フランス・ワインの旅6日目(9/27) その2

お昼を食べ、再びホテルを出発。すぐそばにあるワイン市場(Marché aux Vins)に行こうとしたのですが、ちょうどお昼休み中だったので、15分ほど近くのみやげ物屋で時間をつぶすことに。そして改めてワイン市場に向かいました。

入り口で10ユーロ払い、ワイン市場の中へ。ここは10数種類のブルゴーニュワインが試飲できる施設で、気に入ったワインを購入することもできます。階段を下りてカーブに入ると、そこには薄暗くひんやりとした空間が広がっていました。



↑ワイン市場のコレクション。100年以上前のワインも並んでいました。もちろんここは厳重に施錠されています。



↑ワイン市場地下の様子。薄暗くてとても雰囲気があります。ところどころにテーブル代わりの樽が置いてあり、そこで自由に試飲ができるようになっています。

とにかく試飲できるワインの種類が多いので、最初から飲みまくると後が大変なことになると思います。それに最初は白ワイン、途中から赤ワインが出てきて、後の方になるほどグレードが高くなっていくのでなおさらです。私も最初は一口だけ飲んで、あとはもったいないと思いつつも味だけみて吐き出す感じで試飲をしていきました。正直、最初の方のワインはあんまり大したことがないなと思ったのですが、地下を出てワインのグレードが上がったあたりから、やっとブルゴーニュらしいワインが出てきたように思います。


↑シャンボール・ミュジニーも試飲することができました。

他にもジュヴレ・シャンベルタンやヴォーヌ・ロマネ、ポマールなどがありましたが、今まで飲んであまりピンと来なかったジュヴレ・シャンベルタンは、やっぱりここでもピンと来なかったので、どうも自分には向いていないのかもしれません。

最後の販売コーナーでは、試飲してみておいしかったアロース・コルトン2005のハーフボトルを9.9ユーロ(約1,100円)で購入。これは今晩いただくことにします。

ワイン市場を出て、別のワインカーヴに行こうと思ったのですが、すぐ近くのはずなのになぜか入り口が見つかりません。仕方がないので少し足をのばしてマスタード工場の見学でもしようと思ったら、こちらも見学は午前中のみでした。おまけに途中で道に迷いそうになるし、もうさんざん・・・。結局他に行くあてもなかったので、ボーヌの街を城壁に沿ってぐるりと歩き、Bouchard Aîné & Fils(ブシャール・エネ・エ・フィス)というワインカーヴへ。ここはツアー形式での試飲のみで、次回は16時スタートとのことだったので、30分ほど近くをぶらぶらすることにします。



↑街外れにある聖ニコラ門と市庁舎。ヨーロッパの市庁舎は風格のある建物が多い印象があります。

16時が近づいてきたので、再び先ほどのワインカーヴへ。入場料の9.5ユーロを払い、しばらく待っていると他の参加者もやってきました。総勢10人ほどでツアーがスタートし、まずは地下のカーヴへと案内されます。説明はフランス語と英語の両方でしてくれるのですが、最初私もフランス語組の方に入れられそうになり、あわてて英語組の方へ。ここでもまずは白ワインから試飲がスタートし、徐々に濃いワインへと進んでいきます。特にこのツアーは五感で味わうワインというのがコンセプトのようで、音や色、香り、手触りなどでワインを表現するというような事を説明しているようでした。料理とのマリアージュを紹介したパネルも展示されていたのですが、その中に白ワインと串カツの取り合わせもあり、思わずにやりとしてしまいます。

カーヴを出て、さらに試飲が続きます。するとここで、エシェゾー Grand Cruが登場し、試飲させてもらえると言うことで一気にテンションが上がります!これ、買うと1本1万ぐらいするんだろうなあと思いながらおそるおそる飲みましたが、とてもエレガントでとげとげしさのない、おいしいワインでした。でもさすがに自分で買うには高すぎるかな・・・。

結局おみやげにはサヴィニ・レ・ボーヌを18ユーロで買い、私と入れ違いでツアー旅行者が大量に中に入っていくのを見届けてからワインカーヴを後に。まだ17時頃でしたが、もう他に回るあてもなかったですし、ちょっと疲れも出てきたので、早々に戻ることにします。

今夜の夕食はレストランで食べず、食材を買ってホテルの自室で食べようと思っていたので、まず近くのパン屋でパンを買っていくことに。パン1本は多いなあと思っていたら、ちょうど半分に切られたバタールが残っていたのでこれを買うことにしました。その後スーパーマーケットへ行ったのですが、スーパーはとにかく楽しくて、見ていて全然飽きません。これまで見たスーパーの中では小規模とはいえ、ほどほどに広く、食料品以外の本や文房具類も充実している印象でした。いろいろ悩んだ末に、今夜食べる用のチーズとスモークサーモン、生ハム、明日の朝ご飯用のサンドイッチ、あとおみやげ用にチーズとマスタード、ワイン、そして食べるために必要なフォークなどを購入。あと普通のハムも買おうと思ったのですが、ショーケースの向こう側に並んでいるので、最初どうやって買うのかわからなくて困ってしまいました。しかしどうやらショーケースの中にいる店員さんにどれを何グラム買うか伝えれば切り分けてくれるようだったので、意を決して買いたいハムを指さし、”Cent gram, s’il vous plaît!”と言うと、100g分のソーセージを切りかけ、バーコードの付いたシールを貼って渡してくれたので、どうやらこれをそのままレジに持って行けば良いようです。

そしてレジに行くと結構人が並んでいたので、セルフレジを使うことに。最初に言語を選ぶようになっていたので、迷わず英語を選んだのですが、いつの間にかフランス語に戻っているという、何のために選ばせたんだ・・・というようなシステムに思わず苦笑。そして買い物袋は別料金のようだったので、どうやって手に入れるんだろうと悩んでいると、そばの店員さんがやってきて、こうやってバーコードをスキャンするのよ、と見せてくれました。いや、それは知ってるよ!悩んでるのは別のことなんだー!・・・と内心思いながらもうまく伝える術がなく、仕方がないのでそのままスキャンしていきます。いっぱい買い物したので金額が60ユーロを超えたのですが、幸いクレジットカードが使えるようだったので、ありがたく使わせてもらうことにしました。そして自分のカバンに商品をパンパンに詰め込んで、スーパーを後に。

ちなみに前回イタリアを旅行したときの経験から今回もおみやげ用にチーズをいっぱい買ったのですが、真空パックされたチーズだったら多少常温に置いても大丈夫だったので、おみやげにはおすすめです。今回はミモレットとゴーダ、エダム、カンタルチーズなんかを買いましたが、ちょっと良いミモレットはともかく、他のチーズは290gで2.37ユーロ(約270円)と、日本で買う値段と比べると半値以下で買えたのでかなりお得感がありました。

重いカバンをかかえ、ホテルに戻ると19時近くになっていました。というわけで部屋飲み(?)開始!


↑左上から時計回りに、バタール1/2本、生ハム、スモークサーモン、ハム、シェーブル(山羊のチーズ)

改めて見たら自分でも思うのですが、ちょっと量を買いすぎてしまったようで、半分ぐらい食べたところでもうお腹いっぱいになってしまいました。一つ一つはおいしいのですが、脂っこいものばかりなのもちょっときつくて、サラダでも買えば良かった・・・と後悔しました。あとシェーブルチーズを初めて食べたのですが、クセが強くてちょっと私には合いませんでした。とはいうものの、量り売りのハムはとてもおいしく、なによりワインが最高でした。


↑昼間ワイン市場で買ったアロース・コルトン 2005のハーフボトル。これはほんとにうまかった・・・。

パンはなんとか食べきりましたが、その他の食材は残ってしまい、仕方なく冷蔵庫へ。そして日中寒かったせいかのどが痛くて、どうやら風邪をひいてしまったようです。でもお酒飲んでるので今すぐ薬を飲むのも良くないと思い、まだ20時台でしたがベッドへダイブ。

翌日はボーヌを出てパリに向かいますが、それはまた次回。

コメント 3

gorogoro2011年9月19日 03:11

Bouchard Aîné & Filsを調べていてこのサイトにたどり着きました。綺麗な写真とわかりやすい解説でとても参考になりました。他の方でここまで丁寧に試飲ツアーについて書かれている方が日本語(>_<)ではなかったので。
遅めの夏休みに私もボーヌに行く予定です。このサイトを参考に旅行を楽しんでこようと思います。

aPony2011年9月20日 22:23

>gorogoroさん
どうもはじめまして。ボーヌに行かれるんですねー。Bouchard Aîné & Filsのカーブはなかなか重厚で雰囲気がありましたよ(撮影禁止だったので写真は撮れなかったのですが・・・)。
私は英語もフランス語もほとんどできないので、もっと言葉がわかる方だったらきっとさらに楽しめることと思います。お気をつけて-!

gorogoro2011年9月29日 17:27

このワインカーブ行ってきました。案内人の方はフランス語で最初に半分の人を説明し、残りの数名(私を含む)に英語で説明してくれました。フランス語ではずいぶん丁寧な説明なのに、英語だとシンプル(当たり前ですかね)。ここがボーヌで最初のカーブだったので、語学がわからなくても伝わりやすい内容でしたし、こんな風に商売上手なところがあるのかと感心しました。フランスにはワインを飲むためにまた行きたいなと思って帰国しました。

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