バルト三国の旅2日目(9/17) その1

6時半に目覚ましをセットしていましたが、時差ボケであまり寝られなかったのでしばらくごろごろ過ごしてシャワーを浴び、8時半頃に朝食を取りに向かいます。しかし朝食会場には私以外誰もいなくて、ものすごく食べづらかったです。


↑朝食はごくありふれたメニューでしたが、左下のおかゆのような物はねばりけがすごくてあまりおいしくなかったです。

朝食を終え、外に出たとたんに雨が降り出しました。俺持ってるな・・・(笑)。ホテルのすぐそばにある聖オレフ教会は10時オープンだったので後回しにして、まずは城や大聖堂のあるトームペアと呼ばれる丘に上ってみることに。


↑トームペアの入口。この右側にはTabinoya(旅の家)という日本人が経営しているホテルがあるようです。


↑正面の建物右側をよく見ると、なぜかマリオのスーパースターらしきものが描かれています。これはなんなんでしょう・・・?

丘へと続く通路を上っていくと、まずはアレクサンドル・ネフスキー聖堂が見えてきます。ロシア正教会の聖堂なので、外観も独特です。中にも入ってみましたが、ロシア正教会は撮影禁止のところが多いようで、写真は撮れませんでした。リザと呼ばれる金属製の覆いが施されたイコン(聖画像)や、また熱心な信者の方の姿が多かったのを覚えています。
それからトームキリク(大聖堂)にも行ってみましたが、こちらも礼拝堂は撮影禁止でしたが大量の紋章が印象的でした。まだ雨が降っていたので外観の写真は後回しにして、いったん丘を下りることに。


↑タリンの旧市街には至る所に城壁が残っていて、上部を歩けるところもあります。


↑帰りはリュヒケ・ヤルク通りを通って丘を下ります。この先は急坂になっていました。

丘を下りると右手に聖ニコラス教会が現れますが、ここは美術館のようになっているので見学はせず、近くの観光案内所で地図をもらいます。そこから北に向かうと、旧市街の中心地、ラエコヤ広場です。広場に面して旧市庁舎があり、内部を見学したかったのですが、なにやら美術展が開催されているらしく、入場料が14ユーロと高かったので悩んだのですが、入ってみることに。


↑広々としたラエコヤ広場と、旧市庁舎。

美術展にはルーベンスの絵なんかもありましたが、結局建物内部はあまりじっくり見ることができず、ちょっと残念。ただ旧市庁舎のゲストブックが展示されていて、そこにガンジーやゴルバチョフといった著名人のサインがあったのが印象的でした。

旧市庁舎を出て、ラエコヤ広場を挟んで反対側にある市議会薬局(Raeapteek)へ。ここは営業中の薬局としてはヨーロッパで最も古いものの一つらしく、記録に残る限りでは少なくとも約600年の歴史があるようです。薬局の奥には展示室があるので、そちらをのぞいてみることにします。


↑市議会薬局の外観と入口。それほど目立たないので注意しないと通り過ぎてしまうと思います。右側には薬学のシンボル、ヒュギエイアの杯のロゴがありました。


↑展示室には好奇心をくすぐられるような薬瓶や調剤器具、ホルマリン漬けの原料などが並んでいて、ちょっとわくわくします。


↑薬局の窓口にも昔の調度品が置いてあります。この左側に薬局カウンターがあり、15世紀のレシピで作られたスパイス入りワイン「クラレット」なども販売されてるようです。

薬局を出て、そのすぐ北側にある聖霊教会へ。ここは主に庶民が通った教会で、それほど大きくはなく派手さもありませんが、こちらも600年以上の歴史を十分感じさせる重厚さがありました。


↑聖霊教会の内部。オルガンや側廊2階の下部、横にずらっと並んだ絵は「貧者の聖書」といって文字の読めない人たちに聖書の物語を説くためのものです。


↑聖霊教会の外観。この時計は1684年にタリンで最初に取り付けられた公共の時計だそうです。

それからすぐ近くのエストニア歴史博物館へも立ち寄りました。ここはかつて大ギルド会館として使われていた建物です。


↑エストニア歴史博物館は黄色い外壁でとても目立ちます。


↑展示品の中にはなぜか1997年製の東芝製ラップトップPCが! ちゃんとキリル文字のキーボードです。


↑地下展示室はかつてワインセラーとして使われていたこともあるようで、お酒や武器などに関する展示が充実していました。


↑1階の大ギルドホールも展示室として使われていました。ここには大相撲の把瑠都関に関する展示もあります。

博物館を出て、今度はお土産を買いに雑貨屋さんを数軒はしごします。北欧に似たセンスの良い雑貨がたくさん売られていましたが、その中からランチョンマットと鍋敷きを購入しました。

続いてタリン市博物館へ。こちらはソ連占領下の時代や、そこからの独立といった内容の展示が印象に残りました。特に1989年、バルト三国のおよそ200万人の人たちが手をつないで人間の鎖で結んだ「バルトの道」というデモ活動を記録したビデオの上映はとても興味深かったです。他にも地下に食器のコレクションなどがありました。


↑タリン市博物館は他にも旧ソ連の通信機器がたくさん置いてあって、そちらも心惹かれました。

次に南側にあるドミニコ修道院に行ってみましたが、残念ながら中には入れませんでした。修道院を突っ切って東に行くことができないので、南に迂回してヘレマン塔から旧市街をぐるっと囲む城壁に上ってみることにします。


↑タリン市旧市街の城壁はこのように街を取り囲んでいて(途切れている部分もありますが)、お店が入っているところもあります。


↑城壁に上ったところからの眺め。ようやく日が少しですが差し始めました。


↑ヘレマン塔の南側にある、「セーターの壁」と呼ばれるニット類を多く扱うお店が城壁の下に建ち並んだエリア。ニットのデザインに北欧ぽさを感じます。


↑セーターの壁すぐそばにあるステーキハウス。座っている豚の像に貫禄があり、観光客が並んで座って写真を撮ったりしていました。

ここから東、ヴィル門の先には新市街が広がっており、旧市街の街並みとは全く違う近代的な建物が建ち並んでいました。そちらは眺めるだけにしてにぎやかなヴィル通りを反対の西に向かって歩いてみます。


↑タリンで有名なレストラン、オルデ・ハンザ(Olde Hansa)。ここは15世紀の商家を改装しており、中世料理を現代に再現したものをいただけるそうです。

ようやく日差しも出てきたので、このあと旧市街の見所を再度駆け足で巡っていくのですが、それはまた次回。

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