徒然日記 2001年12月
(毎日更新…できたらいいなぁ(笑))

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2001/12/21 天国と地獄

会社の飲み会はビールばかりで悪酔いしてしまう…と前回書きましたが、今週火曜日にあった忘年会では見事にやられてしまいました。飲み会の場で倒れたりはしなかったのですが、帰り道に自分でも「あ〜、これはめちゃくちゃ酔ってるなぁ」と自覚するほどの状態で、まさに千鳥足状態でした。こういうときってどこか冷静に自分を見てる別の自分がいるようで変な感じです。そんな状態だったので帰り道では見事に電柱にぶつかったりもしました(笑)。それでもなんとか部屋に帰り着いてその日は就寝と相成ったわけですが、翌日が大変でした。朝起きるとひどい頭痛とまだアルコールが抜けずにふらつく体でとりあえずシャワーを浴びたのですが、むちゃくちゃ気分悪くてはきそうでした。こりゃ会社とてもじゃないけど行けないな…、ということでやむなく午前休を取ることにし、会社の上司に電話。午後にはなんとか回復し会社に行けましたが、ほかの人にも顔色悪いと言われる始末でした。しかし今回はビールのせいだけじゃないだろうなぁ。ビールは嫌いなので代わりに日本酒を結構飲んでしまったのが一番の原因な気がする(汗)。

そういえば先週の日曜はラ・フェット南大沢というアウトレットに行ってきました。南大沢は多摩ニュータウンの中でも一番西にあり、相模原からほど近いところにあります。まさにニュータウンという町並みで、住むならこういうところもいいかな、と思わせる町です。まあ新宿まで40分以上かかるので、それなりに通勤は大変そうですけども…(でも相模原よりは絶対良いと思う)。で、アウトレットなんて私はなじみがないものですから、なんか場違いのような気がしながらも、とりあえず店をみてまわりました。実はこの日ここに来たのは店を回るためではなく、とあるミュージシャンの野外ミニコンサートを見るためでした。そのミュージシャンとは4PM。坂本九の「上を向いて歩こう」を英訳した「SUKIYAKI」という曲でヒットを飛ばした3人組のアカペラグループです。アカペラ好きの端くれとしてTAKE6、Boys2Men、4PMの名前ぐらいは知ってますから、あの4PMがこんな多摩ニュータウンの外れまでわざわざ来るなんてすごいなあと思いながらコンサートが始まるのを楽しみにしていました。会場に着いたのがコンサートが始まる一時間前ほど前だったのでしばらく店をみてまわっていたのですが、しばらくするとなんかコーラスが聞こえてくるのでなにかと思ったら、早速ステージにあがっていたのでびっくり。どうやらマイクテストをしていたようです。しかし片方のスピーカーがめちゃくちゃノイズを出していて、おいおい大丈夫なんか…、といいたくなるような状態で、のっけからかなり心配。けどもコンサートが始まるとちゃんと直っていました。歌のほうはさすが4PMといった感じで、パフォーマンスもとても楽しく、最高でした。これがただで聞けたなんてラッキーだ…。でまあこのコンサートはニューアルバムの発売を記念したものだったので、コンサート終了後は早速私もCDを購入することにしました。ちゃんとCDに3人のサインをしてもらい、もちろん握手もしました。うう、感激っす(←ミーハー?)。ま、そんなわけでとても楽しい一日でした。



2001/12/15 へろへろ…ぱたっ

…あれからさらに仕事は忙しさを増し、火曜と木曜は夜11時まで仕事してました。さ、さすがにきつかった(泣)。幸い水曜は休みだったのでなんとかなりましたが、今日はその反動で一日寝てました。でも一日寝たら寝たで、寝過ぎでしんどい…(おいおい)。

あー、もう年賀状の季節だなぁ。まだなーんにも準備してないや…。やっぱり会社の上司には出さないとまずいよなぁ。でも年末は実家帰るしなぁ。プリンタ持って帰るしかないかなぁ。幸い持ち運びには便利な大きさのプリンタだし。そうするしかないか。でも12/29に帰ってすぐ刷っても、元旦には届くわけもない…。困った困った。

ところで最近ちょっとブランデー好きになりました。ブランデーってちゃんと飲んだことがなかったので、どんなもんだろうと思ってレミーマルタンのVSOPを買って飲んでみたところ、結構おいしかったので、はまった次第です。その後別の店でカミュのナポレオンがやけに安かったので衝動買いしたのですが(あとで定価見てびびった(笑))、こっちはさすがにとがったところのない、まろやかな味がします。あぁ、こんなのばっかり飲んでたら安いお酒飲めなくなってしまいそうで怖い…(汗)。
お酒の話ついでにもう一つ、最近ビール少しは飲めるようになったのですが、やっぱりビールはあんまり好きじゃありません。だいたい会社の飲み会というとビールOnlyになったりするのですが、正直言ってつらいです。最初の1杯はともかく、何杯も飲んでいるとむちゃくちゃ回ってきて、悪酔いしてしまいます。やはり私はカクテルかサワー、もしくはブランデーグラスを静かに傾けているほうがあっているようです(似合わねー)。



2001/12/10 忙しい忙しい…

師走だからなのかなんなのかわかりませんが、最近やけに仕事が忙しいです。いつもなら少し暇になる時間帯ってのがだいたいあったのですが、ここ半月ほどはほんとに息つく暇もなく仕事してます。残業は嫌いなので遅くとも7時半までには帰ってますが、それでもしんどいっす(泣)。生産管理の仕事ってなんでこんなに仕事量にムラがあるんだろう…。

それにしても会社の人付き合いって疲れます…。いや、上司や仕事相手ならば別にかまわないのですよ。問題は同期でして、会社の廊下で会ったときに挨拶するぐらいならいいのですが、一緒にお昼食べたりなんかしようものなら気がつまりそうになります。やっぱり学生時代の同級生と違って、会社の同期はどうしてもライバル視してしまうものなのでしょうか。私は別にそんな風に見てるわけじゃあありませんが、やっぱり話してても上辺だけのつきあい、という感じがして、ほんとに疲れます。それでなくとも私は一人でいる時間が少ないと疲れてしまう人間なので、なおさらです。って、なんかこれやと俺人付き合い悪い引きこもりみたいやんか…(汗)。いや、そこまで極端じゃないですけどね。

話は変わって、昨日はレオンハルトのチェンバロコンサートに行ってきました。会場は晴海トリトンスクエアの中にある第一生命ホールです。新宿まで京王で出て、そこから都営大江戸線に乗って行きました。大江戸線は以前ニュースで聞いていた通り地下深くに駅があり、「どこまで降りさすねんっ」と言いたくなるほどエスカレーターで下った先にホームがありました。大江戸線は大阪で言うと長堀鶴見緑地線みたいな感じです。ただし8両編成です。なんでも利用者数が目標の6割と低迷しているらしいのですが、8両であれだけ乗ってりゃ十分じゃないかと思ってしまいました。あれで低迷だと長堀鶴見緑地線はどうなるんだ……(汗)。で、大江戸線は勝どき駅で下車して、第一生命ホールに向かいます。どうやらオープンしてまだ1ヶ月ぐらいのようで、とってもきれいでした。
コンサート自体は最前列のチケットを持っていたせいもあり、レオンハルトを間近で見ることができてとても感動しました。最初演奏が始まったとき、ほんとに足震えましたもん。ただ悲しいかな、レオンハルトももう73歳のはずなのでさすがに寄る年波には勝てないという感じがしました。ところどころミスがあったように思いますが、全体としてみるとやはりレオンハルトの演奏だということを強く感じました。あれはやはり独特のリズムの取り方でそう感じるのかなぁ…。とにかくほかのチェンバロ奏者とは明らかに違うように聞こえるのです。
で、実は水曜日もまたコンサートがあります。もちろん演目は違うものです。こっちは4列目ですが、やはりいまから楽しみです。



2001/12/02 あ、タイトル付け忘れてた

というわけでこの週末は帰阪していました。金曜日に有休取ったので木曜の夜の新幹線で帰り、金・土・日と実家で過ごしました。金曜は私の好きな紅茶屋カン月に行くことにしたのですが、一人で行く予定がなぜか七瀬小夜氏も一緒に来ることに。淀屋橋で待ち合わせ、二人で店に向かいました。店はマスターも奥さんもいなくて、息子さん(かな?)と別の女の人が店をやっていました。なんかちょっと違和感がありましたが、紅茶とワッフルの味は変わってなくてほっとしました。

そして土曜は午後から梅田に行き、定番のコースを回りました。まず大阪駅前ビルの地下2Fの中古CD屋をめぐりつつワルツ堂へ。ワルツ堂ではいつものようにCDを10枚ほど購入。それから再び梅田の方に戻る途中で祭太鼓に寄り、しぐれカツ丼を食べました。やっぱりこれおいしいなぁ…。それからEST-1のそばのUNIQLOで手袋を買い、先週オープンしたばかりのヨドバシカメラ梅田店へ行きました。外見も結構でかいですが、中もさすがにでかかったです。商品の陳列の仕方はまさにヨドバシ、という感じでした。それにしても人多かった…。大阪人は新しもの好きやからなぁ。でもヨドバシってそんなに激安ってわけでもないと思うんですけどねぇ。今後大阪の家電小売業界はどうなるんでしょうね。
ヨドバシで小一時間ほどつぶしたあとはシアトルズベストでコーヒーを飲み、ビッグマン前へ。というのはこの後飲み会をすることになっていたからです。しかしいつものことながら週末のビッグマン前は人が多い…。それでもなんとか集まることができ、お初天神通りに向かいました。メンバーはどちらかというとTHK52期が中心でしたが、話す内容は結構電研的なことが多かったような気がします。まあほとんど電研とメンバーかぶってますからねぇ。とにかく楽しい飲み会でした。あいかわらずつつかれまくった気もするけど…(汗)。

そういえば金曜朝に新聞を読んでいたときのこと、何気なく読んでいたひとつの記事にびっくりしてしまいました。内容は学習塾の経営者が「塾の生徒が減ったのはお前のせいだ」と言って大学一年の講師を殴り、顔面骨折させて暴行罪で逮捕されたというものだったのですが、その経営者の名前に見覚えがあったのです。確か私が大学1年の時だったと思うのですが、郵便受けに塾講師募集のチラシが入っているのを母が見つけてきたことがありました。私は当時あんまり家庭教師のバイトが忙しくなかったので、とりあえず話だけでも聞いてみようと思い、電話をかけました。すると駅前で待ち合わせようと言われたので自転車で行き待っていると、想像していたよりもかなり若い、とても塾経営者には見えないような男が声をかけてきました。それで早速その数日後からバイトすることになったのですが、最初服部の事務所(といっても普通のマンション)に呼び出され、山ほど参考書を渡されました。そして生徒はこういう子たちだと教えられ、参考書コピーしてもってこいと言われたのですが、そんなこといきなり言われてもどうすればいいかわかるはずがありません。しょうがないのでその人にコピーを任せ、その後上野坂のほうにある教室(塾専用じゃなくて地元の小さい公民館みたいなとこ)に車で連れて行かれました。それでその場になってコピーが足りないからコピーしてこいとか言われて、チャリは事務所に置いてきてるので、走って柴原の方のコンビニまで行き、コピーしてきました。このへんは坂多いのでもう汗だくでした。で、戻るともう生徒が来ていて、いきなり4人同時に教えろと言われ、必死で4時間ぐらい教えました。でも最後に教えた生徒は理系高校生だったので、数3・数Cなんて教えられるはずもなく、参考書のここをやれというのが精一杯でした。それからもう夜10時近かったのですが事務所に再び戻り、別の講師と一緒に反省会。そこでなんか、今回講師を募集をしたのは前の講師がみんな辞めて言ったからだと半分悪口みたいなことを聞かされました。で、今日どんなこと教えたか次までにまとめてこいとも言われました。もう家に帰る頃には日付変わってたし…。とりあえずこの1回目ですでに「辞めたいなぁ」と私は思い始めていました。反省会の時会った別の講師(阪大生)も嫌なようだったので、なおさらです。で、そのまた数日後の夜に電話で事務所に呼び出され、また別の講師数人と一緒に反省会をしました。この時に来ていた別の講師は私のあとに雇われたみたいで、どうも経営者は彼を気に入ってるようでした。私はもうこのときこの経営者のこと嫌っていて、あんまり愛想良くするのはやめていましたから、なおさらかもしれません。で、またその数日後に電話で呼び出され、参考書全部もってこいと言われました。「あ、これはクビにする気だな」と直感的に勘づきましたが、もともと辞めたかったので喜んで事務所にいきました。で、働いた分の給料をもらったのですが、理系の高校生を教えていた時間はちゃんと教えていないから時給を半分にされたりしました。でもまあとっとと辞めたかったのと、たいした金額でもなかったので、あんまり文句いうのも得策じゃないと思い、黙って受け取りました。で最後は「いろいろと勉強になりました。ありがとうございました」と皮肉たっぷりに言って事務所を後にしました。私は普段あんまり嫌いな人を作らないようにしてるのですが、この人だけは本当に嫌いでした。どうも京大の出身みたいなことを言っていたので、きっとこれからも世の中うまいこと渡っていくんだろうな、とか思っていたら今回の新聞記事で思いがけずその経営者の名前を見つけたわけです。ずっともやもやしていた気分がちょっとすっきりしました。





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