私は去年の10月末にCPUを新調したのですが、そのときメモリだけは買い換えませんでした。LGA775のPentium4用チップセットであるIntel 915PはDDR2メモリにも対応しているのですが、当時DDR2メモリは512MBで12,000円とDDRの1.5倍ぐらいしていて、高くて買う気になれなかったのです。特に915Pは同容量のメモリを2枚差すとインターリーブモードになり、理論上2倍の速度を得られるため、2枚買うと2万円を超えるというのはさすがにちょっと、という感じでした。なので安くなるまではDDRでいこうと決め、安くなるのをずっと待っていたのですが、じわじわと値を下げ続けていたメモリ相場も今週末あたりが底値という声が聞こえ始めたので、あわてて昨日買いに行ってきました。来週まで待つかどうかでだいぶ悩んだのですが、ここまで来ると今度は逆に品薄になるのが怖いので、早めに行動に出ることに。最近パーツを買う店はだいたいBEST DO!かPC 1’sに限られてきているのでその2店を中心に回ったところ、どちらも同価格でノーブランド品ではあるものの、BEST DO!の方はelixirという以前使ったことのあるメーカーのチップが載っていたので、そちらで買うことにしました。1枚6,380円でしたから、去年と比べると半値近くになっています。それでも4,000円を割ってきているDDRに比べれば割高ではあるのですが、ここまで安くなればそれほど痛くはありません。ということでこれを2枚購入することにしました。
メモリを買うといつも相性がでないかどきどきするものです。今回もそんなどきどき感を味わいながらマザーボードに取り付け、緊張しながら電源をONにしました。結局マシンは何事もなかったかのように立ち上がり、ほっと一安心。まあDDR2はまだそれほど普及してないこともあって、品質の極端に悪いものはまだ出回ってないんじゃないでしょうか。ノーブランドでも十分動いています。肝心のスピードですが、これはまあ、劇的に速くなったということはないです。ただまあ、大きなファイルを操作するときに待たされる時間が若干短くなったような気はします。まあそんなことよりようやくメインマシンのメモリが1GBの大台に乗ったことの方がうれしかったり(苦笑)。
2005年4月4日 22:03
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エビフライ、たこ焼き、シュウマイ型のUSBメモリ
寿司に引き続き、今度はたこ焼きだそうです。もうここまで来たら何でもありですね(笑)。毎回思うのですが、商品写真にはこだわってますよねぇ。ちゃんと(USBメモリ以外の備品は付属しません)と書いてあるのに気づかないと、ほんとにたこ焼きの船まで付いてくると錯覚してしまいそうです。しかしプレスリリースを見ると、「あひる型USBメモリー“i-Duck(アイダック)”、すし型USBメモリー“SushiDisk”は世界的なヒット商品となった。」と書いてありますね。世界的ヒット商品、てほんまかいな(汗)。
2005年3月17日 22:40
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IDF Spring 2005レポートリンク集
毎年恒例のIntel Developer Forumがカリフォルニアで開催中です。今回の話題の中心はやはりデュアルコアCPUのようですが、どうもIntelが出すデュアルコアCPUは、単にコアを2つくっつけただけの間に合わせ的な印象がぬぐえないようです。もちろんリソースをすべて共有するより別々に持っていることによる利点もあるとは思うのですが、にしてもこの記事を見る限りSmithfieldはともかく、Cedarmillなんてほんとにコアを2個パッケージ上でくっつけただけのようにしか見えません。確かに発表から期間がほとんどなかったのでこういう形になるのは想像されていたのですが、なんだかあまり魅力的じゃないなぁ。とりあえずデュアルコアは2006年末に投入予定のMeromまで待った方がいいような気がします。
2005年3月5日 01:40
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ソニー、クリエの新機種投入を終了
前回のスタイラス騒動(?)も収まったところに飛び込んできたニュースがこれです。最近家電量販店のPDA売り場の規模が明らかに縮小していますし、CLIE自体も品薄傾向が続いていたので、後継機種を出すにしてもなんだか妙だなぁと思っていたら、やはり撤退してしまうようです。確かに最近ケータイが高機能化していますし、PDA市場が右肩下がりなのも事実です。でも将来的にはともかく、まだケータイのPDAとしての機能がそれほどでもない現状でなくなってしまうのは、正直言って痛いです。海外ではPalmを積んだケータイなんかもありますし、そういうのである程度代替できるとは思うのですが、今の日本市場に出回っているケータイはPDAとしてはお粗末すぎます。PCとの連携もやっとできるようになったぐらいで、一度PDAの使い勝手の良さを知ってしまった身にはちょっとつらいなあ。とりあえず今使ってるCLIEは大事に使い続けようっと。
それとCLIEが撤退するということは、日本で事実上Palm機が終焉をむかえたといっても過言ではないかもしれません。もし買い換えるとしてもWindows MobileかシャープのLinux機ぐらいでしょうね。
2005年2月22日 20:45
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USBバッテリーボックス(単3x4本)DX-P112
最近ではUSBライトやUSB扇風機のような、USB端子から電源だけ取って動く機器もすっかりおなじみになりましたが、逆にUSBコネクタに電気だけを供給するバッテリーボックスが売られているのを発見しました。なんかものすごく違和感を感じるのは私だけでしょうか(汗)。それなら最初から電池で動かせばいいじゃないかー。発想はおもしろいのですが、ここまでしてUSBの機器を動かしたくなることってあるんだろうか…。
2005年2月17日 23:17
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先日CLIEのスタイラスが行方不明と書きましたが、やっぱりずっとないのは不便なので、先週金曜日にR-1を見るついでになんばのビックカメラで買ってきました。純正品は3本入りしかないので、1本でいいから値段1/3にしてくれ~…と思いながらも1,554円で購入。んで家に帰ってから新しいスタイラスを装着し、やれやれと一安心しました。しかし、翌日部屋を掃除していると、なんと机の下から無くしたと思っていたスタイラスが出てきたではありませんか。うわー、やられたーっ、とまじでへこみました(汗)。うぅ、買うのあと一日待てばよかった…。まあVAIO色のスタイラスになったので、ちょっとかっこいいかな、と思って自分をなぐさめることにします(泣)。
2005年2月14日 21:40
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後藤弘茂のWeekly海外ニュース~ISSCCで、ついにCellが登場
米国で開催中のISSCCで、次世代PlayStationの心臓部であるCellプロセッサが、ついにそのベールを脱ぎました。一般紙では動作周波数が4GHz以上で、既存MPUの10倍の性能という点が強調されていますが、まあそのへんは話半分で聞いておくとしても、かなり特徴的なアーキテクチャを持っていることは事実のようです。特にCPUコアを9つ持っているというのには驚きました。このうち1つはPowerPCと命令セットが共通で、ほぼ同じ物と考えてよさそうです。残りの8つはストリーミング処理に向いたSIMD型の比較的小さなコアで、浮動小数点演算を高速にこなせるようです。動画のリアルタイム処理などではかなりの威力を発揮しそうですね。こういう処理に限って言えば10倍とまではいかないまでも、今までのプロセッサとは一線を画する速さを実現するのではないでしょうか。
またバスも非常に高速で、メモリ帯域が25.6GB/sec、チップ間インターフェイスが76.8GB/secとなっています。現在のPC環境では、DDR2-533でデュアルにしたところで8.4GB/sec程度のメモリ帯域ですから、モジュールとチップ単体という違いもあり単純に比較はできませんが、メモリ帯域には相当余裕があると見ていいでしょう。
そしてこれだけの機能を詰めて、90nmプロセスでダイサイズが221mm2と、すでに十分量産可能なサイズになっています。300mmウェハなら、歩留まりを無視すれば1枚あたり300個弱ぐらいは取れそうですから、現時点でも十分ペイしそうです。ただ最初この記事のウェハ写真を見たとき、どう見てもダイサイズがその2倍以上あるように見えて仕方ありませんでした。なんでかなあと思っていたら、どうやらこのウェハ上にはCellとともにテスト回路も載っているようなのです。Cell2個とそのテスト回路を含めて1つのコアに見えてしまっていたので、ダイサイズが大きく見えてしまっていたようです。それで気づいたのですがこのテスト回路、写真で見る限りCell2つごとに1つ付いているように見えるのですよね。Cellをテストするときに、デュアル構成でテストしたりしてるのでしょうか。だとしたらこの先の展開がちょっとおもしろくなってくるのですが。
2005年2月8日 22:42
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リンクス、1万円を切るファンレスNAS組み立てキット
玄箱の登場以来注目を集めているNAS組み立てキットですが、品薄感はなくなったものの、その価格の高さが個人的にはネックになっていました。そんな中、1万円を切る製品が発売されることになったようです。この値段だったら私もちょっと考えてみようかなあと思えます。見た目もまあそれほど悪くはないようですし。ただしFAT32にしか対応していないようなので、4GBを超えるファイルが扱えないのはネックかもしれませんね。
2005年2月7日 23:17
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オプトウェア、ホログラムディスク「HVD」を2006年に立ち上げ
次世代の記録方式とずっと言われていながら、なかなか実用化のめどがたたなかったホログラム記録ですが、ようやく動き出したようです。これが実用化すれば200GBの記録型メディアが誕生することになるようで、期待がもてそうです。ホログラムということで記録方式が今までと全く変わるため、普及にはいろいろと困難もあるでしょうが、民生向けには2008年頃に製品が登場する見込みだそうです。ただこの記録方式だとたぶん原理的にDVD-RAMのような読み書きできるメディアを開発するのがかなり難しいんじゃないかと思います。
そういえばホログラムといえば去年のちょうど今頃にInfo-MICAが発表されて話題を呼んだことが記憶に新しいですね。こちらは平面的に記録する「薄膜ホログラム」を利用していて、今回のHVDは「体積ホログラム」を利用しているため、記憶容量を高くできるようです。ただ技術的にはこちらの方が難しいはずなので、先に登場するのはInfo-MICAのようなメディアかもしれませんね。
2005年2月4日 01:42
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CLIEのスタイラスがいつの間にか行方不明です。いったいどこで落としてしまったんだー!無くてすぐに困ると言うこともないですが、字を書くとき大変だからなぁ…。はぁ、買うしかないかな。
2005年1月27日 22:58
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