先日携帯電話の機種変更をしたとき、前使っていた電話はどうしますか?と聞かれたので、もちろん迷わずもらってきました(笑)。とーぜん分解しなきゃ!というわけで、世界最遅(かもしれない)携帯電話分解記のはじまりはじまりー。 |
![]() まずはケースを開けたところです、ケースは4本のネジとツメで固定されていました。しかしリモコンにしろケータイにしろ、このツメというのは分解の時非常にやっかいなものです。下手すると割れてしまいますし、どこがどうかみ合っているのかが外からは判断しにくくて…。でも製造する側からするとネジを減らせるというのは大きなメリットなのでしょうがないのですが。まぁケースさえ開けてしまえば、内部構造は非常に単純でした。 ![]() 基板をひっくり返したところです。非常に理路整然と部品が並んでいます。一番右に見える黒いのが充電器なんかを取り付けるコネクタです。 ![]() 左側についていた部分をはずして、基板を露出させてみました。コネクタの左上にあるICはおそらくSRAMで、その左がメインのシステムLSIだと思われます。基板の左下あたりにあるメタリックボディの部品はおそらく高周波部品(コイル・フィルター等)でしょう。 ![]() その左側の部分を拡大したところです。右上にあるのがバイブレータ用のモーター、その左の黒い四角い部品が着信音用のスピーカー、その下がイヤホンマイク用のジャックです。このバイブレータ用のモーターは、確か日本のあるメーカーしか作れなかったはずです。 ![]() 液晶ディスプレイの裏側です。下部中央にLSIがあるので、表示の制御はここで行われているのでしょう。 |