フランス・ワインの旅1日目(9/22)

例年なら出発前日に荷造りをほぼ終えているところなのですが、今年は出発直前まで富山に行ったりコンサートに行ったりばたばたしていたため準備が間に合わず、朝6時前に起きて最後の荷造り。焦ると大事な物を忘れたりしてろくなことがないのですが、結局最後まで荷物確認などをしていると電車に乗り遅れそうになり、スーツケースを引っ張って駅までダッシュ!何とか間に合いましたが、もう汗だく・・・おまけにTシャツに小さなほころびを発見してしまい、先が思いやられます(笑)。

途中梅田のコンビニでコーヒーを買っていこうと思ったのですが、よく考えたら普段使っている財布を家に置いてきたので、お札しか持っていません。これを崩すのは嫌だしどうしようと思っているうちに、このコンビニではPiTaPa決済が出来ることを思い出しました。ちょうどPiTaPaはクレジットカードとして使おうと思って持っていたので、それで決済。こういうときほんとに便利ですねー。大阪からは8:28発の関空快速に乗り、twitterで出発報告をしながら関西空港へ。西九条で座れたので、楽々行くことができました。

9:42関西空港着。チェックインは済ませていたので荷物を預け、手荷物検査、出国審査と通過した後、北ウイングに着いたのが10時ちょっと過ぎでした。今年は9月に夏休みを取ったせいか、空港が空いていて予想外に手続きが早く済んでしまい、どうやって時間をつぶそうか・・・という状態に。こんなことならもっとゆっくり来るんだったー。とりあえずいつものようにラウンジに入り、ジュースを飲みつつ30分ほど時間つぶし。10:45頃に搭乗手続きが始まりましたが、後方の席だったので早々と乗り込みます。今回スペースの関係で2列になっている窓際の席を選んだのですが、ここは窓との間に少しスペースがあってゆったりしていましたし、座席を立つときもあまり隣の人に気を遣わないで済みそうだったので、当たりでしたね。隣の席は最初空席だったのですが、なぜか他の席から女性が移ってきました。今回はエールフランスを選んだのですが、KLMに乗ったときより外国人の姿が目立ちました。まあ時期的な問題かもしれませんが。

定刻の11:25頃に機体が動き出し、無事に離陸。ほどなく食事のメニューが配られましたが、フランスの航空会社らしく、シャンパンがあるのが目を引きます。というわけで食事の時にはシャンパンを頂きましたが、文句なしにうまかったです。食事は残念ながら在庫の関係で選択の余地なく和食にされてしまったのですが、これもおいしかった。食事にはちゃんとしたカマンベールチーズが付いてきたのですが、こういうところに手を抜かないあたりに、フランス人のチーズ好きを垣間見ることができますね。


↑1回目の機内食。鶏の釜飯とスモークサーモンのサラダなどですが、おいしかったなー。エールフランスの機内食は全般に味付けがよくてレベルが高かったです。

食事が終わってしばらくはPSPで遊んでいましたが、眠くなってきたので3時間ほど就寝。その後も本読んだり音楽聴いたりしているうちに2回目の機内食の時間になりました。あまりお腹は空いていなかったのですが、ちゃんと量も少なめだったので食べられました。


↑2回目の機内食。鴨ハムが特においしかった。

定刻より早く、出発からちょうど12時間ほどでパリ・シャルル・ド・ゴール空港に到着。まずは入国手続きを済ませ、乗り換えのためターミナルに向かいます。ターミナルは狭くてあまり暇がつぶせそうなところがなかったので、ひたすら本を読んで時間つぶし。1時間ほどして搭乗開始のアナウンスがあったので、手荷物検査を受けてから飛行機に乗り込みます。当然のことながら周りはフランス人ばかりでした。18:25出発予定だったのですが、なにやらトラブルがあったようで、結局19時頃に離陸。

機内では晩ご飯代わりにサンドイッチでも出てこないかなあと期待していたのですが、結局ビスケットだけでした。とりあえずこのビスケットはカバンにしまい、後で食べることにします。そして20時頃、ボルドー・メリニャック空港に到着。結局出発が遅れたせいで到着も20分ほど遅れてしまいました。夜遅くなると不安なので早めに着きたかったんだけどなあ・・・。

飛行機を降り、まずはどきどきの手荷物受け取りターイム!幸い今回はあっさりとコンベアを流れてきたのでほっと一安心しました。


↑手荷物受取所。こんなところにワインボトルのモニュメントがあるあたり、さすがボルドー!

さて、空港からボルドー中心部へはシャトルバスに乗るのが一番手堅いのですが、それじゃおもしろくないですし、料金も7ユーロ(約800円)ほどするので、市バスに乗って行くことに。市バス乗り場は空港の出口を出て右側という情報があったのでそれを信じていったのですが、実際には出口を出て左側にありました。バス停を発見した直後にバスが出てしまったので、次のバスまで15分待つことにします。


↑バス停の標識。1番のバスに乗って市中心部のQuinconces(カンコンス)広場方面へと向かいます。

20:30のバスに乗り、まずは運転手から切符を買います。市内交通は1回乗車なら1.4ユーロ(約160円)なので、シャトルバスと比べるとはるかに安い。乗ったのは連接部付きの比較的大きなバスで、最初乗客はまばらでしたが、途中で乗ってくる人が意外と多かったです。そしてバスはとにかく飛ばす飛ばす。郊外は信号がないので交差点はたいがいロータリーなのですが、通る度に横Gがかかってスーツケースを押さえるのに必死でした。


↑市バスの車内。比較的新しくて快適でした。連結部があるバスはヨーロッパではかなりメジャーです。

そしてこのバス一番の難点は、次の停留所の案内が一切無いことでした。バスによっては電光掲示板が付いている物もあるようなのですが、このバスにはそれがない上に、私は途中のバス停で降りるつもりだったので、どのタイミングで降車ボタンを押せばいいんだ-、とはらはらしっぱなしでした。路線図は印刷して持ってきていたのですが、途中のバス停がわからないのでは意味がありません。必死に流れる景色を眺めていたのですが、幸運にも降りる1個手前のバス停を視認することができ、あわてて降車ボタンを押しました。というわけで無事にGambetta(ガンベッタ)バス停に到着。やれやれ・・・。

そして今日泊まる予定のHotel Clemenceauは、バス停からすぐのところにありました。もうすでに21時を回っていましたが、このあたりは繁華街のようで、まだまだにぎやかです。まずはチェックインを済ませ、部屋へ。


↑今夜泊まるホテルの部屋。なかなかモダンな感じで居心地がよかったです。冷蔵庫があればもっとよかったんだけどなー。

今日はもう疲れていたので、飛行機でもらったビスケットを食べたり、到着をツイートしたりして、もう寝ることにします。まだ22時前でしたが、もう24時間ほど起きている計算になるので、眠くて仕方ありませんでした。翌朝は5時起きなので、なおさらです。

翌朝はとんでもない事件で幕をあけることになるのですが、それはまた次回。

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