去年の夏休みは九州に旅行したので、今年はどこに行こうかずっと考えていたのですが、結局去年九州と最後まで悩んだ四国に行くことにしました。今回も前回と一緒でどっち周りに一周するかでまず悩んだのですが、結局去年と逆で時計回りに四国を一周することにしました。旅行の前の週にあわただしく5泊分の宿の予約をして、図書館で地図を借りてきたりweb上の地図を印刷したりして、準備をすすめていきました。特に今回は讃岐うどんを食べるのも目的の一つだったので、そういう情報も印刷していきました。ここで6月に買ったプリンタが大活躍でした。そして迎えた旅行前日。天気予報は見事に雨でした。一抹の不安を抱えながら旅行当日になったのですが…。
大阪6:53 - 姫路7:52(東海道本線→山陽本線・新快速姫路行き)
朝起きた時は曇ってはいるものの雨は降っていなかったので、なんとか大丈夫かなあと安心したのですが、さて出発という時になっていきなり雨が降り出しました。それもまさにバケツをひっくり返したような、という表現がしっくり来るような豪雨。旅行先に普通の傘持って行くと荷物になるので折りたたみ傘をさして駅まで行ったのですが、家を出て1分もたたないうちに靴の中までびしょびしょになってしまいました。そして駅に近づくにつれて雨の勢いはさらに増し、もう笑ってしまうぐらいすさまじい状況でした。ほんと、笑うしかないって感じでしたね。シャツもズボンもずぶぬれで、おまけに駅に着く直前の突風で傘も壊れてしまいました。こういうのを遣らずの雨っていうのかなあとか考えつつ、梅田行きの電車に乗ると周りの人もさすがに大変そうでした。とにかくこの日は夕方まで靴が濡れていたので気持ち悪かったです。
まあそんなで大阪駅にちょっと早めについたのでパンとおにぎりを駅構内のコンビニで調達しました。そしてホームに上がり始発の新快速を待ちます。実は去年はこの新快速があることに気づかずにこれより30分早い快速に乗ったのですが、今年もあやうくこのことに気づかないところでした(苦笑)。でもなんとか前日夜に気づき、こっちに乗ることができて一安心。なんというか、自分が休みだと世間が平日ダイヤってことを忘れてしまうんですよねえ。大阪を出た直後はまだ雨がすごかったのですが、神戸に着くあたりから雨はやみ、なんか自分だけずぶ濡れなのが恥ずかしかったです…。でもとにかく濡れてしんどかったので、パンを食べる気にもなれず、ぼーっと外を眺めてすごしました。
姫路7:55 - 岡山9:19(山陽本線・普通三原行き)
姫路での乗り換えは3分ですし、去年の教訓からこの一本後の網干行き快速に乗っても乗り換えられることがわかったいたので、無理にこの電車に乗らなくても良かったのですが、間に合ってしまったので乗ることにしました。ここで今までの12両が突然4両になるので、車内は結構混んでいました。最初は座れなかったのですが、網干で席が空いたので座ってパンとおにぎりを食べました。もうこのころになると結構晴れてきて、あの雨は一体なんだったんだという感じです。この区間になると普通列車とはいえども駅間が長く、何度も通っている区間なこともあって、うとうとしたりもしていました。
岡山9:44 - 坂出10:25(瀬戸大橋線・快速マリンライナー17号高松行き)
岡山からはいよいよ瀬戸大橋を渡って四国へと上陸します。瀬戸大橋を渡るのはこれがはじめてなので、いろいろと楽しみでした。ここから乗るマリンライナーは6両編成ですが、前1両はグリーン車で車両も特急のような感じでした。2両目から6両目は同じ車両ですが、2両目のみ指定車です。というわけで私が乗れるのは3〜6両目に限られるのですが、座席は転換クロスシートなので、自由席と言っても座れればかなり快適でした。そもそもこのマリンライナーの車両は、大阪近郊でよく走っている221系の元になった車両なので、雰囲気はよく似ています(こっちはドアが前後2扉ですが)。発車まで結構時間があったので、私は楽々座れたのですが、後から結構乗客が増えてきて、出発時には立ってる人もいるぐらいでした。こんなにたくさん瀬戸大橋を渡る人がいるんだなあとちょっとびっくり。岡山を出るとすぐに瀬戸大橋なのかなあと思っていたのですが、意外と距離がありました。途中、妹尾・茶屋町と止まり、児島までは25分。ここからいよいよ瀬戸大橋です。電車は道路の下を走っていることもあり、あんまり開放感はないのですが、やっぱり海の上を走っていると、なんとなくすごいなあと感じました。下を見下ろすと水面が見えますし、遠くに目を向けると瀬戸内海の島々も一望できます。渡ってしまえば10分そこそこなのですが、これだけの橋を造るのには相当の苦労があったんだろうなあと言うことは想像に難くありません。そんなこんなで四国最初の街、坂出に到着です。
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