イタリア旅行3日目(8/24) その1

朝6時に目覚ましをセットしていましたがなかなか起きられず、結局シャワーを浴びて朝食を食べに降りたのは7:30頃でした。実はこの後行くヴェネツィアで参加する予定のゴンドラツアーのチケットが、メールで送られてくるのが遅かったせいで印刷できていなかったので、ロビーのパソコンで印刷しようとしたのですが、プリンタが故障しているようでどうもうまくいきません。仕方がないのでフロントにチケットのpdfファイルが入ったmicroSDカードを持って行ったのですが、メールで送ってくれとのことだったので、Gmail経由で送ってなんとか印刷してもらうことができました。ほんとに助かった…。フロントの人もチケットを見るなり、ゴンドラツアーなんて良いわね、みたいなことを笑顔で言ってくれました。とりあえずホテルはチェックアウトすることにしますが、まだ列車の時間まではしばらくあったので、フロントの人に頼んでスーツケースは預かってもらうことにします。

身軽になったところで、とりあえずミラノ中央駅前へ。9番のトラムが運休のため使えないので、どうしたものかと思っていると、どうやら29/30番のトラム(普段はミラノ中心部の外周を環状運転しているが、このときはミラノ中央駅前に乗り入れていた)が使える様子。とりあえずこれに乗り、昨日と同じTricolore電停で降りましたが、23番のトラムが来る気配が全くありません。仕方ないのでもう一度29/30番に乗り、5 Giornate電停で再度下車します。


↑Tricolore電停の様子。トラムは並木道を走っている感じで、とても風情がありました。

5 Giornate電停からは27番に乗り換え、ドゥオーモを目指しますが、気づいたら電停を過ぎていました。仕方がないので次の電停で降り、歩いてサンタンブロージョ聖堂を目指します。聖堂のすぐ横にはカトリック大学があり、学生の姿もちらほら見えました。


↑途中にあったイタリア中央銀行の建物。重厚な石造りです。


↑サンタンブロージョ聖堂はロンバルディア・ロマネスク様式の傑作とのことで、歴史のありそうな建物でした。


↑内部もどちらかというと重厚なイメージ。


↑回廊はレンガ造りでやや無骨な感じ。


↑最初の写真はたぶん聖堂の裏側だと思うので、こちらが正面側です。全くイメージが違うのがおもしろいですね。

その後、歩いてサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会へ。ここはレオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」が展示されていることで有名なところらしいです。ただ人気のスポットなので見学には予約が必要で、私は見るのをあきらめて教会だけ見ていくことにしました。余裕があれば一目でも見てみたかったんですけどね。


↑サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会の外観。最後の晩餐はここではなく、すぐ横の修道院の食堂で展示されているようです。


↑教会内部は装飾の多さが印象的でした。

見学後、目の前にある電停からトラムに乗り、再びドゥオーモへ。ここでまたジェラートを食べることにします。今回はベリー系のを選びましたが、これもおいしかった。


↑イタリアの街ではこんなジェラート屋があちこちにありました。

食べ終わってから3番のトラムに乗り、24 Maggio電停へ。ここへ来たのはダイヤモンドクロスという、トラム同士の平面交差が見たかったからです。鉄道に興味ない方にはなんのことやら、って感じかもしれませんが…。


↑昔は阪急の西宮北口駅にもありましたが、最近国内では希少になりつつあるダイヤモンドクロス。

そろそろミラノ中央駅に戻らないといけなかったので、24 Maggio電停から29/30番のトラムに乗ろうとしたのですが、なんと運休しているではありませんか。そういえば昨日電停の掲示板に運休情報書いてたっけ、ということを今更思い出してちょっと焦りました。幸い運休になったトラムの代わりに代行バスが走っているようなので、近くのバス停で待っているとすぐにバスがやってきました。

しかしバスは途中の5 Giornate止まりで、そこから係員に誘導されるままに臨時の電停で待っていると、29/30番のトラムがやってきました。これでなんとか列車に間に合う・・・とやっと一息つけましたね。そして無事にミラノ中央駅前に到着し、ホテルに戻って荷物を受け取ってから、ミラノ中央駅に向かいました。

列車は相変わらず落書きが多くて、またかーという感じでしたが、まあとりあえず乗り込みます。そして定刻の12:15に発車。列車は昨日も行ったクレモナを通り、世界遺産の街マントヴァへと向かいます。しかしクレモナ到着時点ですでに8分ほど定刻より遅れていて、さすがイタリア…という感じでしたね。車内では中国人らしきグループの話し声が大きいのがちょっと気になりましたが、疲れていたのでうとうとしつつ過ごしていました。そして定刻から15分遅れの14:28にマントヴァ到着。

スーツケースが重いので駅の階段の上り下りがちょっと大変でしたが、とりあえず駅を出てホテルに向かいます。今日泊まるホテルは駅のすぐ目の前にあったので、それほど困りませんでした。とりあえずフロントでチェックインを済ませましたが、応対してくれたホテルの人が赤いフレームのメガネをかけた女の子で、あまり得意ではなさそうな英語をがんばってしゃべってる感が伝わってきてすごく好感が持てました。まあ私はそれ以上に英語が話せないわけですが…(汗)。とりあえずパスポートを預けた後に部屋へと案内され、いろいろと説明してくれました。今回泊まった部屋はなんというか、離れのようなところにあり、さながらリゾートホテルのようでした。一泊49ユーロの安いホテルだったんですけどね。


↑泊まったホテル、A Casa Dei Gonzagaの部屋。まだ真新しい感じがしました。一人なのにダブルベッド!(笑)。


↑ホテルの外観はこんな感じ。リゾートホテルっぽいですね。

とりあえず荷物をおろして一息ついたのですが、パスポート預けたままなのが不安だったので、もう一度フロントに行ってみることに。ここでパスポートを返してもらい、これから向かう予定のテ離宮への行き方を聞くと、ちょっと距離があるからバスで行くのが良いとのこと。ただ歩いた方が楽しそうだったので歩いていくことにしました。それからここのホテルでもWi-Fiが使えるようだったので申し込みをしてから、テ離宮へと向かうことに。

というわけで、マントヴァの街のことについては、また次回。

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