2001年の紅茶雑感


去年は寮生活をはじめて自宅で紅茶をいれられなくなったために、あまりたくさんの紅茶を飲めなかったのですが、そんな中で飲んだ数少ない紅茶に関して感じたことを書きます。

まずダージリンですが、ファーストフラッシュは結構当たりが多かった気がします。中にはセカンドフラッシュっぽい香りのものもありました。そんなわけでセカンドフラッシュも楽しみにしていたのですが、意外とこちらはぱっとしませんでした。不作ではなかったと思いますが、これ、と思える紅茶には出会えませんでしたねぇ。オータムナルはまあ平均的な味だったと思います。おいしいのはおいしかったのですが、まあ普通ぐらいでした。

セイロン系は、クオリティ期のヌワラエリヤはかなり強い個性が出ていて、当たりだったように思います。ディンブラはまあ平均的な味でした。ウバも例年並みと言ったところでしょうか。メントールの香りは出ていましたので、悪くはなかったです。しかしスリランカはずっと内戦状態なので、紅茶に影響がでないといいのですが…。

紅茶ブームがやや下火になりつつあるため、ダージリンの質の低下は一時に比べればかなりましになったように思います。今は中国茶がブームみたいで、そちらが心配です。私は基本的にセイロンティーの方が好きな人間なので、今年はもっとすごいウバを飲んでみたいなぁ…。


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