地下鉄C線のHôtel de Ville駅。見ての通り線路の真ん中に歯型のレールが付いているラック式ですが、それ以外は普通の地下鉄の駅にしか見えません。


↑終点のCuire駅に停車中の車両。2両編成で前面デザインが丸みを帯びてかわいらしい。


↑このあたりまで来ると勾配も緩やかなので、歯型のレールはありません。街並みにも郊外の雰囲気が漂っていました。

ここから折り返し列車に乗り、一番勾配が急だったCroix-Paquet駅に戻ります。


↑まあ見てくださいこのすごい勾配!駅のホームに立っているのすら大変なほどですが、なんと170‰以上あるそうです。ベンチもちゃんと水平になるように据え付けられていました。


↑始発のHôtel de Ville駅に飾られている地下鉄C線の模型。やはり勾配を強調していますね。

Hôtel de Ville駅から再び地下鉄A線に乗り、リヨン・ペラーシュ駅へ。ここも最初に述べたとおりフランス国鉄のターミナル駅となっているので、少し列車を眺めていくことにします。


↑いかにもヨーロッパのターミナル駅らしいたたずまいが良いです。


↑ホームに停車しているのは、ダブルデッカーのTER(地域圏急行輸送)車両、いわゆるローカル車両です。

今日はこの駅近くで日本人シェフがやっているFlairというレストランがあると聞いていたので、そこで晩ご飯を食べようとお店に行ってみたのですが、今日は50ユーロの特別コースしかやっていないと言われてしまい、すごすごと店を後に。再び地下鉄A線に乗ってベルクール広場に戻り、広場東側にあるマロニエ通りというビストロが多く建ち並ぶ路地で店を選ぶことにします。

ところでリヨンでは庶民的なリヨン料理を出すビストロのことをブション(Bouchon・コルク栓のこと)といい、街の至る所にブション・リヨネと書かれた看板を出すビストロがあります。ただ数が増えすぎたせいで玉石混交となってしまい、今では認証制度もあるようです。今回はそんなブションの中から目星を付けていた2軒のお店で迷った末に、食べたい料理のあったChez Mounierというお店にすることに。店の前に立っていた店員の男性に声をかけると、幸い空席があるようで中に案内されました。


↑まず前菜はリヨン風ソーセージにしました。皮が固いので中身だけを食べるのですが、肉々しくておいしかったです。つけあわせはソーセージとバター、それにサラダです。

リヨンはボジョレーやブルゴーニュ、コート・デュ・ローヌといったワインの名産地が近いので、ワイン選びには事欠きません。まずはマコン・ヴィラージュをいただきましたが、軽やかな辛さで良いですね。


↑メインディッシュはリヨンの名物料理、タブリエ・ド・サプール(工兵のエプロンの意)にしました。牛の胃(日本ではハチノスと呼ばれる第二胃)にパン粉を付けて揚げたもので、とにかくその大きさにびっくりします。

タブリエ・ド・サプールは大阪のビストロで一度食べたことがあり、リヨンに行ったら是非食べてみたい料理の一つでした。やはり本場はでかくて食べ応えがすごかったです。タルタルソースを付けていただくのですが、味は意外にあっさりとシンプルな感じ。臭みもほとんど感じませんでした。付け合わせはなすと卵とじゃがいもです。

ワインはコート・デュ・ローヌとモルゴンのそれぞれ赤をいただきました。コート・デュ・ローヌはリーズナブルな赤ワインというイメージでしたが、やはりこちらで飲むとリーズナブルながらとてもしっかりしておいしいワインでした。それ以上にびっくりしたのがモルゴンで、ボジョレーのワインだからもっと軽いんだろうと思っていたのですが、思ったより濃い赤色をしていて、別に発泡性ではないのですが口に含むと若干シュワシュワとした刺激があって、これがうまい! ボジョレーに対する認識を改めさせるに十分なワインでした。

ところで私の横には地元の夫婦らしい方が座っていて、話しかけられたので少しだけ英語でおしゃべりしたのですが、コート・デュ・ローヌを頼むと良いチョイスだと言われました(笑)。そりゃさすがにリヨンに来たからには飲まないわけにいかないと思うのですが、そんな感じでいろいろなワインを飲んでいたので、どうやら私のことを中国にワインを輸出する会社の人だと思ったみたいです。・・・いやいや。


↑チーズも選べるようだったので、フロマージュ・ブランにしました。グラニュー糖をかけていただくやつですが、これは安定のおいしさですね。


↑チーズはあくまでもチーズで、デザートはちゃんと別にあったのでプリンにしました。しっかりと固いプリンで好みの味でした。


↑締めにカフェ・ノワゼット。ミルク入りのエスプレッソなのですがこんなになみなみと別容器でミルクを持ってきたところは初めてです。でもお得感があって良かった。

お腹いっぱいになったところでお会計。ここの店員の男性はとても陽気な人で、楽しく過ごすことができました。カードが使えないのは誤算でしたが、合計30.1ユーロととてもリーズナブルで、さすがリヨンのブション! ですが店員さんがレシートを持っていったまま帰ってこないので、なかなか帰れずにちょっと困ってしまいました。やっと帰ってきた店員さんに声をかけてレシートをもらい、店を後に。

帰りは地下鉄A線でHôtel de Ville駅まで戻りましたが、この時間でもリヨンの地下鉄は平和なもので、何だか拍子抜けしました。地下鉄を降りてトロリーバスに乗り継ごうかと思ったのですが、ちょっと待ちそうだったので歩いてホテルに帰ることに。途中通りかかったテロー広場では建物がライトアップされていてとてもきれいでした。


↑テロー広場にあるHôtel de Ville(市庁舎)と噴水。

ホテルに戻るとフロントの人に、予約したレストランはどうだったかと聞かれたのですが、それは明日行く予定だと答えると笑っていました。ついでに明日の朝食を食べることを伝え、ドライヤーを借りて部屋へ戻り、もう22時を回っていたので早々に就寝。

明日はリヨンの街を一日散策し、有名レストランでディナーをとるのですが、それはまた次回。

アルザス・リヨン旅行5日目(9/24) その1

6時過ぎに起床し、シャワーを浴びてドライヤーをフロントに返しに行くと、もうチェックアウトするのかと間違われそうになりましたが、最後にもう少しコルマールの街を散策していくことにします。その前にまずは朝ご飯を食べようと思い、一昨日チェックしていたPAULでパンを買ってホテルに戻り、フロントでエスプレッソを買って部屋へ。


↑買ったのはチョコとクリームの入ったパンでしたが、なかなかおいしかったです。

お腹も満たされたところで、再び出発。さすがに滞在三日目ともなると、あれだけややこしかった旧市街の道もなんとなく慣れてきて、思い通りに歩けるようになってきました。


↑再びサン・マルタン教会とコルマール旧市街。今日も良い天気です。


↑なんとコルマールにもありました、極度乾燥(しなさい)!実際はイギリス発祥らしいですが、見た目とは裏腹に結構良いお値段するブランド品だったりします。


↑日本食レストランなんかも何軒かありました。


↑見慣れたメニューがフランス語で書かれているのがおもしろいです。しかし南蛮がどうがんばっても書けてないのが惜しい!


↑プティット・ヴニーズ(小ヴェニス)と呼ばれるエリアは、コルマールでも特に街並みが美しいところです。


↑その近くのエリアも素敵で、観光客も多かったです。


↑旧市街にある屋内市場。もっと地元の人御用達なのかと思っていたのですが、観光客も多くてちょっとイメージとは違いました。

市場にはパン屋さんもあったので、このあと食べる用にサンドイッチを買うことに。しかしお金を払っても一向にサンドイッチを渡してくれないのでおかしいなあと思い、なんて言ってこのことを伝えようかと悩んでいると、オーブンで暖まったサンドイッチを渡してくれました。すぐ食べたわけではないので結局冷めてしまったのですが、こちらではこういうサービスが普通なのかもしれません。


↑この美しいアルザスの街並みともそろそろお別れです。

そろそろ良い時間になってきたので一旦ホテルに戻り、荷物をまとめてチェックアウト。またスーツケース転がして駅まで歩くのはしんどかったので、バスに乗っていくことにします。


↑コルマール駅。到着したときは駅前の噴水があふれて辺り一面水浸しになっていましたが、もう直っているようです。


↑待合室の時計に貫禄があってとても良い。


↑11:33発のマルセイユ行きTGVに乗ります。


↑もうすっかりおなじみになってしまったTGVがやってきました。

指定された座席に向かうと、またもや進行方向とは逆向きの座席でがっかり。しかし列車は一昨日も行ったミュルーズを通るのですが、幸いミュルーズで進行方向が逆になったので、それ以降は快適に過ごすことができました。


↑先ほど屋内市場で買ったサンドイッチをいただきます。そしてフランスに来たからには一度は飲んでおきたいオランジーナ!やはり日本より少し苦みが強い気がします。

列車は途中からTGV専用線を経由するのですが、その区間では320km/hでかっ飛ばしていて、めちゃくちゃ速かったです。しかしそこを過ぎてからはせいぜい100km/hぐらいしか出しておらず、流しているような印象。途中、高級食材として有名なブレス鶏の産地、Bourg-en-Bresse(ブール・カン・ブレス)に停車しましたが、車内アナウンスは「ブール・アン・ブレス」と発音しているように聞こえました。そして15:26の定刻通りにリヨン・パールデュー駅に到着。

このあとはいよいよ食の都・リヨンを散策するのですが、それはまた次回。

アルザス・リヨン旅行4日目(9/23) その2

カッツェンタールを出て、さらに北を目指し自転車をこぎ続けます。
(前回に引き続き、こちらの地図を参考にどうぞ)。


↑このあたりは比較的勾配がゆるやかでした。

やがてキーンツハイム(Kientzheim)という村に到着。ここは村を囲っている城壁がほぼ現存する数少ない村のようです。観光客の姿もそこそこ見かけました。


↑この村にもドメーヌがあり、試飲も出来るようでした。


↑この村も小さいながら、素敵な街並みが続いています。


↑しかし村の西側に出てびっくり。なんと戦車が展示されているではありませんか。ここアルザス地方は第二次大戦の頃フランスとドイツの間で激しい領土争いが起こった場所なので、そのモニュメントなのだと思われます。


↑アルザスワインの産地らしく、ここはミュスカ通りと名付けられていました。近くにはリースリング通りもあるようです。

ミュスカ通りを北上し、次の村まで最短距離で向かうことにしたのですが、この区間はとにかく勾配がきつい!途中からしんどくなって、自転車を押して上っていきます。


↑ぶどう畑を見るとその勾配の急さがよくわかるとおもいます。道が舗装されているのが唯一の救い。


↑ようやく頂上が見えてきました。道路をみると誰かがチョークでスマイルマークと”FINI”と落書きしていて、ちょっと心が和みます。


↑上りきったらあとは下り坂です。このカタルシスがたまらない!!このあたりも収穫作業の真っ最中でした。

下り坂の先にはリクヴィル(Riquewihr)の村が見えてきました。まずは村の南の外れにある、サント・マルグリット教会を見ることにします。


↑教会の外観と内部。完全に地元の人向けの教会という雰囲気でした。

このあたりは人通りが少なかったのですが、道を先に進むと急に観光客でにぎやかなエリアに突入。ちょうどその道の角にドメーヌがあり、日本人歓迎という文字を見つけてふらっと中に入ってみることに。ヒューゲル・エ・フィス(HUGEL & FILS)というドメーヌだったのですが、応対してくれた若い男の人は日本に住んでいたことがあるそうで、大阪も大好きとのこと。片言の日本語と英語を交えつついろいろ試飲させてもらいましたが、ミュスカは安定のおいしさで、リースリングは悪くはないものの、自分の好みではないなと感じました。また唯一の赤であるピノ・ノワールは、ちょっと酸っぱさが前面に出ていたので、結局一番おいしいと感じたゲヴュルツトラミナーを購入。年数経った方が良さげだったので2009年ものにしました。おまけでソムリエナイフも付けてくれたので、お礼を言って後にします。


↑試飲させてもらったヒューゲル・エ・フィスの建物。直売所はこの右側の建物です。


↑目抜き通りであるド・ゴール将軍通りに出ると、たくさんの観光客で賑わっていました。ここも結構な坂道になっています。


↑ド・ゴール将軍通りを西に向かったところ。奥にドルダーの塔が見えています。この村もかつては城壁に囲われており、この塔が門の役割を果たしていたようです。


↑ドルダーの塔を通り抜け、左に曲がると城壁に沿って伸びる細い路地がありました。ここにはいろいろなお店が建ち並んでいます。


↑クロンヌ通りから再びド・ゴール将軍通りに出て、今度は東に向かいます。


↑ちょうど前を通りかかった屋台でアルザスワインの新酒(Vin nouveau d’Alsace)が2ユーロで売られていたので、思わず購入。

初めて飲むアルザス・ヌーヴォーは、まだ発酵途中なので濁って少しシュワシュワしており、甘くてとてもおいしかったです。こればっかりは日本で飲めない味なので、記憶に刻みつけるようにちょっとずつ飲みました。付け合わせはソーセージと玉ねぎ、ベーコン、ジャガイモを炒めた物。


↑ド・ゴール将軍通りの東の端には村役場がありました。村の中心部はここまでです。


↑村役場をくぐった先ではもうぶどう畑が見えていました。日の光を浴びた噴水がとてもきれい。


↑目抜き通り以外の細い路地もいろいろ探索してみましたが、ほんと楽しい!このリクヴィルも「フランスの最も美しい村」に選ばれていることに納得です。

お腹もふくれたので、そろそろ次の目的地に向かうことに。村の西側から出て、12月5日通りを北上したのですが、ここは森の中を通るハイキングルートのような道で、とても急な上り坂だったので自転車を押して上ります。途中から舗装された道に変わり、10分ほど走るとユナヴィル(Hunawihr)という村に到着。ここは特に見るところもなさそうだったので、村はずれをかすめただけでそのまま素通りします。


↑眼下に広がるユナヴィルの街並み。


↑ぶどう畑には、所々にここで栽培しているぶどう品種の案内板がありました。ここではリースリングを栽培しているようです。


↑目的地まではあと少し!

そしてリボーヴィレ(Ribeauvillé)に到着。ここも観光客が多く、にぎやかな村でした。東西に細長い街並みになっているので、とりあえず端まで行って帰ってくることにします。


↑リボーヴィレも本当に美しい街並みでした。人口5000人弱と他の村に比べて人口が多いので、中心部の規模もやや大きかったです。

ストラスブールやコルマールでは日本人観光客の姿をよく見かけたのですが、さすがに今回回った村々はアクセスが良くないこともあり、日本人に全く遭遇しませんでした。でもアルザスに来たからにはここはほんと見逃して欲しくないなあと思います。本数は少ないですがバスもあるようですしね。

というわけでそろそろ16時を回ったので、コルマールへと帰ることにします。途中までD416号線を走ってコルマール道路に入り、そのまま側道を南下して帰ろうと思ったのですが、途中で側道が無くなってしまい、どこを走ったらいいのかわからなくなって一瞬途方に暮れました。幸い併走している道があったのでそっちを走ることができたのですが、他にも道はあるのに鍵がかかっていて通れないところがあったり、GPSがなかったらどうなっていたことか・・・。それでもなんとか1時間ほどかけてコルマールまで戻ってくることができました。


↑コルマールの入口。アルザスワインの都、というのがしっくりきます。

市街地に入っても一方通行の道があったりして、翻弄されながらも無事にコルマール駅に到着。レンタサイクル事務所に自転車を返し、楽しかったと伝えると自転車の調子を聞かれました。途中から慣れてはきたものの、やはりギアチェンジはシビアだったなぁ・・・。
歩いてホテルに帰る途中、リクヴィルで買わなかったピノ・ノワールのワインと、アルザス地方が産地として有名なフォアグラの瓶詰めを購入。フォアグラにはガチョウと鴨の違いがあることをここで初めて知ったのですが、ガチョウの方が高級だとのことで、そちらにしました。

ホテルに荷物を置き、夕食を食べに出発。目を付けていたレストランは平日にもかかわらず予約で一杯とのことで、もう一軒人気のありそうなMaison Rougeというレストランにダメ元で行ってみると、運良くすんなりと入ることができました。


↑なんとこのレストランでもアルザス・ヌーヴォーを発見!アペリティフに頂きましたがやっぱり甘くてうまいなぁ。しかもここで飲む方が1.95ユーロと安いのも意外でした。


↑アントレはエスカルゴにしました。塩味は控えめで、パンが良く進む味です。そしてあんまりうまいのでアルザス・ヌーヴォーをもう一杯!


↑メインはシュークルート。ここのお店は鉄鍋で出てきて、その場で取り分けてくれます。しかも量が多いので、残りは右奥に置かれたコンロで保温してくれるというサービスがありがたい。ワインはピノ・ブランにしましたが、白ワインらしいしっかりした味でした。


↑残りのシュークルートはピノ・ノワールと共に頂きます。このピノ・ノワールはすごくおいしかったので、どのドメーヌの物なのかが気になりました。そしてシュークルートもここはすね肉のようなものも入っていて、ストラスブールで食べたものより格段においしかった。

食後にエスプレッソを注文し、お会計。37.2ユーロしましたが、そのクオリティには大満足でした。ほろ酔いでホテルに戻り、フロントで翌日使うドライヤーを借りて部屋に戻り、就寝。さすがに一日中自転車に乗っていたので、ぐっすり寝られました。

翌日はコルマールを出て次の目的地、リヨンに向かうのですが、それはまた次回。

アルザス・リヨン旅行4日目(9/23) その1

6時に起床し、まずはたまった衣類の洗濯を済ませます。途中外から雄叫びのような声が聞こえてきてびっくりしましたが、向かいの公園で朝早くからスポーツのイベントが開かれているようでした。このホテルは部屋にドライヤーが常備されていないのでフロントに借りにいったのですが、連泊でもその都度いちいち返さないといけなくて、めんどくさいなあと思いつつ外出。外はちょっと寒かったのですが、今日は自転車に乗る予定だったので荷物を増やさないよう、あえて上着は着ないことにしました。まずは自転車を借りるため、歩いてコルマール駅へ。


↑朝のコルマール旧市街。今日はめっちゃ良い天気!

途中のパン屋でアップルパイを買い、駅の自販機でカフェオレを買って朝ご飯にします。


↑冷えた体に暖かいカフェオレが染みわたります。アップルパイも甘めですがおいしかった。

再び駅を出て、昨日チェックしておいたレンタサイクル事務所へ。トレッキングバイクを一日借りることにしたのですが、料金12ユーロのほかに保証金150ユーロがいるとのことで、そんな大金は持ち合わせていないのでカードを使うことにします。もちろんちゃんと自転車を返せばあとで戻ってくるのですが、結構な金額ですね・・・。

無事に自転車も借りられたので、いよいよサイクリングスタート。まずはコルマールの南西に位置する、エギスアイム(Eguisheim)という村に向かいます(今回巡った場所については、こちらの地図を見ながら読むとわかりやすいと思います)。
借りた自転車はベルが壊れている上にギアの調子も悪く、アスファルトの道ではスピードも出ないので普通のシティバイクを借りた方が良かったかな、と思ったのですが、このあと砂利道を走ったりしたので、トレッキングバイクを借りて正解でした。まずはD30号線をひたすら南下したのですが、ここは車も多いので走るのに気を遣います。エギスアイムまでは約6kmの道のりなので、20分少々で到着。


↑村の外には牧場があり、のんびりした雰囲気が漂っています。


↑借りたトレッキングバイク。ギアの調子の悪さは、乗ってるうちに慣れてきました。


↑ここエギスアイムは、2006年に「ヨーロッパ花の町コンクール」で金賞に輝き、「フランスの最も美しい村」にも選ばれている素敵な村です。入口にはそのことを示す看板が立っていました。

村の中心部は、住民以外は車の進入禁止となっており、ゆっくり歩いて見て回ることができます。地図を見ればわかるようにこの村は円形になっていて、中心部を取り囲むように住宅が建ち並んでいました。その家々にも色とりどりの花が飾られていて、とっても素敵な村です。


↑特に外周の細い路地沿いに建ち並ぶ家々が美しい・・・!まるで夢の世界にいるようです。コルマールも美しい街でしたが、ここを見てしまうとちょっと霞んでしまうぐらいのインパクトがありました。


↑自転車押しながらなので少々手ぶれしていますが、動画だとより雰囲気が伝わると思います。


↑このあたりはコウノトリで有名らしく、コウノトリの巣の飾り物もいろんな所にありました。


↑外周を一周したので、村の中心部へ。ここには聖レオン9世の礼拝堂があります。


↑礼拝堂内部。ここエギスアイムは11世紀のローマ教皇・レオ9世の生誕地だそうで、それをモチーフに作られているようです。内部は薄暗かったのですが、後から知った情報によると、どうやらお金を入れるとライトアップされるようです。


↑この村の人が日常的に礼拝する教会がこちらのサン・ピエール・エ・ポール教会。装飾はシンプルですが、ステンドグラスはなかなか立派でした。


↑アルザス地方は木組みの家ももちろんですが、お店の看板も素敵なものがたくさんありました。


↑村の中心部を別の角度から。この写真が個人的ベストショット。


↑広場の中央に建つのはおそらくレオ9世の像でしょう。

まだ先は長いので、そろそろ村を後にして、再び自転車に乗って北上します。村の北側にはアルザスワインのぶどう畑が一面に広がっていました。


↑丘を上がるとそこは一面のぶどう畑!


↑アルザスワインは白ワインがほとんどですが、ブドウの品種はいろいろあってこのように果皮が赤っぽいぶどうもあります。ただしどちらも白ワイン用の品種です。一粒頂きましたがとにかく甘く、これは良いワインになるだろうなーと思いました。


↑ちょうどヴァンダンジュ(ぶどうの収穫)の時期だったようで、至る所で収穫作業を見ることができました。


↑トラクターのかごの中には収穫されたばかりのぶどうがいっぱい!


↑さらに丘を上っていくと、だんだん砂利道になってきました。トレッキングバイクにして本当に良かった。


↑360度見渡す限りぶどう畑が広がっています。


↑さらに北上すると道は下り坂にさしかかり、そこを一気に駆け下りるとテュルクアイム(Turckheim)という村の入口に到着です。


↑テュルクアイムにはコルマールから伸びるフランス国鉄の支線の駅があります。架線がないので気動車が走っているようです。


↑村の南側の入口、フランス門前にあるホテル付きレストラン、Auberge de La Comtesse。ツタの絡まる外観がとてもおしゃれ。


↑そしてこれがフランス門。かつてテュルクアイムは城壁に囲まれており、フランス門はその頃の名残です。


↑テュルクアイムの旧村役場。16世紀頃の建物のようです。


↑サン・タンヌ教会の内部。エギスアイムの教会よりは規模が大きい印象です。


↑François Baurというドメーヌ(ワイナリー)の販売所。ワインの試飲もできるようです。


↑この村にも素敵な看板のお店がたくさん建ち並んでいます。


↑テュルクアイムの三つ星ホテル。最高が五つ星なので中級ホテルですが、外観が素敵。

ちょうど正午になり、教会の鐘が鳴り響きます。そろそろ次の村へと向かうため、テュルクアイムを後に。北の方角には小高い丘がそびえているので、それを避けるべく村の東側から北上することにしました。


↑ちょうど東西の丘の間をすり抜けるように道はのびています。ここも一面のぶどう畑!


↑上り坂はきついですが、とにかく走ってて気持ちいい!!


↑カッツェンタール(Katzenthal)という村に到着。この村でもぶどうを収穫しているようで、ぶどうを搾った後の枝がトラクターに積まれているのを見かけました。

アルザスのぶどう畑巡りはまだまだ続きますが、それはまた次回。

アルザス・リヨン旅行3日目(9/22) その2

コルマール駅で下車し、まずはホームから駅舎へ。ここも構内にエスプレッソの自販機があったので、明日以降朝食でお世話になることもあるかなと思いながら、まずはホテルに向かいます。


↑ここまで乗ってきたIntercités。昨日も乗ったベルギー国鉄の車両です。


↑ここコルマールには日本企業も多く進出してきており、日本人在住者も多いそうです。


↑レンガ造りの駅舎が素敵。

バス路線がよくわからないので、ホテルまで歩いて行ったのですが、1km少々の道のりな上に道がわかりにくくて、何度も地図を確認しながらようやく到着。フロントマンは東洋人ぽい恰幅の良い方だったのですが、とても親切な人で助かりました。


↑今回泊まった部屋は狭いですがモダンなデザインでした。ただ部屋にドライヤーが常備されてないことと、窓の向こうが駐車場でカーテンを開けづらいことがマイナスポイント。

部屋に荷物を置いて休憩しているうちに曇ってきてしまい、少し外に出るのがめんどくさくなりましたが、重い腰を上げて出発。まずは近所にあるらしい観光案内所を探したのですが、なかなか見つかりません。結局人しか入れない細い路地にようやく発見し、明日利用しようと思っているレンタサイクルの事についていろいろ教えてもらいました。お礼を言って案内所を後にし、旧市街へと向かいましたが、どうにも曇って景色がさえないので、写真を撮るのは後回しにして今夜行くレストランを探すことに。コルマールの旧市街は直線的な道が少なく、何度も迷いそうになりながら目星を付けたレストランを見ていきましたが、どこも一長一短だったので、素直にホテルの人に教えてもらったサン・マルタン教会前のレストランに行くことにして、ついでに教会も見ていくことにします。


↑祭壇とオルガン。内部は比較的質素なつくりでした。


↑しかしステンドグラスはかなり凝ったものが使われています。

教会の外に出て、レンタサイクルの場所を確かめるために再びコルマール駅へ。今日は日曜日なので、市場も商店も休んでいるところが多く、静かです。駅を出てすぐ北側にレンタサイクルの事務所があり、ちゃんと借りられる事もわかったので、再び旧市街に戻ろうとしたところ、雨がぱらついているではありませんか。仕方ないのでバスに乗ろうと思い、駅のキオスクでチケットを買おうとしたところ、バス車内で買ってくれと言われたので、案内所でバス路線図をもらい、4系統のバスに乗ることに。しかし路線図と違いいきなり線路を越えて駅の西側に進みはじめたので、これはおかしい!と思い、あわてて下車しました。逆向きのバス停がすぐに見つからず、少し駅に向かって歩いたところでようやく発見し、ちょうどやってきた8系統のバスに乗車。結局駅から北方向のバスに乗りたいときは、一旦南向きのバス停から乗らないといけなかったようで、ややこしい・・・。駅から4つ先のThéâtreバス停で降り、再び旧市街へ。ようやく晴れてきたので、写真を撮ることにします。


↑コルマール旧市街の街並みは「ハウルの動く城」のモデルになったと言われています。基本的にはストラスブールと同じような感じですが、こちらの方が木組みの建物が多いです。


↑たくさんの商店が軒を連ねるクレ通りには、日本でもおなじみのパン屋さん、PAULもありました。バゲット1本0.95ユーロと書いてあって、本場は安いなぁ・・・と実感。


↑もう日はだいぶ傾いてきてしまいましたが、美しい街並みです。

途中たまたま見つけたパティスリーで、レモン風味のメレンゲを購入。ホテルに戻ってから食べたのですが、レモンピールが入ってさくさくでおいしかったです。しかし大きさが半端なくでかい!長さが20cmぐらいあり、食べても食べても無くなりません。


↑値段も安いので、フランスの人にとっては手軽なおやつなのでしょうね。

まだ夕食の時間には少し早いので、しばらく旧市街を歩き回ってみたのですが、やはり道がややこしくてGPSさまさまでした。さすがに歩き疲れたので、まだ外は明るいですが、そろそろレストランに入ることにします。


↑先ほど中に入ったサン・マルタン教会。夕日が映えますね。

今夜はサン・マルタン教会前にある、ビストロ コパンというお店にお邪魔しました。外の看板には開店時間が午後6時半と書いてあったのですが、他に誰もお客さんがいないのでおそるおそる中に入ると、どうやら7時開店だったようです。まだ15分ほどあったのですが、幸いテーブルに座って待っても良さそうだったので、メニューを眺めつつ待たせてもらうことにします。それほど大きいお店ではなく、家族経営のようなアットホームな雰囲気でとても居心地は良かったです。

メニューとにらめっこしていると英語のメニューを勧められたのですが、丁重に断りました。メニューって英語で書かれると逆に食材が何なのかわからなかったりするのですよね・・・。まずはアペリティフにキールを頼み、さらにしばらく悩んだ末に、前菜にSalade paysanne(農民のサラダ)、そしてメインにベックオフ(アルザス風肉じゃが)を頼んだのですが、メインはこっちの方がいいと言われ、それが何なのかよくわからないままに注文。あとワインはアルザスのミュスカにしました。


↑サラダはレタスにトマト、ベーコン、紫玉ねぎ、クルトン、卵となかなか具だくさんで、これだけでお腹いっぱいになりそうでした。特にクルトンがでかい!

料理よりびっくりしたのがワインで、ミュスカって要するにマスカットのことでしょ?と思いながら飲んだのですが、これが思いの外上品な香りでうまいのです。これ以降アルザスワインでミュスカを見かけると、つい買ってしまうようになりました。


↑そしてこれがメインディッシュ。何なのかわからなかったのですが、どうやらFleischnaka(フライシュネッカ)というアルザス地方の伝統料理のようです。ひき肉や玉ねぎをタルト生地でロールしたものをグレービーソースで煮込んであるようですね。

ワインは同じくアルザスのピノ・グリに。こちらもおいしいですがミュスカほどの感動はありませんでした。さらに追加でアルザスのエーデルツヴィッカーを注文。エーデルツヴィッカーなんて初耳だったので、そんなブドウ品種があるのかと思ったのですが、どうやらアルザスの白ワイン用のブドウをブレンドしたものをエーデルツヴィッカーと呼ぶようです。確かにグラス2.5ユーロとリーズナブルで、あっさりしてはいましたが飲み飽きない味でした。

店内は団体のお客さんが入ってきて、最初の静けさが嘘のようににぎやかになってきました。店員さんもばたばたしていたので、そろそろお会計をしてもらうことに。ホテルの紹介で来たと伝えたせいか、少し割引してもらえたようで、35.08ユーロで済みました。お店を出ると、向かいの教会からオルガンの音が聞こえてきて、中で聞きたいなーと思ったのですが、残念ながら鍵がかかっていて入れません。さすがに何度もこのあたりを歩いただけあって、おそらく最短距離でホテルに帰り着き、床につきました。

明日はこの旅前半のハイライト、アルザスのブドウ畑を自転車で巡るのですが、それはまた次回。