アルザス・リヨン旅行6日目(9/25) その1

朝起きて洗濯したりシャワー浴びたりしているうちに、時刻は9時を回っていました。出発する前にまずは朝食を取るためロビーへと向かいます。


↑朝食はいわゆるコンチネンタルスタイルというもので、あまり種類はありませんでしたが、パンだけでお腹いっぱいになりました。

ホテルを出て、まずは昨日も立ち寄ったベルクール広場へ歩いていくことに。コルマールと違ってリヨン中心部の道路は直線状なので、わかりやすくて助かります。広場に到着後、南東にある観光案内所でリヨンシティカードを購入。これはリヨンの美術館や博物館、遊覧船のチケットと市内交通の一日乗車券が付いているお得なカードです。私は1日用を購入しましたが、2日用や3日用もあり、そちらの方が少し割安になっています。しかしこのカードを買うとき、アンケートでも取っているのか、住んでる国やメールアドレスなんかも聞かれて、ちょっとびっくりしました。
ついでに昨日ずいぶん探し回った、一日乗車券を券売機以外で買えるところがないかも聞いてみたのですが、なんと券売機ではクレジットカードが使えるとのこと。観光案内所内にある券売機で試してみたところ、ちゃんと買うことができました。券売機には専用のカードっぽい絵しか描かれておらず、VISAとかのマークがなかったので使えないものとばかり思っていたのに・・・。

リヨンシティカードをゲットしたので、まずは広場近くにある織物博物館へ。リヨンは絹織物で有名だったこともあり、そういう展示があるのかと思ったら、入ってすぐの展示室は服飾系の学生が展示を行っており、さまざまな衣装が並んでいました。


↑展示されていた衣装。トランプのマークがデザインされた、ゴシック風の服でした。しかしこれ以外の服はデザインが現代的すぎてよくわからなかったです。


↑2階に上がると本来の展示品が並んでいました。昔のドレスは素敵ですね。他に日本の服も展示されていました。

それから隣にある装飾博物館へ。こちらはさまざまな宝飾品や調度品が展示されており、あまり目を引く物はありませんでしたが、たくさんある時計のゼンマイがちゃんと巻かれて稼働しているのがすごいなと思いました。

博物館を出たあとは近くのAmpère – Victor Hugo駅に行き、2駅先のCordeliers駅に向かいます。


↑地下鉄のホーム。割と明るくて清潔な印象でした。


↑地下鉄A線の車両。ゴムタイヤを履いているのが特徴的です。

駅を降りて、今度は印刷博物館へ。活版印刷の仕組みがよくわかる、興味深い展示内容でした。字体にも時代と共に変遷があっておもしろいですね。

その後、ソーヌ川を渡り旧市街へと向かいます。


↑橋から北側を眺めたところ。昨日乗った地下鉄C線がすごい勾配だったことはすでに書きましたが、かなり丘の上まで建物が建ち並んでいるのがよくわかります。


↑反対側。右上に広がるフルヴィエールの丘の上に大聖堂が見えています。


↑その大聖堂、フルヴィエールのノートルダム大聖堂です。このあと向かうことにします。


↑晴れてきたので、川を渡る風が気持ちいい。



↑旧市街の街並み。

橋を渡り、ガダニュ博物館へ。ここはリヨン歴史博物館と世界のマリオネット博物館に分かれており、後者には有名なギニョール(操り人形)の展示がありました。ここでは大阪の文楽に関するビデオ上映もされていたのが印象深かったです。


↑旧市街のビストロ。ここにもブション・リヨネの文字が見えます。

続いて、ミニチュアと映画美術博物館へ。リヨンは映画を発明したリュミエール兄弟が住んでいた街として有名で、他にもリュミエール博物館があったりしますが、ここは映画といってもハリウッド映画の小道具などの展示が中心でした。


↑「パフューム ある人殺しの物語」のセットが再現されていました(といっても映画を見たことはないのですが)。


↑「ラストサムライ」の刀。刀身がばっさり切断されているのが切ない。


↑この博物館には刺激が強いため一部子どもお断りのエリアがあったのですが、そこにあったエイリアン。確かに間近で見るとトラウマものです。


↑あんまり普段映画は見ないのですが、これは知ってる!グレムリンですね。



↑これはミニチュアセットです。写真で撮ると全然すごさが伝わらないですが、実物は高させいぜい10数cmほどしかありません。その精巧さには驚かされます。

博物館を出て、目の前のサン・ジャン通りを南下すると、サン・ジャン大司教教会の前に出ました。せっかくなので立ち寄っていくことにします。



↑バラ窓がとても素敵です。


↑教会前のサン・ジャン広場は、たくさんの人で賑わっていました。

博物館巡りも一段落したので、そろそろフルヴィエールの丘に上ることに。といっても歩いて上るわけではなく、ケーブルカーがあるのでそれに乗っていくことにします。


↑サン・ジャン大司教教会のすぐ近くにあるVieux Lyon駅からは、二方向にケーブルカーの路線が伸びています。こちらはSaint Just駅行き。


↑そしてこちらがフルヴィエールの丘行きです。ケーブルカーといっても地下鉄と同じ市内交通と位置付けられていて、切符等も共通。


↑ケーブルカーは発車後、すぐにトンネルに入ってしまいます。終点までずっと地表に出ないままでした。

このあとは大聖堂のガイドツアーや遊覧船を楽しみ、夜は有名なレストランで食事するのですが、それはまた次回。

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