2000/10/18 JR加古川線

2000/10/18 JR加古川線



JRは大都市近郊区間ならば、目的駅までどのような経路を取ろうとも、運賃は最短距離で行ったときの運賃で計算されるという特例があります。これを利用して去年の春、近畿一周の旅に出たことがあります(天王寺-和歌山-奈良-柘植-草津-米原-近江今津-京都-大阪)。今回はその応用ということで、JR加古川線に乗ってきました。今回は大阪駅から乗車し、切符は伊丹駅までの230円分を購入。そして12:30発の姫路行き新快速に乗車し、加古川を目指します。加古川着は13:17。加古川では駅そばで340円のえび天うどんを食べ、いよいよ加古川線に乗り換えです。






加古川駅の駅標と時刻表です。1時間に2本程度のダイヤですが、西脇市まで行く列車は1時間に1本だけで、あとは3駅先の厄神駅止まりです。そもそも加古川線は単線・非電化区間なので、高密度運転は難しそうです。





私の乗った列車です。14:10発の西脇市行きでした。2両編成の気動車ですが、西脇市駅でこの2両は切り離され、加古川線終点の谷川駅までは1両でした。





車内の様子。ワンマン運転なので、バスのように運賃表があります。乗るときは後ろの車両から乗り、整理券を取り、降りるときに運転台の横の運賃箱に整理券と運賃を入れて降りるようになっています。





途中粟生駅で撮った写真です。これは北条鉄道の車両なのですが、北条鉄道はレールバスなので、見た目はバスそのものです。ちなみにレールバスとは要するにレールの上を走るバスのことです。





西脇市には15:02に到着し、その後15:44の発車まで40分ほど時刻表を見たりしながら過ごしました。この写真は西脇市駅から3駅先の日本へそ公園駅近くで撮りました。手前に見える黄色い花は、加古川線沿線のあちこちで見かけたのですが、何なんでしょうか?





そもそも日本へそ公園という名前は、ここで東経135度線と北緯35度線が交わっていることから付けられたようです。日本の中心、という意味でしょう。にしては寂しい場所だったのですが…。





本黒田駅近くの風景です。夕方に撮影したので、山が夕日に照らされてとても綺麗に見えました。加古川線は、厄神駅あたりまでは民家の間をすり抜けるように走っているのですが、そこから先はずっとこのような田園風景が広がっていました。





加古川線終点の谷川駅で撮った写真。谷川着は16:15でした。このあたりものどかでいいところでした。しかし寒かった…。ここでJR福知山線に乗り換えです。まず谷川16:31発の普通に乗り、終点の篠山口駅へ。さらに17:05発の大阪行き快速に乗り換えて、伊丹で下車しました。伊丹着は17:56でした。普通に大阪から伊丹まで行けばせいぜい10分少々の距離なのに、えらく遠回りしたものです。伊丹では阪急伊丹駅まで少し歩き、そこから塚口に出て、十三を経由して帰宅しました。


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