徒然日記 2000年4月
(毎日更新…できたらいいなぁ(笑))

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2000/04/30 病は気から

本当は昨日更新するはずだったのですが、風邪を引いてしまって昨晩は早く寝たので出来ませんでした。というわけで4日ぶりの日記です。というか今日で4月終わりですやん、早いなぁ。

内々定をいただいた翌日から、本当にこれで良かったんだろうか、という思いがずっと頭の中にあって、そのことを考え出すと不安になって不安になって、怖くなります。本当ならこの時期に内々定をいただけたことに感謝すべきなのでしょうが、やはり今後数十年の生活を左右する決定事項だけに、不安が募るばかりです。さすがに今ではすこし落ち着きましたが、27日はもう外出する気も起きなくて、一日家の中で寝ている状態でした。

28日は午後から豊高に電研の手伝いに行ってきました。無線コンテストに参加するため、アンテナを立てたりしなければならないのです。途中私がコードを切ってしまったりトラブルはありましたが、まあなんとか準備は終了しました。そして29日、コンテスト当日。私は夜更かししすぎたせいでかなり遅れていきましたが(申し訳ない)、なんとか前日切ったコードも修復し、半年ぶりの無線での交信を楽しむことができました。しかし、私の電信の腕は格段に落ちてるなぁ…。全体として、21MHzと50MHzでの参加でしたが、50MHzの方はかなりたくさんの局と交信できていたようです。21MHzの方も数は少なかったものの、北海道の局が良く入感していました。現役メンバーも積極的に交信してくれたようだったので、ほっとしました。また10月には呼んでくださいな。

今月は日記を書く機会が多かったので、月当たりで見ると過去最高の分量になりました。おそらく来月からはまた分量減るだろうなぁ(こらこら)。



2000/04/26 …って、終わり?

そして今日も大阪南港まで行ってきた。今回は適性検査とグループディスカッションが行われた。まずは適性検査を受け、その後グループディスカッションである。私を含めて6人で、架空の家電会社が新たに売り出す洗濯機についていろいろと議論した。最初は緊張したのだが、最後の方は愛称を考えたりで結構楽しかったり。その後性格検査を受けて帰宅した。

家に帰ると、私の留守中に、一昨日東京まで面接を受けに行った会社から電話があったと親から聞いた。またかけ直すとおっしゃっていたそうなので、なにも手がつかないまま、どきどきしながら電話を待っていると、9時頃に電話があり、とりあえず内々定をいただくことができた。まずは他の企業の面接等を全部キャンセルしてくれと言われたので、明日はひたすら電話で謝りたおす一日になるだろう。はぁ、内々定出たのはもちろんうれしいが、明日のことと会社入ってからのことを考えると、結構内心複雑だったりする。でも贅沢ってもんだよなぁ、こんなこと言うのは…。



2000/04/25 早く終わらせたい…

今日は夕方から、4/20にグループディスカッションをした企業の面接に行ってきた。面接、といっても実際に営業部で働いてらっしゃる人と話をしただけなので、いわゆる面接というのとはちょっと違う。リクルーター制というやつである。最初のうちは学生時代の活動などを聞かれたのだが、途中から私のようなお人好しはこき使われるだの、功績を人に持っていかれるだの言われて、かなり悔しかった。そんなことは今更言われるまでもなく、自分で痛いほどよくわかっているのだ。なおせるものならとっくの昔になおしている。それができないから悩んでるんじゃないか…。もちろん相手は面接官ではないので、善意で言ってくれているのではあるが、それがなおさらこたえた。この会社にはもともと興味なかったので、落とされるのは一向にかまわないのだが、そんなこと言われたのだけがめちゃめちゃ悔しくて、帰り際エレベータの中で泣きそうになってしまった。就職活動のしんどさはこのあたりにある。



2000/04/24 人事を尽くして天命を待つ

てなわけで今日は東京に行ってきた。朝9:30に家を出て、新大阪10:17発のひかりに乗る。今回は窓際の席が取れたので、車中は比較的楽に過ごすことができた。13:14東京着。そこから山手線に乗り換え、田町で下車する。目指す会社のビルはすぐに見つかったのだが、途中で見失いそうになり、ちょっと焦った。それでもちゃんとたどり着き、受付を済ませて控え室へ。たまたま今日は関西から来ている学生ばかりが集まっていたので、いろいろと情報交換をしながら、面接の順番を待つ。そしていよいよ運命の時がやってきた。ノックをして面接室に入ると、2人の担当者がおられた。これまでの担当者とは明らかに違い、要職についておられる方だと言うことがよくわかる。質問内容はこれまでの面接とほとんど同じだったのだが、やはり相手が相手なだけに緊張は相当なものだった。途中額にもかなり汗をかいた(まあもともと私は汗かきですが)。それでもなんとか面接は終わり、控え室に戻る。正直、結果がどうなったかはわからない。
その後、同じ時間帯に面接を受けた他の5人と、一緒にしゃべりながら駅まで戻り、東京で別れた。私は特にこれといって目的はなかったのだが、せっかく東京まで来たんだし、ということで秋葉原に寄ることにした。この時、私はまだお昼を食べていなかったので、おなかが空いていた。なにを食べようか悩んだのだが、せっかくなのでまだ行ったことのなかった「じゃんがららあめん」で遅い昼食を取ることにした。この店は正午過ぎに行くといつもすごい行列ができているので、これまで入ったことがなかったのだ。今日は夕方に行ったので、案の定ほとんど並んでいなかった(それでも並んでいる人がいるというのはすごいことではあるが)。私は全部入りらあめんというのを食べたのだが、かなり具が多彩でなかなかおいしかった。行列ができるだけのことはあると思う。
店を出てからは、空がだんだん暗くなっていくのに気づいて嫌な予感がしていたのだが、その予感は見事に的中した。急に雷がなりだし、大粒の雨。あぁ、またか、と思った。去年の夏に秋葉原に行ったときも、全く同じようなことがあったのだ。まあ今回はほとんど濡れずにすんだが。
その後東京まで戻り、東京17:29発のひかりで帰る。新横浜あたりまでは、空が真っ暗で雨も強く降っていたのだが、小田原あたりまで来ると、さっきまでの雨が嘘のように晴れ渡っていた。山に沈みかけている夕日がとてもまぶしい。ふと夕日と反対側を見ると、綺麗な虹が出ているではないか。虹を見たのは本当に久しぶりだ。あの虹が、私の明日への架け橋になってくれるといいな、などと考えながら少し眠った。



2000/04/23 戦前夜

今日は4/16に英語の適性検査を受けた、某有名な家電・半導体メーカーの一次面接に行ってきた。今回も場所は大阪南港だったのだが、家を出るのがちょっと遅かったので、梅田から御堂筋線で本町に出て、そこから中央線に乗り換え、コスモスクエア駅へ。そこでニュートラムに乗り換えて、ポートタウン東駅で下車した。このルートだと5,6分早く着けるのだが、その代わり210円も余分にかかる。まあ遅刻しそうだったので、背に腹は代えられない。会場ではエントリーシートを書き、面接にのぞんだ。さすがに何回も面接をやっているので、言うことはほぼ固まってきたのだが、やはり緊張することに変わりはない。ちょっと途中しどろもどろになってしまい、焦る一幕もあった。まあ、言いたいことは言ってきたので、あとは結果を待つだけです。

明日はいよいよ東京遠征です。すでにめちゃめちゃ緊張しています。まあとにかく、ありのままの自分が出せるようにがんばってこようと思います。



2000/04/21 ひょうたんから駒

今日はまず、4/10にグループディスカッションをした企業の集団面接に行ってきた。今回も朝8:30からで、とても眠い。しばらく待たされてから、部屋に通された。一緒に面接を受けるのは、私を含めて5人である。しかし、どう考えても私一人、質問に対する回答がちょっと変わっているような気がする…。あまりに電子好き好き(謎)な回答だったので、途中人事担当者に苦笑いされてしまう一幕もあった。まあ、それが私の個性なんだからしょうがない。約1時間で面接は終わり、最後にアンケートを書いて会場を後にした。帰りがけ、一緒に面接を受けた人と話をしながら駅に向かったのだが、やはり大変なのはみんな同じらしい。

その後家に帰ってきて寝ようとすると、携帯に電話がかかってきた。市外局番がが03だったので、一体誰だろうと思いながら電話に出ると、なんと昨日面接を受けたばかりの、某有名なPC・半導体メーカーの採用担当の方だった。どうやら、昨日の面接も通ってしまっていたらしい。このときばかりはさすがに自分の耳を疑ってしまった。あわててメモを取りだし、必要事項をメモしていった。次がどうやら最終面接のようで、月曜日に東京で行われるとのことである。とにかく、このときばかりはさすがに動転していて、「ありがとうございました」と言いながら、誰も見てないのに頭を下げている自分がいた。

その後も普通郵便やら速達やらで、1次選考や面接の合格通知が3社ほど来た。今までずっと結果が気になっていた企業ばかりだったので、正直ほっとした。とにかく、これで気を抜かずに、もうしばらくがんばっていかないと。

それから、ちょっと豊高に顔を出しに行った。なんでも放送部には女子が4人入ったそうである。電研の方はこの前ほどは人がいなかったが、それでも男子が2,3人入ってくれるようだ。そして、今日活動していると、女子が2人見学に来た。まだ入ってくれるかどうかはわからないが、入ってくれるとありがたい。



2000/04/20 棚からぼた餅

就職活動もようやく佳境に入ってきました。しかし、さっぱり先が見えません。大変とは聞いてましたが、まさかこれほどとは…。ちょっと今日は体調を崩してしまいましたが、なんとか明日までには回復させなければ。

昨日は某大手半導体・コンピュータ会社系のソフトウェア会社の説明会に参加した。会場が狭く、おまけに人が多かったのでかなり息苦しくてつらかった。会社の方はまさに今伸び盛りなようで、人事担当者にも余裕がにじんでいた。ただ、私はどうもこの会社にはいいイメージを持てなかったのも事実である。なんというのか、この説明をされた担当者にあまりいい印象を持てなかったのである。

説明会が終わった後、久しぶりに大学に行った。前期の履修届をまだ出していなかったので、それを出すためである。行くとちょうど健康診断の時期だったので、ついでに全診断を受けることにした。それから遅いお昼ご飯を食べて、ゼミに顔を出すことにする。今年はこのゼミを取った3回生が少なかったため、ゼミに来ていたのは私を含めて6人だけだった。4回の他のメンバーは当然就職活動中で来ていない。私はスーツ姿だったのでかなり浮いていたのだが、ゼミ自体はおもしろかった。やはり久々に受ける大学の講義は新鮮に感じるものだ。結局その次の時間のサブゼミも受けて、5コマ終了の6時頃に帰宅した。

その帰宅途上、電車に乗っていると突然携帯が鳴ったので周りの人に恐縮しながら出ると、4/18に面接を受けた某有名なPC・半導体メーカーの担当者だった。なんと、あの全く自信がなかった面接、通っちゃっていたようである。びっくりしながらあわててメモを取り出し、ふるえる手で面接の日時をメモした。

そして今日、まずは先日電話がかかってきた会社のセミナーに参加する。この会社には正直、それほど関心はなかったのだが、少しでもいろんな会社を見ておいた方がいいと思い、参加したのである。まずは会社概要説明が行われ、その後グループディスカッションが行われることになった。このとき、班分けのために全員の名前が呼ばれたのだが、その時知った名前が呼ばれたので、びっくりした。その人は記憶に間違いがなければ、小学校1年の時に同じクラスだった子であるはずだ。顔を見ると、確かにどことなく当時の面影があるような気がする。ただ別に親しくはなかったので、向こうはおそらく気づいていないだろう。グループディスカッションが始まっても、私はそのことばかり気になって、とても議論できるような状態ではなかった。まあでも、そうもいってられないので、割と積極的に議論には参加した。帰りがけに声をかけようかとも思ったのだが、ばらばらの解散だったので、結局声をかけそびれてしまった。その会社だが、うちに帰ってから電話があり、今度の面接に呼ばれることになった。うーん、でもそんなに興味のある会社じゃないからなぁ…。

それから大阪駅前第2ビルの地下にある「たんや舌(べろ)」でタン定食を食べ(ここの焼きタンは最高です)、京橋に向かった。もちろん、その某有名なPC・半導体メーカーの面接を受けるためである。まずは受付で入場証をもらい、胸ポケットに差す。そして会場へと向かい、まずは性格検査のマークシートを埋めて、いよいよ面接である。実は今日は朝からずっと頭が痛くて、体調的には最悪だったので、ちょっとまずいな…、と感じていた。中に入り、いきなり昨日説明会に行った企業を聞かれたのだが、頭がもうろうとして思い出せず、焦った。結局しばらく別の話をして、思い出したのだが、のっけからさい先が悪いというか何というか…。その後、会社に入ったらやりたいことや、自分の欠点、大学で何をやったかなどを聞かれ、とりあえずありのままに受け答えした。でもほんま自信ないです、今度ばっかりは本当に。まあ、こんな有名な会社で2次選考まで進めただけでももうけもんというものです。



2000/04/18 法の番人

最近、就職活動にすっかり慣れてしまったためか、スケジュールに空きがあると無性に不安になってしまいます。しかしこう毎日毎日面接やら適性検査やらが続くと、精神的に参りそうになるのがちょっと怖いです。適度に息抜きもしないとなぁ。でも私の息抜きって、電研に遊びに行くことなのかもしれないなぁ(笑)

昨日は四国四県の企業合同セミナーに参加するために、天満橋まで行ってきた。なぜに四国四県、と思われるかもしれないが、どうしても話を聞いてみたい企業があったのである。日亜化学工業という、高輝度青色LEDや紫色LD(レーザーダイオード)を世界で初めて開発した、その方面では有名な会社である。会場に着くとまっすぐ日亜化学のブースに向かい、説明を聞くことにした。予想通りというかなんというか、ほとんど文系の採用はしていないようであったが、パンフレットだけでももらえたので良かった(←うれしがり)。結局他のブースには見向きもせず、会場を後にした。本来四国出身者を対象にしたセミナーだったので、あんまり長居をしてもしょうがない。

その後谷町筋を南下し、大阪合同庁舎へと向かう。国家公務員試験の願書を手に入れるためである。10分ほどで到着し、中に入って必要な願書を手にして外に出た。その時突然後ろから男の人が追いかけてきて声をかけてきたので、かなりびっくりしてしまった。どうやら防衛庁の方らしく、自衛隊幹部候補生の説明を始められた。うーん、興味ないんだけどなあと思いつつ、一通り話を聞いてその場を後にした。

それから再び天満橋まで戻り、そのまま左折して北浜方面に向かう。北浜といえば、紅茶屋カン月である。少し歩き疲れていたので、のんびりと紅茶を飲んで、再び行動開始。今度は中之島を越えて北に向かう。目指す建物はすぐに見つかった。大きな門を通り、広い庭を抜けて入り口を目指す。入り口前には検察の車が止まっていたりしてかなりものものしい。そう、ここは大阪高等裁判所である。別に裁判に来たわけでも何でもないのだが、わけもなくどきどきしてしまう空間だと思った。ここに来たのは、裁判所事務官採用試験の願書を受け取るためである。まだ受験すると決めたわけではないが、興味はあるので一応願書だけは手元に置いておこうと思ったのである。人事課の人はとても人当たりが良く、ほっとした。これで本日の任務はすべて終了、というわけで、裁判所を出た後はまっすぐ帰宅した。

そして今日はまず、15日に説明会に参加した、某有名なPC・半導体メーカーの面接と筆記試験を受けにいった。15日の日記には「おそらくダメでしょう」と書いていたのだが、実は昨日電話がかかってきて、一次選考に通っていたことが分かったのである。「うそでしょ?」という感じだった。面接の準備も何もしていなかったので、正直焦った。会場に着くと、他の人はなにやらぎっしり書き込んであるレジュメを持っている。この会社の面接は提案型面接といって、まず学生の側があるテーマに沿ってプレゼンをするのである。ちなみに今年のテーマは「社会人として○○のためにできること」であった。持ち込みはなんでも可なので、みんなレジュメをもっているのである。私はといえば、家から持ってきた白紙の小さなメモ用紙を会場で取り出し、その場で要点を書いていた。この時点でもう勝敗はついているような気もする。そして私は一番最初に面接することになったので、落ち着く暇もなく面接ブースに向かった。
私は「日本の半導体産業のためにできること」というテーマで話をすることにした。この時点で他の人とかなりズレているような気もするが気にしないことにする。とにかく自分の話したいことをぶつけてきた。まあ反応はまずまずであった。とりあえず肩の荷は下りたので、会場に戻り筆記試験を受けて、いったん帰宅した。

その後もう一度本町まで出て、別の会社の適性検査に臨む。まずは75分間で、数学や図形の問題をやった。数学は微積まででてきて、文系の私にはちょっとつらかったが、まあなんとか解けるところは解いたつもりである。確率はもともと得意なので、そこは自信がある。図形問題は結構難しく、どうなったかわからない。その後60分で作文を書くことになり、私は3年前に東北に旅行したときのことを書いた。最後に英文和訳問題が2問出され、これは2問目がめちゃくちゃ難しくて解けなかったのがちょっと痛かった。もうこの時点でふらふらだったので、あんまり記憶に残っていない。その試験は結局4人しか受けていなかったので、会場をでたところでその4人でいろいろと情報交換をして、帰宅した。

なんだか今日も日記が長くなってしまいました。しかも就職の話題ばっかりで申し訳ない。ほんと、毎日就職活動しかしてないので、他に書くことないんです…。



2000/04/16 も(MO)〜どうしましょ

最近MOの調子が悪いです。ドライブ自体が悪いのか、メディアの寿命なのかはわかりませんが、立て続けにMOディスクが2枚お亡くなりになってしまったようです。まあ保管の仕方が悪いので仕方ないのかもしれません。なんせほぼ出しっぱなし状態で2年も使ってましたから…。とりあえず、MOのバックアップというのも取っておかないといけないなぁと実感したのでした。

今日はまたまた超有名な家電・半導体メーカーの説明会に行ってきた。場所は大阪南港だったので、少し早めに家を出発。梅田で御堂筋線に乗り換え、大国町駅で四つ橋線に乗り換え、住之江公園駅へ。そこで再びニュートラムに乗り換えて、ポートタウン東駅で下車する。ここまででおよそ1時間、結構遠かった。ここまで来ると、ほかにもリクルートスーツ姿の学生がいたので、迷うことなく会場にたどり着くことができた。会場には約100人強の学生が集まっていた。会場に入って数分後、説明会開始。一通り会社概要の説明がなされ、その後英語のテストが行われた。英語、である。はっきりいって英語は苦手である。それでも長文問題だけはできるので、なんとかできるところから埋めていった。最後は時間が無くて、問題を残してしまったが、まあある程度はできたと思う。さあ、結果やいかに。

説明会の帰り、予定時刻よりは少し早かったが、頼んでいたスーツが仕上がっているかもしれないと思い、駅前のダイエーに寄った。するとすでに仕上がっていたので、家に持って帰り、袖を通してみる。紺のスーツなので、今まで来ていた濃いグレーのものに比べると、かなりフォーマルな感じがする。結構気に入ったので、早速明日からこれを着ようと思っている。

そういえば、うちのマンションにもケーブルテレビが導入されることになり、今日工事が行われた。我が家は入会する予定がないので、多チャンネル化の恩恵は受けられないのだが、入会しなくとも京都テレビが見られるようになったのは大きい。またほかのUHF局(テレビ大阪・サンテレビ)も比較的綺麗に映るようになった。今回はケーブルテレビインターネットには入会しなかったが、どうやら工事費1万円少々で入会できるようなので、そのうち導入も考えてみようと思っている。



2000/04/15 どっか行きたい…

昨日はしんどくて、早く寝てしまったので日記が書けませんでした。やはり一日に2社回るというのはかなりの重労働なようです。でもがんばらないと…。

12日は以前説明会に参加した、某PC周辺機器メーカーの適性検査を受けに梅田まで行ってきた。今回は非常階段を下ることもなく、素直にエレベータで会場に到着。しばらくするとホテルのボーイさんが水を運んできてくれた。さすが一流ホテル。とりあえず水を一口含み、適性検査の問題を解き始める。今回も時間が短く、かなり手こずってしまった。それでもなんとか、できる問題は埋めることができたと思う。とりあえず、五分五分といったところだろうか。

13日は暇だったので、豊高に行った。ちょうどクラブ紹介の日だったので、新入部員が入るかどうか知りたかったのである。ちょっと早めについたので、しばらく友人としゃべって時間をつぶし、その後電研のほうに行くと、人が多くてびっくりしてしまった。この日は7人が見学に来ていたようで、かなり盛況だった。このうち何人が入ってくれるのかはわからないが、なかなか期待はもてそうである。放送部の方も3人が見学に来たと言っていたので、本当に良かった。まあまだどうなるかはわからないが…。

そして14日は怒濤の2社回りである。朝9時に家を出て、本町へと向かう。最初に行った会社の案内にはカジュアルな服装でもいいと書いてあったので、さんざん悩んだあげく、普段着で行くことにした。会場に入ると、リクルートスーツの人とカジュアルウェアの人が半々ぐらいだったのでほっとした。もしスーツの人ばかりだったら、泣きそうだっただろう。約10人ぐらいで説明会は始まった。この会社はシステム開発中心なのだが、文理問わず技術職のみで採用しているので非常に興味があった。実際雰囲気もとても良く、ここなら入ってもいいなぁ、と素直に感じた。そんなに規模的には大きくないのだが、ここならやりたいことができる気がする。ただ入れるかどうかはまた別問題ではあるが…。
その後、日本橋へと向かう。会社説明会のためではなく、今日新装開店するPCショップを見に行くためだ(笑)。PC 1'sという店であるが、移転してかなり綺麗になっていた。何か掘り出し物はないかと店の中をくまなく探したのだが、あんまりいい物はなかった。ただLANボードが安かったのでつい買ってしまった。PLANEXのFNW-9802-Tである。PLANEXのLANカードはこれで4枚目である。特に使い道もないのに、一体何枚買えば気が済むのだろうか…。すっかりLANカードキャプターである(爆)。その後ソフマップに行き、タブレットを購入。これはBBSで情報が流れていたので、最初から買うつもりだったのである。セイコーインスツルメンツのIMAGE PAD TWOという製品である。どうやら生産終了品の在庫処分のようで、1980円と格安だった。まだ物はあったので、購入される方はお急ぎください。ただWin2000では使えないようだ。Win98までなら対応しているが、Win2000には対応しないと、Webページには書いてあった。
買う物を買って一度帰宅し、お昼を食べる。この時点で相当疲れていたので、1時間ほど横になることにした。起きてからはスーツに着替え、自転車に乗って江坂へ。今度の会社は機械系の会社で、会場には20人ほどが来ていた。ただこの会社は事務系を5人しか取らない上に、営業職中心のようだったので、興味は一気に失せてしまった。まあしょうがないや。

そして今日は、超有名なPC・半導体メーカーの説明会の日だった。大阪城公園まで行き、会場を目指そうとしたが、途中で迷いそうになり、少し危なかった。それでもなんとか到着し、中に入る。しかしすでに会場前にはすごい列ができていた。その後10分ほど待たされて会場に入ると、かなりの人数である。おそらく500人弱であろうか。さすが有名企業は違う。説明もあえてする必要はないという事なのか、約30分で終了した。その後適性検査が行われたが、とっても難しかった。特に英語の長文なんて最近読んでなかったのでてこずってしまった。おそらくダメでしょう。まあもともと記念受験のような感覚でしたから…。その後若手社員との懇談会なるものも行われるようであったが、まあ落とされているだろうから参加してもしょうがないやと思い、帰宅することにした。



2000/04/11 部屋が片づかん…

はぁ、大学の講義受けたい…。最近就職活動で忙しいため、大学に行くめどがちっとも立たないのです。講義聞いてる方が楽しいのに…。とりあえず履修届を来週出さないといけないのですが、ちゃんと講義出られないのに履修するのはおこがましいしなあ。というわけで結構悩んでいます。

今日は以前受けた適性検査に通ったある企業の一次面接に行ってきた。前回と同じく新大阪だったので、自転車をこぎこぎ会場へと向かった。正確には前回と場所は変わって営業所内が会場だったのだが、すぐに見つけることができた。今回の面接は学生4人が同時に受ける予定だったのだが、そのうちの一人の到着が遅れていたようで15分ほど待たされた。結局それでも来なかったので、先に面接を始めることになった。私は一番奥に座ったため、質問に一番最初に答えなければならず、結構つらかった。おまけに隣に座った人が、結構身振り手振りの大きい人で、なおのことプレッシャーがかかってしまった。とりあえず、それなりには解答できたと思うので、あとはそれがどう受け取られているかである。まあだめならだめでしょうがないだろう。

先ほどメールチェックをしていたら、モトローラのプロダクトマーケティング担当の方から英文でメールが届いていたので、面食らってしまった。そういえば数週間前、AVR Forumというページにあやしい(笑)英語で書き込みをしたので、おそらく私がそういう方面の人間だと勘違いされたのであろう(爆)。なにしろ内容が、モトローラのフラッシュメモリ搭載1チップマイコンは、小ロットでもコストが安いとか、そういうおもいっきりビジネス的なものなのである。メールの最後で、これからも製品情報を自動送信するかどうか聞いているのだが、まあ興味がないわけでもないので、送ってもらうことにしようと思っている。



2000/04/10 履歴書Writer

昨日はtkng氏、溝渕氏と一緒に池田の五月山まで花見に行って来た。栄町商店街で食料を調達し、五月山へと向かう。途中の道は、花見に行く人、帰る人でそこそこにぎやかであった。やはりここへ花見に来る人は多いようだ。私は確か小学生の頃、ここで親戚一同と花見をした記憶がある。そのときも人が多かったように記憶しているので、一応覚悟はしていたが、やはり人だらけであった。とりあえず人の少なそうな山の上の方へ登ることにする。しかしこれが意外ときつい。結局開けたところに出るまで10分以上山を登るはめになり、かなり汗をかいてしまった。それでも人は少なかったので(桜の木も少なかったが…)、ここで花見をすることにした。まあ花見といっても食べて飲んでしゃべってただけで、ほとんど桜なんか見ちゃいないという状況ではあったが、それはそれでとても楽しかった。その後五月山動物園に寄っていこうかということになったのだが、残念ながら着いたときには閉園した直後であった。仕方なくそのまま山を下り、帰ることになった。

今日は以前説明会に行った会社の一次選考会が行われた。朝8時半からというとんでもない開始時刻だったので、6時に起き、7時半には家を出たのだが、当然のごとく眠かった…。受付を済ませ、会場に入る。会場にはおよそ15人ぐらいの学生が集められ、まずはグループディスカッションが行われた。テーマは「私の就職活動」。とりあえず一度も発言しないというのはあまりにもまずいので、なんとか発言しなければならない。結局3回ぐらいは発言できたのでまあよしとしよう。その後例のごとく適性検査が行われ、選考会は終了した。

その後大丸に寄り、スーツを探すことにした。私は今1着しかスーツがないので、もう1着買おうと思っていたのである。けれどもあまりいいものがなかったので、結局近所のダイエーで紺のスーツを購入した。おそらく今着ているスーツの色違いであろう。ネームを入れてもらうので、1週間ほどかかるようである。

ここのところ、毎晩のように履歴書を書いている。履歴書といっても学歴だけでなく、趣味や特技、志望動機なども書かなければならないので、なかなかしんどい。間違えても修正液など使えないので、かなり緊張する。最近は慣れてきたので早く書けるようにはなってきたが、それでも1枚書くのに1時間は軽くかかってしまう。こればかりはコピーというわけにもいかないので、大変である。もっと多くの会社を回っている人はきっともっと大変なのであろう。やれやれである。



2000/04/07 だからスーツ暑いってば

今日は昨日書いた通り、某素材系の企業の会社説明会に参加してきたのですが、その後行われた面接、はっきり言って自信がありません。学生4人に対して人事担当者1人だったのですが、自分を十分アピールできなかったのが悔やまれます。うむむ、どうも昔からフリートークは苦手なんだよなぁ…。原稿あるスピーチならなんてことないのに。

その後大学に行き、履修簿(成績表)と時間割を受け取ってきました。大学に行くのは1ヶ月ぶりぐらいだったので、いつの間にか駅前のマンションが完成していたりして、ちょっとびっくり。スーツ姿で大学に入るのはかなりためらわれたのですが、よく見るとちらほらとスーツ姿の学生がいたので、ちょっと安心しました。で、成績ですが……うーん、マーケティング論は可か…。まあ2/5の日記で「いきなりつまづいてしまいました」と書いた科目だったので覚悟はしていたのですが、せめて良が欲しかった…。この科目、ヤマをおもいっきりはずしてしまって、穴埋め問題が全然できなかったんだよなあ。論述なら自信があったのに、ちょっとくやしい。まあ準備不足といってしまえばそれまでです。けれどもほかの科目はすべて優で通っていたので、こんなことで悩むのはちょっと贅沢かな…。さて、今期はどうしよう。講義いろいろ取りたいのですが、忙しくてそれどころじゃなさそうなので、ちょっと悩んでいます。潜ったほうが単位気にしなくていいから気が楽かなぁ?

その後家に帰ってくると、3/28に適性検査を受けた会社からメールが来ていました。どうやら一次面接に進めるようです。返事がなかなか来なくてかなり心配していたので、ほっとしました。ちょうどスケジュール的にもその面接の日だけぽっかりと空いていたので、運がいいというか何というか…。

ところで今、山崎まさよしがマイブームです。以前から好きだったのですが、先日アルバムを初めて借りてきて聴いてみたら、ますますファンになりました。歌がうまい、というのとはちょっと次元の違う、彼独特の個性的な歌い方がなんともいえません。とりあえずすべてのアルバムCDを借りてみようと思っています。



2000/04/06 桜

日に日に暖かくなってきていますね。家の前の保育園の桜も五分咲きぐらいになっていて、いよいよ春が来たんだなぁということを実感します。おそらくこの週末は、花見をする人が多いことでしょう。私はにぎやかな花見も嫌いではないですが、一人で昼間に服部緑地の桜のトンネルをくぐるのがいいなぁと思っています。忙しいので実行できそうにないのですが…。

しかし暖かくなってきたと言うことは、衣替えの時期だと言うことを意味します。けれども就職活動ではスーツが必須ですから、衣替えというわけにいきません。私は暑いのが苦手なのでちょっとつらいところです。夏用スーツという手もありますが、あれも大して涼しくないんですよね…。

就職活動といえば、明日は会社説明会と面接があります。履歴書は先ほど書き上がったので、後は持っていくだけです。面接、大丈夫だろうか…。



2000/04/03 合言葉

今日は朝から、先日電話をいただいた(3/30の日記参照)会社の面接に行ってきた。場所はわかっていたので10分前には迷わずにたどり着き、まずは受付へ。しかし受付には誰もいない。ふと受付の机の上を見ると電話が一台おいてあり、そこには「画面をタッチしてください」と書いてあったので、どうやらこれを使えばいいということに気づく。そこでその指示の通り操作をすると、電話口に会社の方が出られたので、先日電話してこられた方を呼んでいただいた。
しばらく待っていると事務の方が出てこられて、会議室に案内される。どこに座ればいいのか迷ったがとりあえず手近なソファに座ることにした。それにしてもこの待っている時間が一番緊張する。一体なにを聞かれるのだろう、ちゃんと受け答えできるだろうか、と不安になってしまう。10分ほどして、面接担当者の方が来られた。この会社はいわゆるリクルーター制を取っていて、今回の面接担当者は人事の人ではなく、営業部の人だ。まずは以前提出したエントリーシートの内容からいろいろと質問される。私は文系なのだが、エントリーシートは趣味の電子のことばかり書いてしまったので、どうして理系に行かなかったのかとさんざん聞かれてしまった。うぅ、そんなこと言われてもなぁ、物理と数学が苦手だったんですもん……。だいたい30分ほどそのようなことを話し、面接は終わった。終わってみて振り返ってみると、正直自信がない。まあ初めての1対1面接だったこともあるのだが、もうちょっとうまく受け答えできないものかと悩んでしまう。まあどちらにせよ、面接のいい練習になったと前向きに考えることにしようと思う。

その後いったん家に帰って着替えてからもう一度梅田に出、暦ちゃんと一緒に彼の新しい鞄を探しにLOFTまで行くことになった。私もそのうち新しい鞄が欲しいなあと思っていたので、一緒に見て回る。一通り見て、彼はあるリュックに決めたのだが、その色でさんざん迷っていた。私もこればっかりは好みを押しつけられないので横で眺めていたのだが、その気持ちは痛いほどよくわかる。結局決めたのだが、店を出ても「もう1つの方が良かったかなぁ」と気にしていた。
それからtkng氏と合流し、堂島へと向かう。行き先はもちろん、ムジカである。途中ワルツ堂(CD屋)やジュンク堂書店に寄ったりして、程良く疲れたところでムジカに到着。tkng氏はヌワラエリヤとキルシュケーキ、暦ちゃんはアフタヌーンブレンドとショートケーキ、私はカーカスウォードとレアチーズケーキを注文した。ちなみにカーカスウォードと言うのはセイロンティーの中では珍しい、フルリーフタイプのちょっと変わった紅茶である。フルリーフなので、味は他のセイロンティーほど濃くなく、さっぱりした感じがする。途中、tkng氏と暦ちゃんが2人とも茶こしを忘れて紅茶を注ぎ、葉っぱがカップに入ってしまうというハプニング(?)はあったものの、なかなか楽しい時間を過ごすことができた。帰りがけにムジカの葉っぱの中で一番安い、堂島ブレックファストの缶入りを購入し、家に帰ることにした。この堂島ブレックファスト、今飲んでいるところだが、まあ味は値段相応であろう。お金がないときには助かりそうである(笑)。

今日阪急で移動中にとあるホテルのレストランが出している広告が目に留まり、眺めていると、「予約された方にはもれなくワインをグラスサービスします。電話でご予約の際に、『阪急電車』とお申し出ください」と書いてある。するとこの予約をするときは、こんな感じになるのだろうか。ふぁんふぁんふぁん…(空想モード)。

「はい、○○ホテル、レストラン××でございます。」
「…阪急電車。」
「は?」
「…阪急電車。」
「…あの、どういったご用件でしょうか?」
―ぷつっ、ツー、ツー、ツー。

あ、あやしすぎる…。では、こんな感じであろうか。

「はい、○○ホテル、レストラン××でございます。」
「すいません、予約をお願いしたいのですが、よろしいでしょうか。」
「かしこまりました。お名前と人数、時間の方をお願いいたします。」
「えーと、○○と言いますが、○月○日の×時に3人でお願いします。」
「承知いたしました。」
「あっ、阪急電車ぁ〜〜〜っ!!!」―ぷつっ、ツー、ツー、ツー。
「……」

ちょっとどうかと思います(←おまえがどうかしとるわい)。



2000/04/01 夢の中 友を見送る 卯月なり

今日、友人のK.Tatsumi君が永遠の世界…じゃなかった、三重県へと旅立ちました。伊勢市内にある大学に入学するためです。早朝の出発だったので見送りはできませんでしたが、前日チャットでお別れの言葉だけはかけることができました。向こうでは寮に入るそうなので、しばらくはチャットにも来られないでしょう。ま、自分が決めた大学ですから、しっかり勉強してきて欲しいと心から願っています。3日で帰ってくんなよ〜(笑)。お別れといっても、伊勢から大阪までは2時間もあれば帰ってこられますから、これからも会う機会はちょくちょくあるでしょう。

昨日は飲み会でお酒が入っていたので、今日は正午過ぎまで寝てしまった。その後起きて昼ご飯を食べていると、なぜだか無性に外出がしたくなったので、思い立ったが吉日、ふらっと甲陽園まで行くことにした。
まず阪急で十三まで出、神戸線の特急に乗って西宮北口でいったん下車、向かいの各駅停車に乗り換え、次の夙川で甲陽線に乗り換えである。甲陽線は単線で、3両編成の電車がワンマン運転をしている。甲陽線のホームは線路の向かいに花壇があったり、鯉の泳ぐ小さな池があったりと、なかなかしゃれた作りになっていた。程なくして電車が到着したので、先頭車両に乗り込む。2分ほど停車した後、電車は出発。だいたい座席がいっぱいになるぐらいの乗車率だった。
次の駅は苦楽園口である。ここでほぼ半数の乗客が下車。駅を出ると夙川の鉄橋にかかるのだが、川べりにはたくさんの人がキャンプやらなんやらをしている姿が見られた。このあたりは桜の季節になると綺麗な景色が広がるらしいが、桜の開花はもう少し先である。それから電車は左にカーブを切り、曲がりきったところが終点の甲陽園である。そう、甲陽線は夙川を入れるとたった3駅しかないのである。その辺に惹かれて、少し前から乗ってみたいと思っていたので、今日ようやくその目的を果たすことができた。
甲陽園を一言で表すならば「滝のない箕面」といった感じであろう(笑)。駅を出ると、山の手に住宅が点在しているのを見ることができる。特にこれといって目的地は無かったので、なんとなく近くの道を歩くことにする。駅の前はもう早速急な上り坂になっていて、さらにその上には階段が続いていた。階段を上りきると車道になっていて、さらに上方に住宅地が続いている。「うわ、あんなとこまでよう上らんわ…」とか思いながら道なりに坂を上っていく。途中とんでもない勾配の坂があったが、それでも息を切らしながら上る。ふと振り返ると、駅が下の方に小さく見えていた。どうやら気づかない内にかなりのぼってしまったようだ。このあたりはいわゆる高級住宅地である。門の両脇にライオンの像が立っていたり、家の駐車スペースが何台分もあったりして、長年マンション住まいの私は目がくらみそうである。また途中には「甲陽園の景観を守ろう」とかいう看板が立っていて、このあたりにもマンション建設の波が押し寄せているのがよくわかる。現に駅近くでは新しいマンションが続々と建てられているようだった。だいたいこのあたりの様子はよくわかったので、そろそろ下に降りることにする。道が迷路のようなので一瞬迷いそうになったが、下り階段を見つけたのでひたすら降りる。階段を下りてから、今下りてきた方を見上げるとかなりの高さがあり、この階段を再び上る気はしなかった。階段を3つぐらい下りると、先ほど通ってきた道に出た。上りは大変だったのに、下りはあっという間だ。なんだか拍子抜けしてしまう。そのまま駅前通りに出て駅へと向かう途中、しゃれた喫茶店があったので入ろうかなと思い中をのぞくと、女性客が大勢いたのでさすがにためらってしまった。ケーキがメインのような感じで、もしかすると有名な店なのかもしれない。そうこうするうちに駅にたどり着き、夙川へと戻る。
夙川から再び各駅停車に乗り、今度は御影で降りる。実は家を出る前に紅茶のおいしい店を調べてきたのだ。目当ての店は2軒あったので両方回ったが、片方は高級感漂う店でちょっと入るのがためらわれたため、もう一軒の方に入ることにした。御影駅前の「ティーハウス ガウハーティ」という店である。店に入ると人の良さそうなおじさんが迎えてくれた。どうやら葉っぱはムジカの物を使用しているようである。ディンブラとワッフルを注文し、しばし待つ。店内は小さいながらも明るい雰囲気で、オープンキッチンのため、紅茶を入れる様子がよく見えた。ワッフルも焼いているところを初めて見た。そうかあ、ワッフル焼き器というのがちゃんとあるんだなぁ…。まずポットでディンブラが出されたが、カップは3分ほどたってから出された。要するに紅茶をカップに注ぐのにちょうどいい時間でカップを出しているわけである。続いてワッフルも出され、早速いただくことにした。ワッフルは紅茶屋カン月でよく食べるのだが、カン月のワッフルにはガムシロップが出されるのに対して、ここのワッフルにはメイプルシロップが出された。メイプルシロップで食べるワッフルもなかなかのものである。それにここのワッフルは、マスターもおっしゃっていたが生地が結構さくさくとした独特のもので、これがまたいけるのである。ディンブラもおいしくいただいた。というわけでこの店はなかなかおすすめである。まあ私は御影に行くことがまずないので、なかなか行けないであろうが…。
店を出たところで時計を見ると、もう5時半だったので、そろそろ家に帰ることにした。バスに乗って阪神電車で帰ろうかとも思ったが、バスが出たところだったので、素直に阪急で帰宅した。

今日はえらく長文を書いてしまいました。読むのつらかったかもしれませんがお許しを。といいますか、もっとおもしろおかしく書きたいんだけどなぁ、私の文章作成能力がそこまでないのです…。





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