長崎・佐賀旅行9日目(8/27)

8時前にホテルを出て、西辛島町電停へ。ちょうど上熊本行きが発車した直後だったので、電停でしばらく次の電車の到着を待つことにします。


↑反対方向の終点、健軍町行きの車両。

やってきた電車に乗り込むと、次の洗馬橋から専用軌道へと入ります。しかしその次の新町から再び道路に出て、そのまま終点の上熊本まで併用軌道を走っていました。土曜日の朝ということもあり、乗客はそこまで多くなかったです。

10分少々で上熊本に到着し、降りる際に一日乗車券(わくわく1dayパス)を500円で購入。その場ですぐ日付をスクラッチして、運転士さんに見せ、あわてて下車します。


↑上熊本電停にて停車中の健軍町行き。

上熊本8:20 – 北熊本8:29(熊本電鉄菊池線・普通北熊本行き)
あわてていたのは、ここで乗り換える熊本電鉄が発車時間ぎりぎりだったからです。電停からバスターミナル挟んで反対側にある駅舎に駆け込みましたが、どうやら少し遅れているようでまだ電車は入線していませんでした。ほどなくしてやってきた電車は2両編成で、少しレトロな感じが素敵。あとで調べたところによると、どうやら元・南海高野線の車両のようです。この電車は途中の北熊本止まりなので、ここで御代志(みよし)行きに乗り換え。


↑熊本電鉄200系電車。元・南海22000系電車らしいです。


↑駅標。隣の韓々坂(かんかんざか)という駅名がおもしろい。

北熊本8:31 – 御代志8:51(熊本電鉄菊池線・普通御代志行き)
熊本電鉄は北熊本で分岐しており、ここでもう一方のターミナルである藤崎宮前駅から来た電車に乗り換えます。しかし北熊本駅目前で赤信号のため停車してしまい、なかなか動き出しません。結局数分遅れて北熊本駅に入線し、すぐ隣に停車中の御代志行きに乗り換えます。こちらはステンレス車体で、元・都営三田線の車両のようですね。乗客はそこそこいましたが、御代志の2つ手前の電波高専前でほとんどの人が降りてしまい、御代志まで乗り通す人は皆無でした。途中、八景水谷(はけみや)という駅名がかなり難読だったのが印象的。一日乗車券は適用範囲が途中の堀川駅までなので、堀川駅から御代志駅までの運賃200円を追加で払って下車します。


↑車内の様子。どことなく懐かしさを感じます。


↑御代志駅停車中の6000系電車。角張った無骨なデザインです。


↑御代志駅。改札がないので駅前のバスターミナルからホームへは直で入れます。

御代志9:11 – 藤崎宮前9:37(熊本電鉄菊池線→藤崎線・普通藤崎宮前行き)
御代志駅では特にすることもなかったので、折り返しの電車で戻ることにします。最初はがらがらだった車内も、途中でそこそこ乗客が乗ってきました。北熊本駅から藤崎宮駅までは藤崎線になるのですが、御代志-藤崎宮前間は通しで運転されています。北熊本駅で上熊本方面に向かう乗客は乗り換えていき、ここから先は一部併用軌道を走行していきます。ほどなくして藤崎宮前駅に到着。駅自体は小さいですが、降りる人は多かったです。

藤崎宮前駅の南側からは上通、下通というアーケード街が中心部まで通じていて、賑やかなエリアでした。まだ朝ご飯を食べていなかったので、下通のミスドで朝食を食べていきます。それからホテルに戻り、チェックアウトして再び西辛島町電停から今度は健軍町行きに乗車。この区間は途中の電停数が20近くあるので、30分ほど時間がかかりました。途中、新水前寺ではJRと連絡しており、このあたりまでは市街地の雰囲気でしたが、健軍町にかけて徐々に下町の雰囲気になっていきます。健軍町電停そばには商店街があったのでその中のスーパーに入り、熊本名物の棒ラーメン「アベックラーメン」をおみやげに購入。それから再び折り返しの市電に乗って戻ることにします。


↑健軍町電停。

帰りは田崎橋行きに乗車し、終点まで向かいます。途中で乗ってくる乗客はかなり多く、新水前寺駅前と通町筋で降りる人が大半でした。熊本駅前を通り過ぎ、ほどなくして終点の田崎橋電停に到着。ここも熊本駅前と同じく綺麗に整備されていました。そして再び熊本駅前へと戻ります。



↑田崎橋電停。軌道敷も緑化されていて綺麗でした。


↑JR熊本駅の駅舎(白川口)。どこかで見たようなデザイン・・・と思ったら、なんと甲子園球場がモチーフになっているそうです。


↑熊本駅前電停。駅前から直結されて便利になりました。

熊本13:01 – 大牟田13:50(鹿児島本線・普通鳥栖行き)
熊本駅では売店で熊本名物のいきなり団子を購入。電車に乗ってから食べましたが、サツマイモの輪切りが入っているので、かなりのボリュームがあります。素朴な味わいでおいしかった。大牟田からは西鉄で天神方面に向かう予定だったのですが、さすがに13:52発の特急へ乗り換えるのは難しそうだったので、一旦大牟田で降りてお昼にします。

駅から数分歩いたところにある福龍軒に入り、ラーメンを注文。スープは博多風とんこつですが、麺が太いのが特徴的でした。結構地元のお客さんも入っていて、人気あるんだなーという感じ。食べ終わって今度は跨線橋を渡り、西鉄大牟田駅に向かいます。


↑大牟田駅停車中の、特急福岡(天神)行き。

大牟田14:22 – 薬院15:20(西鉄天神大牟田線・特急西鉄福岡(天神)行き)
ここからは西鉄特急に乗ります。西鉄特急は大牟田から天神まで、所要時間ちょうど1時間で1000円という、わかりやすい体系になっていました。6両編成で転換クロスシートに腰をかけ、発車。途中単線になったり複線になったり、結構めまぐるしく変わる感じでした。途中柳川下りで有名な西鉄柳川駅では、結構乗客が乗ってきます。久留米を出る頃には立ち客も出るほどの乗車率で、30分に1本とはいえ結構利用率は高いようです。そして終点の1つ手前の駅である薬院駅で下車。ここから今夜宿泊予定のホテルに向かいます。

駅を出ると外は大雨!電車乗ってる途中、なんか雨が降った跡が見えたので嫌な予感はしていたのですが、まさか今日も降られるとは・・・。とりあえず折りたたみ傘を取り出し、福岡東映ホテルに向かいます。チェックインを済ませ、荷物を整理してから再び歩いて今度は天神へ。

天神では福岡県在住の友人たちと合流し、しばらくスタバでトーク。それから中洲経由で競艇場の横を通り過ぎ、ベイサイドプレイス博多に向かいました。



↑ベイサイドプレイス近くから撮った博多港の夕景。

ここでは男4人で博多オルゴール堂を冷やかしたりした後、バスに乗って天神に戻ります。ちょうど中洲では中洲ジャズ2011というイベントが行われていたので、しばし音楽を楽しむことに。それから今夜の楽しみである、水炊きのおいしい「八風」というお店へ。初めて食べる水炊きでしたが、予想通り鶏のうまみがスープに良く出ていて、最高でした。〆の雑炊もおいしくないわけがない、というお味で大満足です。


↑水炊きの前に食べた鶏のタタキ。これも新鮮でうまかった。

そしてデザートに抹茶アイスをいただき、お店を後に。天神でみなさんと別れてホテルに戻ります。結構お酒も飲んでいたので、すぐにばたんきゅー。

明日はいよいよ旅行最終日ですが、それはまた次回。

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