カテゴリ: ハードウェア

    10年ぶりにキーボード新調

    PCの自作を始めてもうすぐ10年になるのですが、初めてマシンを自作した時からずっと使い続けている唯一のパーツ、それがolivettiのキーボードです。980円で買ったものなのですが、はっきりしたクリック感が好きでずっと使い続けていました。今までにも何度か他のキーボードに変えようとしたことがあったのですが、キータッチが好きになれなくてずっと乗り換えられずにいたのです。でもVistaに変えてからWindowsキー+Tab操作によるWindows フリップ 3D(Alt+Tabによるタスク切り替えの3D版みたいなもの)をしたくても、106キーボードではWindowsキーがないためすんなりと出来ないのです。それといつまでもPS/2なキーボードを使い続けるのもどうかという思いもあって、キータッチの気に入るキーボードがあればいつか乗り換えようとずっと思っていました。

    とりあえず最近の安いキーボードのキータッチはとにかく「へこへこ」という感触のものが多くて、全然だめです。またメカニカルを強調したキーボードはやけにかちゃかちゃしすぎているのでこれもいまいち。かといって2万近くする東プレのRealForceは、あまりにクリック感がなさ過ぎてどうも私には合いません。というわけで店に並んでいるキーボードを見るたびにかちかちと試し続けてきたのですが、最終的にこれなら変えても良いかなと思ったのが、独Cherry社の茶軸と呼ばれるスイッチを採用したキーボードでした。同社のスイッチには黒軸と呼ばれるものもあるのですが、こちらはクリック感がほとんどないタイプなので、ちょっと私にはもの足りませんでした。昔NECのN5200というオフコンに付いていたキーボードの感触をやや重くした感じでしょうか(余談ですが私はN5200用のキーボードも持っています。コネクタが特殊なので使い道がありませんが…)。

    茶軸採用のキーボードとしてはFILCOのMajestouchシリーズが有名ですが、これを買ってもおもしろくないしなあと思ってるところに、以前からブラックナイトというキーボードを出しているセンチュリーがホワイトナイト(CK-112CMB-PSU)という色違いのキーボードを発売するというニュースが飛び込んできました。Majestouchと違ってこちらは色が真っ白ですし、NumLockなどのキー自体が光るというおもしろい仕様になっていることに惹かれて、購入を決意しました。

    というわけで今はこのホワイトナイトでこの日記を書いているわけですが、なんというか、キータッチがさくさくしているので、打っていて気持ちいいですね。ただキーの位置が前のキーボードと微妙に違うので、慣れるまで少しかかりそうです。あとキー自体が光るのはいいのですが、結構まぶしいです(苦笑)。他のキーはともかく、NumLockキーなんてPC使ってる間中光ってるのが普通ですしね。でもこのキータッチはほんと癖になりそうですよ。

    ちょうど良いタイミングでドライバ公開

    先日Vistaをインストールしたとき、サウンドカードのドライバが未だに公開されないという話をしましたが、昨日やっとこさ公開されました。私が使っているのはM-AUDIO社Delta Audiophile 2496という、どちらかといえばセミプロ向けな製品なのですが、さすがにドライバ自体は最初のバージョンから非常にしっかりした作りをしています。しかしVista発売開始から約1年たっての公開って、さすがに遅すぎやしないかなぁ。

    これでとりあえずPCの環境的にはすべてVista対応になりました。ただうちではVistaの売りであるスリープ機能がうまく働かないのですよね。スリープ状態にはなるものの、復帰時に画面真っ暗なまま固まってしまいます。まあいままで通りON/OFFすればいいのですが、なんかくやしいなあ。周辺機器のどれかが干渉してるんですかねえ…。

    良いPCケースがないなぁ

    先日友人の自作PC組み立てを手伝ってきたのですが、組み立てながら自分のPCもケースを変えたいなぁと思っていました。私は8年前に買ったフルタワーケースをずっと使い続けているのですが、最近のケースと比べて奥行が短いのと、光学ドライブまでの距離があるので、ケーブルの取り回しに難儀するようになってきたのです。

    というわけで最近はどんなケースがあるのかといろいろ見ていたのですが、フルタワーケースのラインナップの少なさにびっくりしました。いや、8年前だってそれほど品揃えがあったわけではありませんが、ミドルタワーの充実ぶりと比べると明らかに見劣りしてしまいます。とりあえず前面カバーはじゃまなのでいりませんし、手持ちのドライブ類のベゼルが白ばっかりなので、ケースの色は必然的に白かシルバーになるのですが、この条件で探すとほんとにありません。唯一LIAN LIのPC-G70Aあたりが候補になりうるのですが、これも3万円近いしなぁ…。まあ別にフルタワーにこだわってもしょうがないのでミドルタワーでも探してみようとは思いますが、良いケースないかなぁ。できれば5インチベイは5つほどあるものが良いんですけども。

    GPS-CS1Kを買ってみた

    前々から興味のあったソニーのGPS-CS1Kですが、なぜかジャストシステム直営のJustMyShopでセールをしていたので、思わず購入してしまいました。このGPS-CS1Kは、外出時に持ち歩くだけでGPS衛星からの電波を受信し、位置情報を内部メモリに記憶する装置です。カーナビ的な使い方はできませんが、帰宅後にたどったルートをGoogleMap上に表示させたりすることができます。またデジカメで撮った写真に、その位置情報を埋め込むこともできるので、この写真はどこで撮ったものなのかが一目でわかるのです。旅行と写真が好きな私にはまさにおあつらえ向きのアイテムだと言えるでしょう。

    さて、実際に使ってみた感想ですが、自分が歩いたルートをたどれるというのは楽しいですね。記録に残すという意味でも使用する価値があると思います。ただちょっと屋根のあるところに入ってしまうとすぐに測定できなくなってしまうのと、再測定時に1~2分かかってしまうのはもうちょっと改良してほしいところですね。乗り物に乗ったりすると途中のデータが記録されないので、地図上でワープしたように見えてしまうのです。衛星を使ってる以上難しいのでしょうが、ここが改良されればもっといいアイテムになると思います。

    Advanced/W-ZERO3[es]購入!

    各方面からのブーイングが予想されますが(苦笑)、先日Advanced/W-ZERO3[es]を購入しました。実はドイツ帰りに梅田のヨドバシに寄ったのですが、品切れで次回入荷も未定とのこと。その後自宅に戻りウィルコムストアを見ると、7/28以降出荷・定額プラン特価で34,800円と出ていました。ヨドバシでは39,800円となっていたので、こっちのほうが安いのかなあと思い、注文することにしました。しかし後で聞いた話によると、ヨドバシには結局27日に入荷していて、価格も同じ34,800円で買えたようです。うーん、それならポイントがつくヨドバシにしとくんだった…。まあロゴ入りのぞき見防止液晶保護シートが付いてきたりしたので、これであきらめることにします。でもこの保護シート、のぞき見防止の代償であんまり画面がきれいに見えないのですよねぇ…。OverLay Brilliantでもまた買うかな。

    さて、まだ使い始めて2日ですが、前回と同じように気づいたことを箇条書きで書いておこうと思います。


    • 初代W-ZERO3から比べるとなんといっても小さい!軽い!これは感動もの。
    • 電話していても違和感がほとんどない。周りの視線も痛くない(笑)。
    • やはり片手でもメールが打てるというのは便利。
    • Operaの起動が格段に速くなっている。約半分ぐらい?
    • サイズは小さくなったがキーボードは打ちやすい。ただ最上段だけは若干打ちにくいか。
    • Xcrawlの使い勝手は正直言って微妙。今後に期待。
    • 無線LANがキーボードのショートカットでON/OFFできるようになったのは進歩だ。
    • ただ欲を言えばキーボードを出さない状態でON/OFFできるようにしてほしかったところ。
    • W-ZERO3メールの使い勝手はなかなか良好。Pocket Outlookよりはるかにまし。
    • ワイド画面は思ったよりも便利。
    • スタイラスがないのと字が小さいのとでタップはしにくい。まあ小型化したのでしょうがないか。

    まあこんなところでしょうかね。でも初代に比べたら不満点なんてほとんどありません。非常に使いやすくなったと思いますね。

    通話機能が瀕死状態

    電話機としてもフル活用しているW-ZERO3ですが、最近受話器から音がでない症状に悩まされています。なぜかキーボードを出した状態では聞こえるのですが、それも必ずというわけではないので、内部の配線が外れかけてるのかもしれませんね。しかしこんなタイミングで不具合がでるなんて、Advanced W-ZERO3[es]を買えという神のお告げとしか思えませんよ(笑)。音声通話ができないと、ほかに電話機を持たない私としては致命的ですからね。いつもイヤホンマイクを使うというわけにもいきませんし…。とにかくちょっと今は困っています。

    HDDクラッシュ!?

    今日もいつものように帰宅後PCの電源を付けようとしたのですが、なぜかPCは電源がONになっていました。おかしいなぁと思いながらPC以外の電源を入れたのですが(PC本体だけはUPSにつながってるので電源が別系統なのです)、どうやら起動途中で止まったままになっている様子。まあ再起動すればいいかーと思って再起動してみたものの、ブートセクタが見つからないようで起動ディスクを入れろというメッセージが出てしまいます。これはやばいかも・・・と思いながらもう一台のマシンにつないでみたものの、やっぱりディスクを認識しません。うわー、ついに初のクラッシュか!?と青くなりながら、復旧方法を探ることにしました。まあたいがいのデータはバックアップを取っているはずなのですが、改めて考えてみると英雄伝説のセーブデータを取ってなかったことに気づいたりして、なんとかしなければといろいろ探しました。市販の復旧ソフトをとりあえず試してみることにしたのですが、どうやらそれなら認識する様子。ほんとにこれを買おうと本気で思っていたのですが、ほかの方法も試してみようと思いいろいろ探ってみると、どうやらこのマシンは137GB以上のHDDを認識しないということにいまさらながら気づきました。あー、そうだ、Windows2000はSP4入れてレジストリ書き換えないといけないんだった・・・と改めて思い出し、試してみるとちゃんと認識するではありませんか。中身もちゃんと読み書きできたので、ほっとしました。

    ただもとのマシンに戻すと動かなく症状は相変わらずで、仕方ないので差し込むコネクタを変えてXPを再インストールすることにしました。今は再インストール中ですが、これで直ってくれないとほんとに困るなぁ…。

    Advanced W-ZERO3[es]発表

    ウィルコム、WVGA液晶/無線LAN搭載スマートフォン
    「Advanced/W-ZERO3[es]」
    ~Windows Mobile 6採用

    WindowsMobile6搭載の新W-ZERO3がようやく発表になりましたね。思わせぶりなディザー広告をしていた割には無難なデザインだったのでちょっと拍子抜けではありましたが、[es]にはなかった無線LANが搭載されていたり、赤外線通信に対応していたりと、確実に進化しているようです。私はW-ZERO3で通話もする人なので、通話しても違和感ないスタイルにより近づいたことには好感が持てます。スタイラスが本体に収納できなくなっているのはマイナスですが、なにか理由があるんでしょうかねえ。あとminiSDからmicroSDに変わっているので、せっかくこないだ購入した2GBのminiSDが無駄になってしまいそうです(まあ変換アダプタつけてデジカメで使おうとは思いますけども)。

    というわけで思ったより変化がなくて賛否両論のようですが、初代W-ZERO3を購入してからそろそろ1年半になりますし、慣れてきたとはいえやはり小さい方が携帯に便利ということもあるので、機種変しようかと考え中です。実物にさわれたらいいんですけどねぇ。

    旅行向きのカメラとは

    私が旅行に行く度にたくさんの写真を撮ってくることはもうご存じだと思いますが、実際に旅先で写真を撮ってみた経験から、旅行に持って行くのに適したカメラとはどういうものかを考えてみようと思います。

    まず画質の事を考えると、そりゃもう一眼レフの方が良いに決まっています。持って行けるものなら私も一眼レフを持って行きたいですが、いかんせん荷物がかさばるのと、海外ででかいカメラを持ち歩くと狙われやすいという理由から、必然的に持って行くカメラは小さいものになります。できれば手首にストラップを付けて、本体を手で握れるぐらいの大きさの物がいいですね。

    また、ズームも必要なんじゃないかと思われるかもしれませんが、ズーム以上に必要なのは広角レンズです。大きな建物などを撮るときに、もうこれ以上後ろに下がれない、という状況が良く発生するのですが、広角撮影ができるとこの問題が解決します。折しも最近は標準的な35mmではなく、28mm対応をうたうカメラも出てきているため、こうしたカメラを選ぶのがいいかもしれません。もちろんズームも時と場合によっては必要ですが、3倍ズームができればそれほど困らないと思います。

    それから手ブレ補正機能ですが、これは薄暗い場所での撮影時には特に効果を発揮します。薄暗い場所では必然的にシャッタースピードが遅くなり、手ブレしやすいのです。しかしフラッシュや三脚を使うのがためらわれる場面も多いですから、こういうときに手ブレ補正は力を発揮します。手ブレ補正がないと1/60秒以下のシャッタースピードでは手ブレしやすくなりますが、手ブレ補正機能があれば、1/15秒ぐらいまではなんとか写すことができます。ちなみに感度をISO100からISO800などに変えればシャッタースピードは速くすることができますが、今度は画像にノイズが増えるので、これはこれで問題です。

    またこれに関連して開放F値(レンズの明るさの指標)も重要です。F2.8~F5のように表示されていることが多いですが、この値が小さいほど明るいレンズということになります。つまりシャッタースピードを速くすることができるわけです。一般にズームするほどF値は下がるため、先ほどの例だとテレ側でF5ということになります。私は近所で撮影するときはパナソニックのLUMIX DMC-FZ20という500万画素のデジカメを今でも愛用しているのですが、これはボディとレンズが大きい代わりに、F値が全域でF2.8という非常に明るいレンズなのが特徴でした。

    というわけで、去年海外に行くためにデジカメを買ったのですが、今回ドイツに行くにあたって新調しようかと考え中です。上記の条件を満たすカメラとして、パナソニックのLUMIX DMC-TZ3とリコーのCaplio R6のどちらにするかで非常に悩んでいます。サイズで言えばCaplio R6の方が圧倒的に小さくて良いのですが、レンズが暗いのがちょっとネックかなぁ。どちらかというとDMC-TZ3に気持ちは傾いていますが、どうしたものかな。

    Bluetooth導入

    今まで対応機器を持っていなかったため全く無縁だったBluetoothですが、ひょんなことから導入することになりました。きっかけはmBandというBluetoothヘッドセットが、箱汚れ品ながらネットで送料込み4,980円で売られているのを見て、衝動買いしてしまったことです。mBandにはオーディオ専用のBluetoothアダプタが付属していたのですが、せっかくだからパソコンにもつないでみようと思い、日本橋のPC 1’sでメーカー不明のUSBドングルを1,680円で購入。最初はPLANEXの製品にしようかと思っていたのですが、こちらの方が安かったので悩んだ末に決めました。ドングルも安くなったものですねぇ。

    さて、実際にパソコンにつなげてみることにしたのですが、接続自体はすぐにできたものの、最初はBluetoothの仕組みがわからなくてちょっととまどってしまいました。mBandはヘッドセット(HSP)とAV(A2DP)のプロファイルを持っているのですが、両方のプロファイルで接続すると音が鳴らなくなってしまうのです。結局音楽を聴くときはA2DPで、ヘッドセットとして使うときはHSPでつなげればいいとわかったのですが、いちいち切り替えないといけないのが面倒ですねぇ。A2DPではマイクが有効にならないし、ヘッドセットでは音質が悪いしで一長一短なのです。でもまあ、ワイヤレスっていうのはなかなか便利で良いですね。