2016年8月11日

    アルザス・リヨン旅行7日目(9/26) その1

    7時に目覚ましをセットしていたのですが頭が痛くて起きられず、薬を飲んでもう少し横になります。でもあんまり良くならないので朝食を食べてごろごろしていたら、ホテルを出る頃には10時前になっていました。しんどいのでブレス鶏で有名なブール・カン・ブレスに行く予定は取りやめて、今日も市内を観光することに。


    ↑ホテルを出てすぐ近くにかかる歩行者専用橋。渡った先にサン・ポール教会があります。


    ↑サン・ポール教会のすぐ横にあるフランス国鉄のサン・ポール駅。


    ↑ホームに停車するTER。ここは近郊ローカル線のみの発着となっていて、本数が少ないのでホームは閑散としていました。それにしても、ローカル線の割に止まっている車両が真新しいものばかりですごい。

    サン・ポール駅前からトロリーバスに乗り、昨日も前を通りかかったリヨン中央市場へ。ここは食材のお店以外にビストロやレストランも充実していて、地元の人より観光客向けなのかなという雰囲気でした。


    ↑リヨン中央市場内の様子。鶏肉などは日本と違って一羽丸ごと尾頭付き(?)で売られていて、初めて見るとギョッとします。

    市場を出て再びトロリーバスに乗り、サン・ポール駅前まで戻って旧市街をうろうろすることに。


    ↑リヨンのトロリーバスC3系統。連接タイプの大きな車体が特徴です。


    ↑フルヴィエールの丘に続く急な階段。


    ↑リヨンにはトラブールと呼ばれる、このような路地と路地をつなぐ建物内の通路が、かつてはいたるところにありました。これはリヨン名産の絹織物を雨に濡れずに運ぶために使われていたそうです。


    ↑サン・ジャン大司教教会の大司教がかつて住んでいた宮殿。現在は図書館になっているようです。


    ↑サン・ジャン大司教教会からさらに南にある、サン・ジョルジュ教会。残念ながら中には入れませんでした。

    そして再び北に戻り、昨日乗らなかった別の系統のケーブルカーに乗って、サン・ジュストへ。


    ↑ケーブルカーのサン・ジュスト駅。こちらは特に観光名所もないため、地元の人しか利用していない雰囲気でした。

    実際私もここに来て何もするあてがなかったので、とりあえず昨日も行った大聖堂まで歩いてみることに。このあたりは旧市街の喧噪が嘘のように、高級住宅地が広がっていました。ケーブルカーで結構上ってきてるはずなのに、さらに坂を上ってようやく大聖堂に到着。


    ↑大聖堂の側面から一枚。

    せっかくまたここまできたので、昨日は立ち寄らなかったクリプト(地下聖堂)に行ってみることに。クリプトというと暗くて狭いイメージがあるのですが、ここはとても広くて、これだけで普通の教会ぐらいの規模はあるのではないか、と思いました。


    ↑規模もさることながら、普通は石がむき出しのイメージが強いクリプトなのに、これほどの装飾がほどこされていることに圧倒されました。

    そろそろお昼だったので、ケーブルカーに乗って麓に下り、地下鉄に乗り継いでベルクール広場近くのLa Mère Jeanというお店へ。しかし満席で断られてしまい、仕方なくリヨン旧市街に戻り、Les Lyonnaisというお店に入りました。ここもいわゆるブションで、料理は期待できそうです。とりあえず定食を注文し、ビールを飲みながら待ちます。


    ↑前菜は生ハムの乗ったチーズトーストとサラダ。ビールはストラスブールでも飲んだクローネンブルグ1664でした。サラダにかかっていた唐辛子マヨネーズっぽいドレッシングが良く合います。


    ↑メインは白ソーセージのロースト。付け合わせはジャガイモと、ニンジンをすり下ろしたっぽい何かです。おいしかったですが、ジャガイモ2個は多くて全部は食べきれませんでした。

    定食とビールで16.6ユーロと、まあまあリーズナブルなお値段でした。
    この後も引き続き市内観光をしますが、それはまた次回。