カテゴリ: 食べ物・飲み物

    純国産ラムを味わう

    私が好きなラム酒の原料はさとうきびです。さとうきび、と言えば沖縄というイメージがありますが、ラム酒はほとんど作られていませんでした。奄美大島には黒糖焼酎があるのにラム酒が作れないわけがないのですが、需要もあまりなかったのでしょう。そんな中、沖縄電力の社内ベンチャーから発足したグレイスラム社が南大東島産のさとうきびを原料にしたラム酒の製造を開始したのが昨年11月。そして今年の夏、出荷が開始されたのです。私は以前に国産ラム酒を作る会社ができたらしいという話はそれとなく聞いていたのですが、たまたま服部にあるきりもと酒店で取り扱っていることを知り、さっそく買いに行きました。

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    せっかくなので、COR COR AGRICOLEの方にしてみました。さとうきび汁から作られた、世界的にも珍しいラム酒です。ラベルの裏にはInaugural Issue(雑誌でいうところの創刊号、この場合は初出荷という意味かな)と書いてあり、これだけでも希少性があろうというものです。ふたをあけて香りをかいでみると、どことなく黒糖焼酎を連想させる、やわらかい香りがしました。味も普通のラムとは全然違っていて、とにかくやわらかい感じ。けれどもそれほど熟成しているわけではないので、荒々しいところも持ち合わせています。口に含むと香りがぱっと広がって、余韻が長く続く印象。まあ正直なところ、これが4,000円も出すほどおいしいか、と言われるとちょっと考え込んでしまいますが、個性的な味なのは間違いありません。この味が来年以降の製品でどう変わっていくのかということにも非常に興味があります。赤いラベルの普通の製品も気になるなあ。

    ありがとうかどやさん!

    ムジカでお茶したあとはJRに乗って千里丘で降り、「かどや酒店」に行きました。去年12/24の日記にも書いてますが、ここで頂いた「しぼりたて 大黒正宗」がとてもおいしかったので、今年も予約しにいったのです。とりあえず予約を済ませ、そのあとは大黒正宗のいろんなバージョンを味見させてもらいました。やっぱり年月がたったものとまだ新しいものでは、同じ蔵でも風味が違うものなのですねえ。こういう飲み比べをしたことがなかったのでちょっと新鮮でした。ほかにもいろいろとお話をしていたのですが、気づいたら2時間も居座っていました…いやはや、失礼いたしました。でもこういう酒屋さんて貴重だなあとほんと思います。量販店にはない良さがいいですね。

    今年のウヴァ

    今日は昼から梅田に出てしばらくQMAをしたあと、ムジカに行きました。そろそろ今年のウヴァが入荷してる頃じゃないかなあと思いながら行ったのですが、ちょうど3日前に入荷したばかりとのこと。まさにグッドタイミングでした。さっそくそのウヴァとロールケーキを注文。今年のウヴァも独特の香りが良く出ていて、おいしかったです。ただ去年に比べると若干渋みは優しい感じになっているように感じました。個人的には去年ぐらいの渋みがあるほうが好きですが、今年の方が良いという人も多いかもしれませんね。

    ところでムジカのヴィンテージウヴァとしては、去年までずっとハイランズ茶園のものが続いていたのですが、今年は久しぶりにボンバガラ茶園のものが入ったようです。そういえば私が初めてウヴァを飲んで感動した時(10年近く前です)も確かボンバガラだったような気がします。この茶園、どうもムジカとは縁があるらしく、もらった紙にはいろいろと由来が書いてありました。それと一緒に18年前のパンフレットも入手しましたが、時代を感じる部分と今と変わらないなあと思う部分とがあって、とてもおもしろかったです。興味のある方は是非ムジカに行って手に入れてみてください。

    たまには和菓子もよろしおす

    今日は梅田に出たついでに、以前教えてもらった「いなば播七」という和菓子屋さんに行ってみました。店はまさに北新地のど真ん中にあり、場所柄営業時間も夜12時頃までというちょっと変わったお店です。ここでは和菓子を店の中でいただくこともできるので、私は大はぎ2個セットを注文。おはぎはいくつか種類があって自由に選べるのですが、私は粒あんときなこにしました。どちらも甘さは控えめで、餅もとてもやわらかくておいしかったです。ほんと、あっという間に食べてしまいました。ただ一緒に出されたお茶は、あくまでおまけみたいな感じだったのがちょっと残念かな。でもこれで350円は、場所を考えると相当安いと思います。おみやげにも買っていこうかと思ったのですが、時間がたつとあの餅のおいしさがなくなってしまうような気がしてやめました。また食べに行こうっと。

    ヒロコーヒーで紅茶

    そういえば昨日自転車のことを書きましたが、あの日は仕事が終わってから江坂のヒロコーヒーに行ったのです。なんでもヒロコーヒーの紅茶はムジカの葉っぱを使ってるらしいという話を耳にして、飲んでみることにしました。ヒロコーヒーの本店は広芝町にあり、外見はレンガ造りで落ち着いた雰囲気です。店内もコーヒーの良い香りが充満していて、めっちゃコーヒーが飲みたくなったのですが、ここは調査のためとぐっと我慢してヌワラエリヤを注文しました。紅茶はちゃんとポットで出され、そのポットもカップもムジカのマーク入り。当然葉っぱもムジカのものでした。味の方はなんというか、悪くはないのですが、ちょっと薄いかな、という印象。葉っぱが少ないのかとも思ったのですが、ふたをあけてみてもそんな感じではなかったので、入れる温度の問題でしょうか。でもまあ、普通の喫茶店よりは格段にレベルが上です。一緒に食べたケーキもおいしかったですし、もっと近所に店があればなあ、と思いました。でも今度行くときは絶対コーヒーを飲もう…(笑)。

    それでも好き

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    妹に「頭おかしいんとちゃうか」と言われてしまいました(汗)。さすがに自分でもやりすぎかなとは思いますが、それぐらいこのハニー&バタープリッツは大好きなのです。レギュラー商品ではないだけに、いつなくなるか心配で心配で、見かけるとつい買ってしまうのですよね。はちみつのほのかな甘みとバターの風味がよくマッチしていて、なぜ今までこんな味がなかったんだろうと思うぐらいぴったりです。ほんとこれはなくなってほしくないなあ。

    ちゃんと賞味期限の確認を

    トニックウォーターが無くなったので日曜日に楽市に買いに行ったのですが、棚に20本ぐらい並んでいるトニックウォーターはすべて賞味期限切れ。おいおい、これはさすがにまずいだろーと思いつつも、切れてるやつでいいから安くで売ってくれないかなとか考えながら店員さんを呼びました。店員さんはあまり表情を変えずにこの棚ので全部ですと最初は言ったのですが、足下に賞味期限の新しいものが段ボールに入っておいてあるのに気づき、結局それを買うことにしました。まあ結果的には良かったのですが、仮にもお店なんだから賞味期限の管理ぐらいはしないとだめです。店員さんももうちょっと誠意を見せて欲しいところだったのですが、まあそのあと賞味期限の切れたやつを持って事務所に消えていったので、きっとあのあと棚から撤去されたんじゃないでしょうか。
    ちなみに賞味期限の切れたトニックは飲めないこともないですが、炭酸が抜けてるのでおいしくないです。やっぱりジントニックにするなら炭酸が効いてる方がおいしいですからねえ。

    エスプレッソマシンを買うてしもた

    私はカフェラテが好きなので、直火式のエスプレッソマシンは以前から持っていたのですが、いつかは電動式のが欲しいなあとずっと思っていました。でもきっとメンテが大変ですぐにあきてしまうだろうと思い、なかなか購入に踏み切れなかったのです。そんな折、amazonでこんなのを見つけてしまい、思わず買ってしまいました。amazonでエスプレッソマシンを買うのってなんだか「つきづきしい」ですよね。amazonの利用例として話に出てきそうな感じです。
    で、この機械の良いところはカフェポッドが使えるところですね。いちいちコーヒー豆を挽いてつめて、使い終わったら綺麗に洗い落とす、ということをしなくても、ポッドをぽんと入れて使い終わったらさっと捨てるだけでいいので楽ちんです。その分ポッドは豆に比べればちょっと高いですが、それでも1杯50円ちょいぐらいなので外で飲むことを考えれば十分安いのではないでしょうか。

    で、このエスプレッソマシンを注文したのは日曜日なのですが、注文してからなんばに出て、道具屋筋で牛乳を泡立てるためのミルクピッチャーを購入しました。そして帰りにタカムラに寄り、illyのカフェポッドを購入。18個入りで980円でした。マシンを注文したとき、カフェポッドをどこで買おうか悩んだのですが、そういやタカムラにはillyのコーヒーが置いてあったからもしかしたら、と思ったのは正解でした。しかしミルクピッチャーは大失敗。家に帰ってからよく考えてみると、泡立てた後の体積を考えると買ってきたサイズではちょっと小さい事が判明したのです。最初はあきらめようかとも思ったのですが、いやいや、交換してもらえば良いじゃないかと思い、火曜日に仕事が終わったあとで道具屋筋までまた行って交換してもらいました。しかしステンレスのミルクピッチャーって高い…。2500円ぐらいしたのですが、それでも専門店だと4000円ぐらいしてるので、それに比べれば安い方です。でもマシン本体があの値段だから、なんだか釣り合わない気もしますが。
    そして火曜日にマシンも無事に届き、早速入れてみることに。最初は使い方がわからず、周りを水浸しにしたりしてしまったのですが、なんとか入れた1杯目を口にしたところ「うまい!」。これはほんとにお店で飲む味っぽいですよ。直火式では出せなかった味です。カフェラテもなかなかのお味で、片づけとかの手間は多少あるものの、これは期待以上でした。あとはポッドを今後どこで調達するかだなぁ…。

    ヱビスビールの名前の由来って

    2ヶ月ほど前になりますが、朝日新聞土曜版1/15のフロントランナーを読んだ時、ヱビスビールの名前の由来があの西宮神社だと知り目からうろこが落ちました。西宮神社といえばえべっさんで有名で、福男神事や冷凍マグロに賽銭を貼り付ける様子が毎年テレビで放映されていますが、まさかあれが名前の由来だったとはなぁ。てっきり東京の恵比寿から取ったものだとばかり思っていたのに。どうも恵比寿の地名はビールが有名になったあとに付けられたようですね。恵比寿には西宮神社から分祀された神社もあるそうで、そう思うと俄然親近感が沸いてくるというものです。

    450g入り木箱を買ってみた

    昨日ムジカに寄って葉っぱを買ったと書きましたが、そのときに買ったのが木箱に入った450g入りのヌワラエリヤです。

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    写真の右側に写っているのがそうですが、横の226g入りの缶とくらべてちょうど2倍ぐらいの大きさなのがわかると思います。私はだいたい日に1回ぐらいしか紅茶を入れませんし、その日の気分で飲むお茶を変えたりしてるので、正直言って450gは多いかなあとも思ったのですが、一度はこの木箱を手に入れてみたかったのです。ちなみにお値段は2,415円です。100gあたり500円ちょいなので、アルミパケット入りのを買うのと大して値段は変わりません。ちなみにこれよりもっと大きい、2.26kg入りのものもあったのですが、さすがにそんなの買って飲みきれるわけがありません(笑)。
    家に帰ってからさっそく中を開けてみることにしました。中がどういう構造になっているのか、とても気になっていたのです。木箱のふたは2ヶ所ねじ止めされているので、まずこれを外します。それからふたを横にスライドさせると中身がでてきました。茶葉は表面をアルミコーティングされた直方体状の紙に包まれていて、特に密封はされていません。なので賞味期限もアルミパケットに比べると短めに設定されているようです。とりあえずこのままではいけないので別の密封容器に移したのですが、とにかく量が多かったので、容器を2つ使ってやっと全部入れることができました。んー、これだけ飲むにはたぶん1年近くかかるだろうな…。

    ちなみに紅茶の密封容器としておすすめなのは、無印良品のブリキ缶・筒型1です。以前はこれより大きなサイズもあって重宝していたのですが、なくなってしまったようです。またこのサイズのは以前よりちょっと安くなったのですが、嵌合がその分甘くなっているようでふたが閉めにくくなってしまいました。まあでもこの手の密閉容器では一番これが安くて使いやすいと思います。