カテゴリ: ハードウェア

    W-ZERO3の後継機登場

    ウィルコム、デュアルキーボード/2.8型VGA液晶搭載「W-ZERO3[es]」

    W-ZERO3の登場からまだ半年ちょいしかたっていませんが、もう後継機が発表になりました。今日はどこもこの話題で持ちきりのような気がします。やはりW-ZERO3ユーザとしては取り上げないわけにはいかないでしょう。

    やはり一番のポイントはその大きさだと思います。横幅が14mm、厚みが5mmずつ小さくなっていて、ごついW-ZERO3からはかなり改善されています。特に厚みが26→21mmになったことは特筆すべき点でしょう。重さも220→175gと軽量化されています。また見た感じもケータイに近くなっていて、キーボードを閉じた状態でもダイヤルキーを利用できるので、片手での操作性が大幅に向上しているのではないかと思います。漢字変換もATOKを標準装備していますし、メールも専用の「W-ZERO3メール」というソフトが用意されることで、現行のOutlookの使いにくさが解消されるのではないでしょうか。

    というわけでかなりいいなーと思って眺めているのですが、欠点は無線LANが標準装備されていないことでしょうか。miniSDに接続するアダプタを開発中のようですが、やはり普段はminiSDメモリを差しているでしょうし、抜き差しが面倒になることは否めません。あと画面も解像度が同じとはいえサイズが小さくなってるので、若干見にくいのはいいとしても、スタイラスで画面をタッチするのがより難しくなるのではないかという懸念があります。あとBluetoothも相変わらず載ってないようです。とまあ理屈をつけて物欲を抑えているわけですが(笑)、まあ来年頃には我慢できずに買い替えているかもしれませんね。あ、でも今使ってるW-ZERO3だって相当便利だと思いますよ。大きさだけはネックですが、とても役立っています。とりあえず「W-ZERO3メール」を現行のW-ZERO3ユーザにも提供してくれないでしょうかねぇ…。

    無線LANはじめました

    正確に言うと1年以上前から802.11bの環境はあったのですが、いかんせん安物のアクセスポイントでセキュリティ関係の機能が一切ついていないという代物だったので、とてもおおっぴらに使えるようなものではありませんでした。それでもW-ZERO3を布団の中で使うときには便利だったので使うときだけつなぐような感じで使っていたのですが、さすがに不安が残るので、いつかはちゃんとしたアクセスポイントを買おうとずっと思っていたのです。そんな感じで1年以上が経過してしまったのですが、先週末に802.11aと11gが同時に使える無線ルータ、WER-AM54G54が8,500円で売られているのを見て、即決してしまいました。送料が1,000円と高めでしたが、それでも1万円以内。11gだけ対応のものならもっと安いのですが、5GHz帯で安定している11aを使いつつ、W-ZERO3のような11bの機器も同時に使いたかったので、同時使用出来るモデルを選びました。

    で昨日届いたので早速セットアップ。一応テクニカルエンジニア(ネットワーク)の意地として、IPアドレスを手動で割り振ったりというのはすぐできたのですが、無線LANのセキュリティ設定に関しては初めてなこともあり、ちょっとだけとまどってしまいました。最初AOSSによる自動設定を試みたのですが、そうすると勝手にWEPになってしまってW-ZERO3がつなげなくなってしまうので、あきらめて手動設定することに。W-ZERO3はWPA-PSK(TKIP)までの対応で、Dynabookはそれより強固なWPA-PSK(AES)に対応しているので、11gはTKIP、11aはAESで設定。セキュリティレベルは低い方に合ってしまうので、11aをAESにする意味はないのですが、せっかくなので試してみました。さすがに11aでつなぐと速いですねえ。いままでが11bだったので当たり前と言えば当たり前なのですが、webの閲覧はほんとにさくさくと行きます。W-ZERO3の方はセキュリティが高くなった分、若干つながるまでの時間が長くなりましたが、安定して使用できています。とりあえずこれでやっと安心して無線LANが使えますよ。

    ハンドヘルドXbox登場の噂

    後藤弘茂のWeekly海外ニュース
    ~ハンドヘルドXboxはMicrosoftの“iPodキラー”になる~

    どうやらMicrosoftは携帯ゲーム機市場に参入しようとしているようです。公式発表はまだですが、いろいろと存在をにおわす兆候がでているみたいですね。Xboxと互換性を持たせるようで、CPUにはなんとあのTransmetaのEfficeonが採用されるのではないかと予想されています(復活したEfficeonはXboxポータブルに搭載か)。これが事実であるとすると幾分に面白い(笑)。まさかこんな形でTransmetaが復活するとは思わなかったですねぇ。TransmetaはもうMPU設計から手を引いて、LongRun2のライセンスビジネスで食べていくんだとばかり思っていましたから。

    また、グラフィック関連はATIが採用されると予想されているようです。初代XboxはNVIDIAの石が載っていましたが、その辺の互換性は大丈夫なのかな。まあゲームのラインナップはともかく、ハードウェアとしてみるといろいろと興味深いですね。

    TDKのメディア好きだったんだけどなあ

    TDK、記録型CD・DVD生産から撤退

    TDKが記録型CD・DVDメディアの生産から撤退するそうです。OEM供給による販売は継続するようですが、それはもはやTDKのメディアではないですからねぇ。TDKというブランドには個人的にかなりの信頼感を持っていたので、ちょっと寂しいニュースです。まああれだけメディアの価格が下落してしまうと、仕方ない面もあるのでしょうね。

    ELSAがマザーボード市場に参入

    ビデオカードで定評のあるELSAがどうやらマザーボード市場に参入するようです。ELSAは国内でかなり人気のあるメーカーなので、マザーボードが出たら買う人結構多いように思います。私もELSAのTVチューナーカードを使っていますがなかなか良好ですし、一度故障したときの対応も良かったので、値段は高いけども好感を持っているのですよね。まあ対応するCPU次第ではありますが、候補にあげてもいいかなと思います。

    回転しながらイジェクトするDVD-RAM

    TSST、高速DVD-RAM使用で光学ドライブに問題
    -回転しながらイジェクト。富士通が対策発表

    もうすぐ登場する予定の16倍速対応DVD-RAMですが、完全に規格が変わってしまうらしく、既存のドライブでは読み書きができないようです。それだけでなく機種によっては「メディアが約1,600rpmで回転しながらイジェクトされる」という楽しい(いや、怖い?)現象も発生するようで、注意が必要みたいですね。私も今は5倍速対応のDVD-RAMを使っているので、16倍速のものが出たらそっちに乗り換えようと思っていたのですが、互換性がないとは知らなかった…。まあ読み書きが速いに超したことはないので、それでも買うとは思いますが。やっぱりバックアップ取るのに便利なんですよねえ、DVD-RAMって。

    W-ZERO3の使い勝手など

    購入して一週間が経過したW-ZERO3ですが、だいぶ使い方にも慣れてきました。とりあえず気づいたことを箇条書きで書いておきます(後学のためにも)。


    • Opera8.5は綺麗だけれどもあまりに重いので、常用ブラウザはNetFront v3.3に。ただお気に入りが10件までなのがちょっとネック。
    • IMEのキーバインドはW-ZERO3 UtilityPlusでATOK風に変えられる。
    • ソフトを複数起動させたりしていると調子が悪くなるので、ソフトウェアリブートできるソフトは必須。
    • WindowsMobile5.0用のMSN Messengerを早く出してください。
    • Palmでも愛用していたNextTrainが使えるのはやっぱり便利。
    • その反面、スケジューラは格段に使いにくい…。特に終日の予定が見にくくてしょうがない。
    • メーラーがいまいちいけてない。新規作成で開いた直後の本文にはなぜか貼り付けができない。なにか適当に文字を入れてから貼り付けすればOKだが、明らかに不具合と思われる。
    • 無線LANの切り替えが不便。外部にスイッチが欲しい。
    • nethackもちゃんと動く(笑)。
    • EBPocketの辞書には、ソースネクストの「新英和中辞典」が使える。かなり便利。

    AirH”からAIR-EDGEへ

    そういえば私がウィルコム(旧・DDIポケット)のデータ通信サービスを利用するのは今回が初めてではありません。まだ神奈川で寮生活をしていた2001年9月、通信環境の悪さに嫌気がさしてサービス開始直後のAirH”を導入したのが初めての出会いでした。あの当時は無線で定額のサービスが珍しかったこともあって、かなり注目を集めていたのを覚えています。32kbpsと決して速いとはいえないスピードでしたが、それでも寮だけでなく外出先でもネットができるのはとても大きなメリットでした。あれから4年、まさかこんな形で戻ってくることになるとは思いもよりませんでしたよ。4年経っても通信速度は大して変わってないのですが、端末は確実に進歩しています。とりあえず、またモバイルでネットできるぞー。

    W-ZERO3購入!

    実物を見る機会がなくて、なかなか購入の踏ん切りがつかなかったW-ZERO3ですが、やっと買う気になったので日曜日に予約をするつもりで梅田のヨドバシに行ったところ、「W-ZERO3入荷しました」と書かれたのぼりが立っていました。まさにグッドタイミングでしたね。私の他にも購入している人が何人もいて、まさに飛ぶように売れている感じでした。カウンターの中にはW-ZERO3の箱が山のように積まれていたので、かなりの数の入荷があったようです。とりあえず手続きを済ませ、1時間ほど待たされて端末を受け取ることができました。

    それで2日ほど使ってみての感想ですが、やはりまずは大きいの一言につきますね。重さもそれなりにありますが、見た目よりは軽く感じます。そして液晶はさすがにVGAだけあって精細でとても綺麗です。OperaでブラウジングするとほんとにPCで見るのと遜色ない感じで見られるので、感動しました。あとメールとかするときにはキーボードで入力することになるわけですが、これが見た目以上に打ちやすいです。ケータイでメールをぽちぽち打つのに比べたら格段に速く入力できます。無線LAN経由でも通信できますし、WindowsMobile対応のソフトがいろいろ動くので、触っていて非常に楽しい端末です。

    ただいろいろと不満点もあります。他でも言われていますが、電話とPDAが完全に融合しきれておらず、ばらばらの印象が強いです。それからPHS回線にしろ無線LANにしろ、つながるまでにちょっと待たされるのが気になります。あと無線LANは電力を食うので使わないときはOFFにするのですが、このON/OFFがめんどくさいです。スイッチが付いていれば良いのになぁ。あとパケット通信中に電話が着信できないといった問題もあるようです。まあ私は以前MobileGearIIを使っていたこともあって、WindowsCE系のOSということでそれほど違和感なく使えるのですが、物珍しさから今までPDAを使ったことの無かった人がいきなりこのW-ZERO3を買ってしまったら、使いこなせずに終わってしまうのではないかと心配でしょうがありません。まだやっぱり機能がこなれてない分、敷居が高いんじゃないかなぁという気がします。

    しかしPC用のサイトが見られるというので見ていたら、2日で15000パケットを超えてしまいました…。前は一ヶ月で10000パケット超えても使いすぎたなあと思っていたのに…。というわけでさっそく使い放題のコースに切り替えようかと考え中です(汗)。

    結局買っちゃった

    1/22にノートパソコンが壊れたという日記を書いてから、買い替える候補としてLaVie JやLet’snote R4あたりを検討していたのですが、やはり17万ほどする値段がネックになり、すぐに買い替えるのはやめようかなと考えていました。そんな矢先、たまたま見つけたのが東芝のdynabook SS 1610です。B5ファイルサイズのdynabook SSシリーズの企業向けモデルですが、現在はSS 1620というモデルが出ているので、前モデルということになります。といっても違いはそれほどないですし、なによりECカレントで115,500円で売られていたので、即決してしまいました。HDDが20GBでメモリ256MBとそれほど高スペックなわけではないですが、たまにしか使わないのでこれで十分です。なによりPentium Mの1.1GHzを搭載しているので前より格段に速くなりましたし、重量も1.1kgと軽量、さらに以前ほどではないですがバッテリーも4.8時間持つので、満足しています。無線LANも802.11a/b/gに対応しているのですが、うちにはa/gに対応した無線LANのアクセスポイントがないのですよね…。他の無線LAN対応機器も購入する予定なので、アクセスポイントも近いうちに導入したいなあ。